
東京の餃子

東京の町中華における餃子は、長年愛される定番メニューでありながら、近年は専門店の台頭や進化系餃子の登場によって再び注目を集めている。
伝統的な町中華では、にんにくや生姜を効かせた肉汁たっぷりの焼き餃子が主流で、ラーメンやチャーハンとセットで提供されることが多く、最近は羽根つき餃子や、黒豚や海鮮を使った高級志向の餃子、さらにチーズやパクチーを加えたアレンジ餃子も人気を博している。
健康志向の高まりから、にんにく不使用や野菜中心のヘルシー餃子も増えて、町中華の餃子は昼飲み文化とも相性が良く、ビールやハイボールと一緒に楽しむスタイルも定着しています。
昭和レトロな雰囲気の店から、モダンな店舗まで、餃子の楽しみ方は多様化している。
野方餃子

野方にある「野方餃子」さんは、2013年に創業した餃子専門店で、店主の大釜和也さんは、約2年かけて100軒以上の餃子店を食べ歩き、独自の餃子を開発しました。
店内は開放的で、8人掛けの長テーブルが2つあり、オシャレでゆったりとした雰囲気です。
大釜さんは「飲食店は味だけでなく、居心地の良さなど、場所や空間を含めた総合的な満足度が大事」と考えています。

野方餃子の最大の特徴は、ニンニクとニラを使用しない点で、肉や野菜本来の旨味を引き出し、素材の甘みを感じられる餃子に仕上げています。
皮は薄めで口どけが良く、南部鉄器で焼くことできれいな羽ができあがります。
定番の焼餃子のほか、「乾酪(チーズ)餃子」や「紫蘇餃子」など独創的な商品も提供し、「麻辣担々水餃子」は店の名物となっており、2020年に「中野の逸品グランプリ」で優勝しました。
2021年に食べログの百名店に選出されるなど、その味は高く評価され、遠方からも多くの客が訪れる人気店となっています。
- 野方餃子
- 餃子、居酒屋、中華料理
- 東京都中野区野方6-18-8 杉山ビル 1F
- 月・火・水・木・金11:30 – 14:30L.O. 14:1017:00 – 23:00L.O. 22:30土・日・祝日11:30 – 15:00L.O. 14:3017:00 – 23:00L.O. 22:30
- 無休
- 1000円〜1999円
餃子の王さま

浅草にある「餃子の王さま」さんは、1954年(昭和29年)創業の老舗中華料理店です。
店内は昔ながらの町中華の趣を感じさせる雰囲気で、カウンター席とテーブル席が設けられ、お昼時には行列ができることも多く、その人気の高さがうかがえます。
2018年から3年連続でミシュランガイドのビブグルマンに掲載されるなど、その実力も折り紙付きです。

看板メニューである「王さまの餃子」は、しっかりと焼き目がついた美しい見た目が特徴で、皮から餡まで全て手作りで、多めの油で焼き上げる独特の調理法により、外はパリッと中はジューシーな食感を楽しめます。
餡には野菜がたっぷりと使用されており、野菜の甘みと旨みが口いっぱいに広がります。また、ニンニクは控えめで、あっさりとした味わいが特徴です。そのため、何個でも食べられると評判です。
手作りの皮と餡から生まれるパリッとジューシーな餃子は、一度食べると忘れられない味わいです。
- 餃子の王さま
- 餃子、居酒屋、中華料理
- 東京都台東区浅草1-30-8
- 月・水・木・金11:15 – 14:0016:00 – 20:00土・日11:15 – 20:00
- 火曜日
- 1000円〜1999円
中華 銀座亭

銀座にある「中華 銀座亭」さんは1975年(昭和50年)に創業した老舗の中華料理店で、創業以来、銀座で働く人々の胃袋を支え続けており、食べログ百名店にも選ばれるなど、その味と品質が高く評価されています。
店内はカウンター席のみの16席で、厨房を囲むように配置された固定式の丸椅子で、混雑時にはやや窮屈に感じることもありますが、料理人の手さばきを間近で楽しむことができます。
ランチタイムには行列ができるほどの人気店で、遅めのランチや夜遅くの食事にも対応しているため、さまざまな時間帯で利用しやすいのも魅力です。

銀座亭さんの餃子は、その大きさと味わいで評判で、一つ一つが大きく、モチモチとした皮に包まれた餡は、にんにくがしっかりと効いており、ビールとの相性も抜群です。
焼き目はパリッと香ばしく、中の餡はジューシーで、野菜の食感も楽しめ、まさに町中華の醍醐味を感じさせる一品です。
銀座で本格的な町中華を味わいたい方にはぜひ訪れていただきたいお店です。
亀戸餃子 本店

亀戸餃子本店さんはJR亀戸駅から徒歩1分のところにある老舗の餃子専門店です。
店内はカウンター席が中心で、アットホームな雰囲気が漂います。
メニューはシンプルで、主に餃子と飲み物が提供されています。 このシンプルさが、餃子へのこだわりと自信を感じさせます。

