外観
神田エリアの中でも、名店が立ち並ぶ「すずらん通り」から、一本路地裏に入ったところにあります。
最寄り駅は、JR中央線・総武線の御茶ノ水駅、都営地下鉄の三田線、神保町駅、東京メトロ半蔵門線の神保町駅などがあります。
店舗前には、昔懐かしいショーケースとロウの食品サンプルが並んでいます。
店内満席時で列が伸びたときは、お店の前に3列に並ぶようになっていました。
店内
店内は狭く、通りは1人がやっと通れるくらいです。
席は、両側にあるカウンター席のみ、全15席となっています。
メニュー
メニューは大きく分けて、カレーと定食となっています。
オーソドックスなカレーと、定食はしょうが焼きが基本となっていて、追加のトッピングで値段が変わってきます。
13時からは、コロッケなどのトッピングメニューを単品で注文することもできます。
クリームコロッケ
ディナータイムにお邪魔したので、単品でクリームコロッケを注文しました。
別皿での提供で、キャベツが添えてありますが、本店の時はナポリタンもあったので、少し寂しい気分です。
それでも、味は本店そのままという感じで、サクサクな衣と、ほどよい甘さのクリームが絶妙に美味しいです。
カツカレー
キッチン南海さんと言えば。というくらいにお店ではほとんどのお客さんが注文するカツカレーです。
とにかくお皿が大きく、料理が到着するとボリューム感に圧倒されます。
ルーは洋食系のお店の中でも、スパイシーさが強い味付けです。
見た目は茶色から黒寄りくらいで、独特の味がテンションを高めてくれます。
カツは150gくらいで、ご飯とルーに合うボリューム感です。
クリームコロッケ同様に、衣はしっかりと揚げたてサクサク食感で、中のカツにはしっかりとジューシーさが残っています。
あとがき
神田・神保町エリアと言えば、有名な料理屋さんも多いが、それ以上に東京グルメの発信地にもなっていて、舌の肥えたお客さんが多いエリアでもあります。
その中心地的なのが「すずらん通り」ですが、そこで毎日のように行列を造り続けていた名店「キッチン南海」が閉店になることを知った。ビルの老朽化と店主の高齢化が原因でした。もう二度とあの味は食べられないのかと思うと寂しいのだが、ある日、「キッチン南海が神保町に復活した」との知らせを受けました。
現在は、本店料理長の親族が独立、最後の暖簾分け店として、キッチン南海の名前を守っている。訪問時に見た行列で、またあの味を食べることができるのだと安心しました。
店舗情報
- 店名
- キッチン南海 神保町店
- 住所
- 東京都千代田区神田神保町1-39-8 ハウス神保町 1F
- 営業時間
- 11:15~15:00 17:00~19:30 (売り切れ次第終了)
- 定休日
- 日曜日、祝日
- ジャンル
- 洋食