支那麺 橋悟(はしご) 本店の情報
- 店名
- 支那麺 橋悟(はしご) 本店
- 住所
- 東京都中央区銀座6-3-5 第二ソワレ・ド・ビル 1F
- 営業時間
- 月・火・水・木・金 11:00 - 05:00 土・日・祝日 11:00 - 21:00
- 定休日
- 食べログに記載なし
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
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掲載サイト(SNS等)
支那麺 橋悟(はしご) 本店

東京メトロ丸ノ内線や日比谷線の銀座駅から徒歩3分ほどの数寄屋通り沿いにあります。
銀座にあるラーメン屋にしては地味な外観で、最初はちょっと入りづらいきらいがある。
店名は多くのサイトなどでは「はしご」と平仮名表記されているが、「橋悟」が正式で、創業者が「橋悟(はしさとる」さんに由来する。
店内

間口が狭い入口から入ると、狭さよりも開けた空間にずっと奥までカウンター席が続いている。
店内は活気に満ちているよりも落ち着きがあり、ゆっくりと食事が楽しめます。
席はカウンター席のみ24席で、席の間隔は狭いものの、気になるほどではありません。
メニュー

ラーメンは担々麺と醤油の2種類があり、それぞれにザーサイや太肉、排骨などのトッピングがあります。
看板メニューの「担々麺」は、メニュー表記も店員さんの呼称も「だんだんめん」で、これは中国発祥の汁無し「担々麺(タンタンミェン)」との違いによるもの。注文の際に「たんたんめん」と言うと、言い直されてしまいました。

担々麺と醤油のラーメン以外にも、冷やしそばが3種類が用意されています。
サイドメニューには焼売と餃子があるが、餃子は平日15時以降、土日祝は終日となっています。
ザーサイや棒々鶏などのおつまみ系があり、ビールや日本酒のアルコールとともに楽しめます。
焼売

焼売はセイロで蒸されアツアツの状態で提供されます。
1人前は4個で1つ1つがかなり大きいので、ラーメンといっしょに食べるとかなりボリューム感があります。

豚の上肩ロースと上豚バラ肉がつかわれ、玉葱などの混ぜものは無くかなり肉々しい味わいです。
残念なのは、アツアツで提供されるのは嬉しいのですが、ずっと蒸された状態で、周囲の皮がボロボロになってしまっています。
排骨担々麺
真っ赤に近いような色合いのスープの担々麺に、カラッと揚げられた風貌の排骨が入り、チンゲン菜が添えられています。
看板メニューの担々麺の中でも排骨トッピングは群を抜いて人気のようで、お客さんの半分は注文している印象です。
※醤油ラーメンと共通の具材があるため、レビューはそれぞれに書いてあります。
排骨は短時間に高温で揚げられ、薄めの衣ながらカリッとした歯ごたえが特徴的です。
つかわれている豚バラ肉はカレー風味で下地が付けられ、スープが染み込み濃厚な味わいが生み出されています。

スープの見た目は真っ赤でいかにも「辛そう」な雰囲気を醸し出し、辣油や芝麻醤で覆われています。
表面の赤い層を抜けると、ピュアな醤油のスープが現れ、表面の赤い層や排骨がスープと合わさり、絶妙な風味を醸し出しています。

はしごではラーメンを注文すると店員さんから「ご飯はいりますか?」と聞かれ、終日無料でお代わりし放題のサービスです。
担々麺を注文されるお客さんの大半はライスを注文し、ラーメンといっしょに楽しんでいます。
太肉麺
「太肉」は豚バラ肉の角煮をタレで煮詰めた塊肉が多いのだが、こちらではチャーシュー麺になっていました。
チンゲン菜にチャーシューのシンプルなトッピングは、どこか中華料理屋さんのラーメンを思い起こします。

懐かしい見た目のチャーシューで、固めの食感を想像していたのだが、レンゲで持ち上げようにも、ホロホロの肉は解れてしまいます。
肉厚でシットリとした肉の合間にスープが染み込み、チャーシューの美味しさがさらに増している。

麺は担々麺と同じ細いストレート麺がつかわれています。
細麺独特のしっかりとしたハリがありつつ、スープとも良く絡みスルスルとした喉越しも美味しい。

懐かしい見た目そのままに、スープには鶏ガラをつかっています。
タレの醤油はハッキリとした味で、丸みのあるまろやかさを持ちながらも強い主張があります。
あとがき
はしごさんの「担々麺」のルーツは、日本に担々麺を紹介した日本における四川料理の父「陳建民」さんにまで逆上る。陳建民には息子の陳建一とともに一番弟子の久田大吉さんがいた。その久田さんのお店で味を受け継いだのが、はしご創業者の「橋悟」さんです。つまり日本におけるピュア担々麺のルーツを受け継いだ味ということです。
「辛いものはクセになる」とよく言われるが、こちらの担々麺はまさにそういった中毒性を持ち合わせている。意外にも醤油ラーメンを食べたことで、その味のレベルの高さを実感できた。














































