外観
都営地下鉄新宿線など各線の「神保町」駅から徒歩1分ほどの場所にあります。
店舗はビルの地下一階にあるので、緑色のメニュー看板を目安にしてください。1階は画廊になっているようです。
店内
地下へのスロープを降りると、沖縄料理屋さんと共栄堂さんがあります。
店内は喫茶店のような感じで、老舗のカレー屋さんという感じにはおおよそ見えません。
座席は、4人掛けのテーブルが15組ほどあり、全60席と広めです。
シートも革張りのような感じでゆったりとしていて、学生などは長居しているみたいです。
メニュー
メニューはシンプルにカレーが、ポーク、チキン、エビ、ビーフ、タン、ハヤシの6種類です。
基本のポークは950円なので、まぁ都内のカレー屋さんとしては妥当かなぁという感じです。
その他にも、サラダや焼きりんごなどもあります。
焼きりんごはグルメな友人曰くオススメなので、ぜひとも食べたかったのですが金欠なので、次回のお楽しみということで。
卓上調味料
カレー屋さんだけあって、基本のらっきょうと福神漬けもちゃんとあります。
コーンスープ
入店して、席に着くなりアツアツのスープが来ました。
白濁のスープなのでチキンスープかなぁ?と思いきや、飲んでみるとコーンスープです!
味はかなり濃厚でコーンの味が凝縮された感じですが、サラサラとした飲みごたえと、素朴な味は非常に飲みやすくて美味しいです!
ポークカレー
初来店だったので、お店で1番人気だと思われる、ポークカレーを注文しました。
ご飯を(中)にしましたが、量がハンパないサイズ感で、ちょっと注文を後悔するくらいでした。
ご飯もちゃんとカレー用に水分少なめで、パサパサしない程度の良い感じで炊かれています。
濃いめのルーの味を見事にご飯の甘みが中和して共栄堂のカレーとして完成されます。大人な感じが美味しい。
ルーはカレーポッドに並々と注がれ、量は申し分ありません。
一見すると洋風のカレーのようにも見えますが、全然違います。
ルーには黒い粒々があるのですが、食べても全く粉っぽさがありません。固形というよりスープのようなルーです。
味は単純に濃いというよりも、大人な感じの辛さと深みと、濃さを兼ね合わせたようなルーで美味しいです!
ルーの奥までスプーンをいれると、ポークがゴロゴロと入っています。ルーだけのカレーとは違いポークの量もかなりなものです。
ポークはどれもかなりの柔らかさ! スジもしっかりと取られているので、口に入れると、とろけてしまうような感じすらあります。
あとがき
カレーは文句なく美味しいです! いや美味しいというよりは、欧風でもなく、日本風でもなく、スマトラカレーという正直食べたことがないカレーが、他のお店にはない個性として、美味しいと受け入れられるという感覚です。
それに加えて、入店して着席するとすぐに出てくる「コーンスープ」。カレーも注文して5分と立たずに運ばれて来るというスピーディーさ! 若い男性がウェイターをしていましたが、上品で無駄のない動きにも非常に感心しました!
BGMが流れ、独特のお店の雰囲気はさすが、神田で長年構えるだけはあると納得してしまいます。