店舗情報
- 店名
- 柴崎亭 つつじヶ丘本店
- 住所
- 東京都調布市西つつじヶ丘3-25-52
- 営業時間
- 平日11:00~14:00 17:00~22:00 土曜日・日曜日・祝日:11:00~20:00(通し営業になります)
- 定休日
- 定休日なし
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
公式サイト
その他の掲載サイト
紹介するのはこんなお店です
柴崎亭は2011年に調布市で創業し2017年にはミシェランガイドビブグルマンを獲得しています。
ラーメンは魚介と鶏ガラをベースにした澄んだスープが特徴的で、無化調、無添加のシンプルながら素材の良さと丁寧な調理が感じられる一杯を楽しめます。
東京を中心に複数のラーメン店舗を展開されています
柴崎亭

京王線のつつじヶ丘駅北口から徒歩1分ほどの線路沿いにあります。
外に待機用のベンチが用意されているのは、何よりも人気店の証拠です。
駐車場
都内にある店舗で駅近なので、店舗専用の駐車場はありませんが、すぐ隣にコインパーキングがあり、車での来店も心配ありません。
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店内

店舗左側から入店し、飲食後の出口は左右の2ヶ所になります。
席はカウンター席のみ10席で、決して広いとは言えません。
席の間隔も広めに取られているので、広さの割には狭く感じることはありません。
メニュー・券売機

残念ながら店内外でメニュー表は見当たらなかったので、券売機で直接見て決めるようになります。
ラーメンは、中華そばと煮干しそばの2種類があり、それぞれにワンタンなどのトッピングがあり、追加のトッピングはありません。
限定ラーメンも頻繁に提供されているので、気になる方は公式Xアカウントなどでチェックしてください。
サイドメニューはご飯物で、焼豚や卵かけご飯など、5種類ほどがありました。
焼豚どんぶり御飯

数種類あるご飯物から、焼豚どんぶりをチョイスしました。
少し大きめの茶碗なので、ラーメンと合わせて食べると丁度良い満足感を得られました。

焼豚に味噌風味のタレ、葱とワサビがのせてあります。
タレは濃厚で白胡麻などの風味もあり、和風テイストな印象を受けます。
レア焼豚はシットリ食感で、タレやワサビとも非常に合い、御飯が美味しく頂けました。
ワンタン皿

料理が目の前に運ばれると、8個ほど入ったワンタンのボリュームに、思わず唸ってしまいました。
葱がかけられ、少し深めの皿に、タレとともに浸かっています。

ワンタンは薄めの自家製皮で、鶏肉をつかった餡が団子のように包まれています。
上品な味付けの醤油タレとともに、チュルチュルとした食感で、ワンタンが口の中に滑り込んできます。
塩煮干しわんたんそば

ラーメンが目の前に置かれると、煮干しの風味が漂ってきます。
表面にはオイルが浮かびキラキラと輝くようで、マンガで表現されたのなら、きっと強い光を放っているのでしょう。

太く厚めに切られたメンマは、ほど良い柔らかさでシコシコとした食感が美味しいです。
味付けは強めの甘さで、ラーメン全体の中でアクセントとして際立ちや主張感がありました。

ワンタン皿を食べたのに、わんたんそばを注文する、Wワンタンのミスオーダーを犯してしまいました。
それでも、スープとの相性も抜群で、食感や味も変化するので、ワンタン皿とは全く違った一面を見せ、スープに溶け込むように柔らかさが増しています。

チャーシューは画像に写っているのが全体の半分ほどで、実際にはこれの倍くらいの大きさが折り畳められています。
チャーシューには豚肩がつかわれ、低温調理された表面には赤身が残っています。
とにかく絶品で味付けなども最低限だと思いますが、旨味の引き出し方にレベルの高さを感じます。

麺は中細のストレート麺がつかわれ、麺そのものに美味しさがあります。
シコシコした歯ごたえが心地良く、噛み心地、口に入れてから喉越しまで抵抗感なく通り抜けていきます。

スープを最初に口にすると、強く上品な甘みが口の中に広がり、後から追いかけるように煮干しの風味が鼻を抜けます。
エグさや臭さなどが徹底的に排除された煮干しの風味には、和風出汁のような洗練された感すらあります。
表面に浮かぶオイルは、香り付けにつかわれているようですが、口にまとわりつく感じも無く、コクの深さを足してくれます。
あとがき
柴崎亭さんは2002年に現在の場所で創業。瞬く間に人気店へとなり、食べログラーメン百名店を受賞するなど、ラーメン激戦区の東京においても安定的な評価を得ています。
最初の出会いは、埼玉の所沢にあるラーメンWalkerキッチンで、出身店主の鳴神食堂さんとのコラボでした。鳴神食堂さんの実店舗へ行く機会があったものの、柴崎亭さんへは念願の来店でした。
味の感想としては「旨い」の一言に尽きます。素材のこだわり感などもそうですが、チャーシューにしても、ワンタンにしても、構成しているどれもに洗練された印象を受けます。
柴崎亭出身店主による店舗も増え、8店舗まで拡大するなど、東京のラーメンを牽引し、これからも目が離せないお店です。