店舗情報
- 店名
- dancyu食堂
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅 グランスタ八重北 1F 八重北食堂
- 営業時間
- 11:00~23:00
- 定休日
- 無休
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- 和食
店舗所在地
公式サイト
関連サイト
その他の掲載サイト
紹介するお店のサマリー
dancyu食堂は、2022年4月にJR東京駅の新施設「グランスタ八重北」内にオープンしました。
食いしん坊のための雑誌「dancyu」が初めてプロデュースした飲食店で、コンセプトはコンセプトは「毎日通いたくなる」食堂で、運営はCLASSIC INC.が担当しています。
季節の食材や生産者の思いを大切にし、毎日食べたくなるような味わいを目指しています。
グランスタ八重北食堂

JR東京駅直結のグランスタ1階にある八重北食堂内にあります。
グランスタ内の飲食スペースは、B1が「黒堀横丁」、1Fが「八重北食堂」、2Fが「北町食堂」と、訪れる階によって名称が異なります。
こちらの店舗はJR駅内ではないため、普通乗車券の場合、改札を出ないと利用できませんので、ご利用の際はご注意を。
dancyu食堂

店舗入口には暖簾が掛かった和テイストで、ゆったりと食事ができそうです。
グルメ雑誌「dancyu」でお馴染みのロゴがあるので、近くに来ればすぐに分かります。
満席時は、店舗正面入口から向かって左方向に列を作りますが、ランチタイムの回転率は早く、ディナータイムはお酒を飲まれる方がいるため、それほど回転は早くありません。
店内

大きなカウンターが円形のように広がり、それを取り囲むようにテーブル席が設置されています。
カウンターにレンガが貼られたり、ところどころに木を使っていたり、古き良き食堂というよりも、モダンなデザインです。
席はカウンター席、テーブル席合わせて、全26席です。
メニュー

定食と一品料理が数種類ラインアップされています。
定食は生姜焼き、焼売、鯵フライの3種類、本日の小鉢と期間限定の季節の定食があります。

一品料理は、お酒のおつまみになるような料理が多いようです。
お酒も、ちょっとした居酒屋くらいの種類があるので、長距離の移動前や仕事終わりの立ち寄りにも利用できます。
ポテトサラダ

小さなお皿に山型で盛られ、ボリューム的にはお酒のおつまみや一品料理としては十分です。
ジャガイモの形が比較的しっかりとゴロゴロとした食感が印象的で、味付けはあっさり目です。
鯵フライ定食

定食は小鉢、お新香、味噌汁、ご飯などがセットになっています。
小鉢やお新香などは作り置きですが、メインは注文を受けてから作られているので、多少時間が掛かります。

お新香は白菜の浅漬けで、さっぱりとした味付けで、臭みやクセもなく、非常に食べやすくて美味しい。
細かいところに気を遣うあたりは、グルメ雑誌ならではのプロデュースらしい。

小鉢は、ひじきの煮物とふりかけです。
ひじきの煮物の味付けは、それほど濃くないので食べやすい。
ふりかけは調理で出汁を取った鰹節などをつかい作られているようで、味付けも風味も良くご飯にも合いました。

お味噌汁の具材はシンプルにあおさと葱です。
カツオ節・さば節・イワシ・昆布・椎茸の出汁に、江戸甘味噌・仙台味噌・東松島長寿味噌を合わせて作られています。
具材が多いため、あまり感じたことがない複雑な味で、飲んでいるだけで楽しくなります。

ご飯は岩手県陸前高田市産の「たかたのゆめ」ブランド米を、羽釜で炊き上げています。
お米はしっかりとした歯ごたえがありつつ、甘みと美味しさがしっかりと伝わってきます。

想像していたよりも大きめなサイズの鯵フライで、非常に食べごたえがあります。
鯵は水揚げ日本一の長崎・松浦の根付きものがつかわれ、軽く塩を当てて水分を適度に抜いた後、揚げられています。
衣は薄めに付けられ、強めの火でカリカリと感じるほどサッと揚げられています。
身自体はそれほど厚くありませんが、素材の味は美味しく、フライ独特の香ばしさと、旨味をしっかりと感じられます。

フライにはタルタルソースが添えられ、玉葱などの食感を活かしつつも、まろやかな味付けがフライにも良く合いました。
焼売定食

焼売5個に定食の小鉢やお味噌汁、お新香などが付いてきます。
焼売は肉焼売2個と野菜焼売3個の2種類が入っています。

焼売の1つ1つが、かなり大きく、ひと口では頬張れないほどです。
肉焼売は、3種類に挽き分けた国産豚がつかわれ、⾁のゴロゴロとした⾷感を楽しめます。
野菜焼売は、⽩菜やキャベツなどの優しい⽢みがあり、お肉とのバランスも良い。
本日の小鉢定食

本日の小鉢定食は、1日30食限定ですが、滑り込みで注文することができました。
通常定食に付いてくる小鉢に加え、マカロニサラダ、焼売、トマトサラダなどが付き、鯖の塩焼きがメインとなっています。

鯖の塩焼きだけでも、十分ご飯のおかずになりそうですが、一品料理として提供されているマカロニサラダなども付きます。
野菜などの食物繊維など、1食でも十分にバランスが取られています。

提供される内容は、店内の黒板にて確認できます。
小鉢は毎日のように変わるので、何が出てくるかというサプライズ感もあります。
あとがき
dancyuと言えば、グルメ雑誌として有名で、編集長の植野広生さんはテレビなどのメディアにも良く出ているので、御存知の方も多いでしょう。お店はdancyuがプロデュースするカタチで、食堂などの飲食店を複数運営するCLASSIC INC.が実際の店舗運営をしているそうです。
味は、食材からdancyuらしいこだわりを感じつつ、どの料理の味も美味しいと思えるポイントを上手についているなぁという印象で、調理も丁寧で美味しく頂けました。
東京駅という場所だけあり、多くの人、多くのお店がありますが、安定的に美味しい食事を摂ることができるお店だと思います。