北大塚ラーメンの情報
- 店名
- 北大塚ラーメン
- 住所
- 東京都豊島区北大塚1-14-1
- 営業時間
- 月・火・水・木・金・土 11:00 - 14:00 17:00 - 22:00
- 定休日
- 日・祝日
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
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掲載サイト(SNS等)
北大塚ラーメン

JR大塚駅の北口から巣鴨方面に5分ほど歩いたところにあります。
店舗は赤テントで隣同士の2店舗ですが、入口は向かって左側になります。
満席の場合、特に記帳するものなどは無く、お客さんが出てきたら順番に入店していきます。
店内

入店すると中央に厨房、それを取り囲むようにカウンター席が並んでいます。
スタッフは全員アジア系の方ですが、日本語なども上手で問題はありません。
席はカウンター席8席、テーブル席16席の全24席です。
券売機・メニュー

入店してすぐのところに券売機が設置してあり、食券を購入して席に案内されてから手渡します。
残念ながらメニュー表などはありませんが、シンプルな構成なので券売機を見ただけで分かります。
ラーメンの種類は、ノーマルのラーメンと激辛ラーメン、それぞれにチャーシュー麺が設定された全4種類です。
麺の量は(並)150g、(中)200g、(大)300gの量があり、追加でのトッピングも長ねぎやメンマなど6種類があります。
チャーシュー麺

チャーシュー麺が有名ということなので、注文してみましたが、麺が見えないくらいにチャーシューの海と化しています。
ラーメンの丼は小振りですが、並々と注がれたスープで、けっこうなボリュームがあります。

食べ進めると中から半分の玉子が出てきたので、まるで宝探しのような気分です。
醤油味のスープの中で黄身の甘さが染みて、本当に普通の玉子なんですけど妙に美味しく感じられました。

一面を覆い尽くすように盛られたチャーシューは、10枚いや20枚はあろうかというくらいの量です。(数えた人がいましたが13枚だそうです)
薄く切られているもの、脂肪と肉身がバランス良く入ったバラ肉で、ホロホロとした柔らかい食感が美味しいです。
脂身の甘みと醤油の塩辛いスープがバランス良く、食べ進められます。

麺は中太の縮れ麺が黄色に染まったと思いきや、スープの色に染められています。
若干硬めに茹でられていることもあってか、ワシワシとした食感が何とも言えない旨さを出しています。

ラーメンでつかわれているスープは、極端なインパクトは無いものの、チャーシューの煮汁や脂なども溶け出し、唯一無二のものになっています。
動物系や魚介系など複雑な具材が絡み合いながらも、シンプルな醤油味にしか感じさせないように昇華させているところに、技術の高さを感じます。
あとがき
JR大塚駅から徒歩5分。立地は良いし、何よりチャーシュー麺のインパクトの強さに惹かれるものがありました。
味は「シンプル」という言葉が1番合っているかのように、作り込みの素振りを見せないで、どこか「大衆の味」を演じているような感があります。
1つ言えば客の質が酷いこと。店員さんのいうことは聞かない、席に大股開きで陣取る、食べ終わっても退店しないなどなど。お店はお客を選べないのが辛いところではありますが。
店主はモンゴル出身の方ですが、これだけ日本のラーメンに即した味を作り出す技術は相当のものに思えます。