亀戸餃子の餃子は小ぶりで一口サイズで、皮はパリパリとした食感で、キャベツのシャキシャキ感が楽しめます。
ニンニクも入っており、風味豊かで食欲をそそり、そのままでも美味しくいただけ、小ぶりなサイズのため、何個でも食べられると評判です。
神田餃子屋 本店

神田神保町に位置する「神田餃子屋 本店」さんは1958年(昭和33年)に創業した老舗の餃子専門店で、国産の素材を使用し、毎日丁寧に手作りすることをモットーとしています。
店内はテーブル席が中心で、ランチタイムには近隣で働くビジネスパーソンや学生で賑わいます。

メニューは豊富で、定番の「元祖野菜餃子」や「黒豚餃子」、「しそ餃子」、「海老にら餃子」、「ネギ味噌餃子」など、多彩な餃子を楽しむことができます。
中でも「黒豚餃子」は、国産黒豚を使用したボリュームたっぷりの餡を、厚めの皮で包んだ一品です。 その大きさとジューシーさが特徴で、食べ応えがあり、「元祖野菜餃子」は、モチモチとした厚めの皮に、少なめの具材が包まれており、皮の食感をより一層楽しむことができます。
「パリパリ餃子」は、薄く伸ばした四角い皮で具を三角形に包んだもので、その名の通りパリパリとした食感が楽しめます。
長年にわたり愛され続ける「神田餃子屋 本店」で、多彩な餃子の味わいをぜひお楽しみください。
- 神田餃子屋 本店
- 中華料理、ラーメン、餃子
- 東京都千代田区神田神保町1-4
- 月・火・水・木・金・日11:30 – 22:00L.O. 21:30土11:30 – 20:30L.O. 19:30
- 食べログに記載なし
- 1000円〜1999円
餃子のお店 おけ以

飯田橋に位置する「餃子の店 おけ以」さんは1954年(昭和29年)に創業した老舗の餃子専門店で、創業当初から変わらぬ味を提供し続けており、その餃子は多くの人々に愛されています。
店内は昔ながらの町中華の雰囲気が漂い、カウンター席とテーブル席が配置されています。昼時や夕方には行列ができることも多く、その人気の高さがうかがえます。
おけ以は、ミシュランガイド東京2018~2020で3年連続ビブグルマンを獲得するなど、その味は高く評価されています。

メニューは餃子を中心に、ラーメンや炒飯などの中華料理が揃っていますが、やはり看板メニューは餃子です。
おけ以の餃子は、餡も皮も全て手作りで、1日1300個以上を包み続け、餡には豚バラ肉、白菜、ニラ、すりおろし生姜、ごま油、塩コショウが使用されており、シンプルながらも素材の旨味を引き出しています。
特徴的なのは、餡にニンニクを使用していない点で、これは中国で生のニンニクをかじりながら餃子を食べるスタイルに倣ったものです。
皮は強力粉と水、ごま油のみで作られ、加水率は低めでモチモチとした食感が楽しめます。
焼き上がった餃子は、外側がパリッと香ばしく、中はジューシーで肉汁が溢れ出し、餡にはしっかりと味が付いているため、タレを付けずにそのままでも美味しくいただけます。また、ニンニク不使用のため、さっぱりとしていて何個でも食べられると評判です。
- 餃子のお店 おけ以
- 中華料理、ラーメン、餃子
- 東京都千代田区富士見2-12-16
- 11:30 – 13:5017:00 – 20:30
- 日・祝日・第3月曜日
- 1000円〜1999円
三幸園 白山通り店

神保町に位置する「三幸園 白山通り店」さんは1956年(昭和31年)に創業した老舗の中華料理店です。
店内は、昔ながらの町中華の雰囲気が漂い、テーブル席やカウンター席が配置されています。ランチタイムやディナータイムには、多くの常連客や新規の訪問者で賑わいを見せています。
メニューは豊富で、餃子をはじめ、チャーハンや焼きそばなどの定番中華料理が揃っています。

看板メニューである餃子は、1人前6個で提供され、一つ一つが大きめのサイズで、薄めの皮はパリッと焼き上げられ、噛むとジューシーな肉汁が溢れ出します。
餡にはひき肉、キャベツ、ニラが使用されており、ほんのりとした甘みとニンニクの香りが特徴で、そのままでも十分な味付けがされています。
また、揚げ餃子はカリカリとした食感が楽しめ、甘酢餡がかけられた独特のスタイルで提供されます。
昇龍

上野のアメ横ガード下にある「昇龍」さんは、1957年(昭和32年)創業の老舗中華料理店で、名物である巨大餃子で知られています。
店内はカウンター席とテーブル席があり、活気あふれる雰囲気が特徴で、壁にはメニューが所狭しと貼られ、昔ながらの町中華の趣を感じさせます。
昼夜問わず多くの客で賑わい、特にランチタイムや週末には行列ができることも珍しくありません。

