外観
京橋と銀座を分ける首都高速の高架横にある飲食街の一角にあります。
最寄り駅は、東京メトロの京橋駅、銀座一丁目駅もしくは、JR有楽町線などがあります。
店舗はビルの2階にあり、ビルの内階段をつかって2階に上がれます。
ランチタイムは階段にまで待ち客が出るそうで、ディナータイムが狙い目です。
店内
BARを居抜いたようなレイアウトで、こぢんまりとした印象です。
インバウンドのお客さんも多いようで、店内には英語表記が多く見られました。
席数はカウンター6席、テーブル10席の全16席です。
メニュー
スープカレーの基本となるスープは、オリジナルや豆乳など、全4種類です。
具材はシンプルな単品から、セットのようなものまで、全10種類です。
辛さは10段階まで選ぶことができ、5段階目の激辛までは追加料金無しです。
ライスは(小)、(中)、(大)の3種類で、(中)までは追加料金なしです。
比較的に注文が難しいスープカレーですが、入口にメニューが置いてあり、メニューの表記も注文順なので難易度は高くありません。
特選チキンと12種の野菜カレー
野菜をたっぷり食べたかったのもあり、「特選」でお願いしました。
スープカレーはラーメンどんぶりのような器なので、けっこう食べごたえありました。
ライスは追加料金なしの中(170g)です。
お米は日本米のみで、カレーに合わせた水分少なめの炊き加減が好みでした。
丁寧にサフランで味付けされ、風味がしっかりと感じられました。
とにかくボリューム感があったので、食べ切れるか心配になるほど。
メニューに「特選」って書くだけのことはあって、お得感がありますよ。
入っている野菜は全部で12種類。ナス、ジャガイモ、カブ、オクラ、ブロッコリー、ヤングコーン、ニンジン、タマネギ・・・。
途中から数えるのも諦めるくらい、店員さんの盛り付けも大変そうでした。
野菜は火が通されていたり、茹でられたりと、具材によって最適に調理されていました。
ブロッコリーはしっかりと火が入っていたり、食感や味が楽しめるので、飽きることがありません。
スープの中からは、骨付きのチキンレッグが出てきました。
長時間煮込まれているようで、解れも良く、スープカレーの旨味が染み込んでいました。
スープは条件反射的に「トンコツ」、辛さはスタンダードな「3」でお願いしました。
まろやかな味付けのベースのスープカレーは食べやすく、スパイス感がけっこう強めに効いているので、正統派のカレー好きでも満足できそうです。
半熟玉子とチキンレッグをサフランライスにのせて、一気にかけこみます。
野菜、チキン、スープ、サフランライスと、4段階で楽しめるので満足度もけっこう高めです。
あとがき
札幌ドミニカさんはもともと北海道で1999年創業され、銀座店は2006年に東京1号店としてオープンしました。オープン時には東京からスタッフを派遣し、北海道のシェフを呼び本店の味がブレないようにしたそうです。
「特選」を注文して正解と思えるほどのボリュームと味で、ベースのスープカレーはもちろん、野菜の1つまでこだわり感があります。中でも骨付きチキンレッグの完成度は高いです。
舌の肥えた銀座の地で、20年お店が続いているのも納得の味です。