うどん・そば 慶屋の情報
- 店名
- うどん・そば 慶屋
- 住所
- 東京都千代田区有楽町2丁目4-11
- 営業時間
- 月・火・水・木・金 11:00 - 23:00 土・日 11:00 - 19:00
- 定休日
- 不定休
- 価格帯
- 0円〜999円
- ジャンル
- うどん
店舗所在地
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うどん・そば 慶屋

JR有楽町線や東京メトロ日比谷線などの各駅から徒歩1分ほどの、有楽町と日比谷を繋ぐ有楽コンコースにあります。
これでもかと言わんばかりに店名を誇示し、黄色の暖簾に「名物カレーうどん」の文字が目立ちます。
隣の数軒は夜営業のみの飲み屋さんで、作りがレトロ風コンセプトなので妙に違和感がありません。
店内

カウンター席で5人も座ればいっぱいになってしまう狭小店舗です。
年配の叔父さんが1人で営み、大きめなAMラジオと高架下で感じる電車の音で、何とも言えない雰囲気です。
メニュー

以前は、きつねやたぬきなど立ち食いそばの料理も提供されていましたが、現在はカレーうどん一択のみで、大盛りを選ぶことができます。
トッピングとして、コロッケやチーズなど揚げ物などがあります。
カレーうどん

カレーうどんにはご飯を付けることができ、「ご飯いりますか?」と聞かれ付けました。
店内の張紙には「立ち食いではないので、提供まで時間がかかります」の通り、思っている待ちます。

ご飯は普通サイズのお茶碗に一杯分ちょうど盛られています。
何気ないどこにでもあるような炊飯器で炊かれていますが、水加減が良いのか美味しい。
ご飯はカレーうどんの締めに、カレーうどんとともに食べたり、おじやのようにすることもできます。

うどんには葱と豚肉がのせられていますが、ほとんど具が無いような感じです。
肉は時間を掛け煮込まれているようで、ホロホロとした食感とシッカリと汁に染み込んでいて美味しい。
何なら追加料金払うので、肉うどんを食べてみたいものです。

うどんは中細くらいのストレート麺で、コシも噛みごたえもあり、妙にカレー汁に良く馴染んでいます。
食感や太さなどから秋田の稲庭うどんのような感じで、乾麺をつかっているようです。
食べログなどのレビューで、麺の量が少ないと書かれていますが、たしかに「少なく」、およそ100gほどなので、ご飯は遠慮せずに頼むことをオススメします。

カレーうどんのスープは、これといった特徴もありませんが、染み入るような出汁感があります。
味付けはカレーパウダーのような感じで、お蕎麦屋さんのカレーが1番近く美味しい。
あとがき
年配の叔父さんが1人で営む。なぜここで?きっかけは?と、いろいろ疑問に考えてしまいます。
「一期一会」ならぬ「一食一会」の気持ちで、雰囲気あるカウンターに飛び込む。ガードしたでガタガタと揺れるような場所で、AMラジオが流れ、背中越しに人が絶えず流れる。これを「哀愁」という表現以外に書きようがない。
ボリュームが少ないのが欠点だとは思いますが、うどんも汁もご飯だって決して悪くない。むしろ美味しいと感じてしまう。妙な中毒性があり翌日には食べたいと思う美味しさです。
うどんを茹でている様子も無ければ、湯切りする様子も無い。そもそもうどんは店内のどこからやって来るのか?本当に不思議。叔父さんはマジシャンなのかも知れない。