焼鳥6本|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

【伊勢廣 京橋本店】創業1921年。東京駅すぐの焼鳥の名店

  • 焼鳥2023|食べログ百名店

東京駅近くの京橋にあり、創業百年以上の老舗の焼鳥店「伊勢廣 京橋本店」さんに食べ歩きでお邪魔して、実食したレビューを掲載しています。

Published on: 2023/12/07

外観

外観|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

JR東京駅の八重洲中央口から出て徒歩5分ほどのビルの合間にお店はあります。

周囲には焼鳥屋さんが軒を連ねるなど、京橋独特の雰囲気を味わえます。

看板|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

店内含め、さまざまな場所には、漢字の「鳥」をモチーフにした屋号があしらわれています。

店内

カウンター席|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

建物は4階建てで、1階は日本橋高島屋店で提供される料理を焼いていて、満席時には10席ほどの待ち席が用意されます。

2、3階は食事席で、調理は2階、3階は食事のみとなっています。

2階は多くのお客さんで賑わっていて、案内された3階は少しばかり雰囲気は寂しい感じです。

座敷席|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

1人客はカウンター、複数客は周囲を取り囲むような座敷席へと案内されます。

席は全部で80席と、けっこうな人数が入ることができます。

メニュー

メニュー|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

ランチタイムにお邪魔したので、ランチメニューになります。

焼鳥丼と焼鳥定食の2種類で、提供される焼鳥の数で価格が変わってきます。

メニュー2|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

裏面には、写真つきのメニューがあります。

焼鳥9本のランチコースなども提供されていました。

焼鳥定食

6本定食|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

丼と悩んだん末に、食べたい焼鳥があったので、定食の6本をお願いしました。

定食には鶏スープ、ご飯、お新香が付いてきます。

串付きの焼鳥なので、専用の焼鳥フォークが付いてきますが、お店のオリジナル商品だそうです。

鶏スープ|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

味気ないグラスが気になりますが、スープはスッキリしていて、染みる感じが美味しいです。

ご飯|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

ご飯はお茶碗に少なめに盛られていますが、定食はお代わり出来るとのことです。

個人的には、好きな硬さで、丁度良い感じに炊かれています。

焼鳥6本|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

焼鳥は、砂肝、団子、皮身、ささみ、もも肉、葱巻の6種類です。

皮が食べたかったので、6種類にしたのですが、常連さんは「あれはこれに」と、焼鳥の変更ができるようです。(以前の口コミには無料とありましたが、現在は不明です。)

焼鳥は肉身が大きく、どの種類も1本のボリュームを感じます。

焼鳥|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

砂肝 噛み締めた瞬間にプチっと感というか、肉の張りが違うのを実感できます。

団子 一般的に言う「つくね」ですが、食べた感じはパッサリとした感じ。「?」と思っていたら、繋ぎを一切使っていないそうで、まさに「技術」という一品です。

皮身 脂がしっかりと閉じ込められていて、炭火焼きの風味と脂の甘さが非常に美味しいです。

焼鳥2|東京 京橋 伊勢廣 京橋本店

ささみ 絶妙な火入れで、ささみとは思えない脂身にも似たような、美味しさも感じます。

もも肉 焼鳥の醍醐味はやはり、もも肉だと感じさせてくれるジューシーな一品で、大きめに切られ食べごたえ感も美味しいです。

葱巻 もも肉と構成はほぼ変わりませんが、醤油を感じさせるタレの絶妙さが美味しかったです。

あとがき

創業は大正十年(1921年)で、百年以上の歴史を持つ老舗焼鳥店です。現在は三代目主人が店を切り盛りし、創業者の祖父が、鶏肉の小売店としてスタートさせたそうです。

焼鳥は火力の強い姥目樫(ウバメガシ)備長炭で焼かれていて、煙を十分に纏わせていて風味も良いですし、焼き目も実に見事です。タレも甘すぎず、辛すぎない絶妙さを持ちつつ、奥に醤油を感じる和の味です。

場所柄、ビールを片手にという感じではないものの、上品なコースの焼鳥をしっとり食べるのも良いものです。

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