昇龍の餃子は、その大きさが最大の特徴で、一般的な餃子の1.2~1.5倍ほどのサイズで、1人前4個入りで提供されます。
皮はもちもちとした食感で、焼き目はカリカリと香ばしく仕上げられています。餡にはキャベツやニラなどの野菜がたっぷりと使用されており、肉の旨みと野菜の甘みが絶妙なバランスで調和しています。
ニンニクは使用されておらず、あっさりとした味わいが特徴です。
もちもちの皮と野菜たっぷりの餡が特徴の巨大餃子は、一度食べるとその魅力に取り憑かれることでしょう。
- 昇龍
- 餃子、居酒屋、中華料理
- 東京都台東区上野6-10-14
- 火・水・木11:20 – 21:00金・土11:20 – 21:30日・祝日11:20 – 20:00
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 1000円〜1999円
餃子会館 磐梯山

「餃子会館 磐梯山」さんは、1964年に創業した両国駅近くの老舗餃子店で、約60年の歴史を持ち、昭和の雰囲気を今に伝える店内は、落ち着いた雰囲気です。
餃子以外にも、「バンダイラーメン」や創業当時からのメニューである「もやし炒め」など、シンプルながら美味しい料理が揃っています。
長年愛され続け、昔ながらの味と雰囲気を大切にしながら、今も多くの人々に親しまれている両国の名店です。

餃子は小ぶりで、程よいきつね色の焼き目と少し厚めの皮が特徴で、一口サイズながら厚めの皮のおかげでボリューム感があります。
中身はシャキッとしたニラとキャベツ、挽き肉の餡が調和し、香りとうまみが際立ち、つけダレは酢醤油に自家製ラー油を加えて楽しむのがおすすめです。
女性は30分以内に50個、男性は60分以内に100個の餃子を食べきれば無料になる、ユニークな大食いチャレンジメニューも提供しています。
開楽 本店

tlwm開楽 本店開楽 本店 池袋
池袋にある「開楽 本店」さんは、1954年(昭和29年)創業の老舗中華料理店で、池袋駅東口から徒歩2分という好立地にあります。
店内は清潔感があり、カウンター席とテーブル席が設けられており、予約は受け付けておらず、来店順での案内となります。
70年近くにわたり変わらぬ味を提供し続ける池袋の名店です。特製の手造りジャンボ餃子は、その大きさと美味しさで多くの人々を魅了しています。

開楽の名物は、何と言っても「手造りジャンボ餃子」で、この餃子は一つ一つ手作りされており、通常の餃子よりも大きめのサイズが特徴です。
具材には国産の上質な豚ひき肉、キャベツ、ニラ、ニンニク、ショウガが使用されており、保存料や着色料、安定剤は一切使用していません。
外側の皮はパリッと焼き上げられ、中の餡はジューシーで、野菜の甘みと肉の旨みが口いっぱいに広がります。ボリューム満点ながらも、上質な素材を使用しているため、重たさを感じることなく食べ進められます。
- 開楽 本店
- 餃子、居酒屋、中華料理
- https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13017017/?
- 火・水・木・金・土11:00 – 22:00L.O. 21:30日11:00 – 21:30L.O. 21:00
- 月曜日
- 1000円〜1999円
金春本館

蒲田にある「金春本館」さんは1950年(昭和25年)に創業した老舗の中華料理店で、特に餃子が名物として知られています。
店内は、昭和のレトロな雰囲気が漂う落ち着いた空間で、カウンター席やテーブル席が設けられています。

金春本館の餃子は、皮が薄くてモチモチとした食感が特徴で、一口食べると中からジューシーな餡が溢れ出します。
餡には豚肉、キャベツ、ニラなどの新鮮な具材がバランスよく混ぜられ、にんにくの風味が程よく効き、焼き加減も絶妙で、外側はカリッと香ばしく、中はふっくらとした食感を楽しめます。
- 金春本館
- 中華料理、ラーメン、餃子
- 東京都大田区蒲田4-5-6 プロスペリアルビル 1・2F
- 11:30 – 23:00L.O. 22:30
- 定休日なし、年中無休です。
- 1000円〜1999円
按田餃子

代々木上原にある「按田餃子」さんは2012年に開業した比較的新しい餃子専門店で、店名の「按田」は、創業者である按田優子さんの名前に由来しています。
店内はスタイリッシュで落ち着いた雰囲気が漂い、カウンター席とテーブル席が設けられています。
は素材や製法にこだわり、常に新しい味を追求し続ける餃子専門店として、多くの食通から支持を集めています。

按田餃子の特徴は、厳選された素材を使用し、手作りにこだわった餃子を提供している点で、皮は薄くモチモチとした食感で、餡はジューシーで旨味が広がります。
具材には、国産の豚肉や新鮮な野菜が使用されており、にんにくを控えめにすることで、さっぱりとした味わいに仕上げています。
メニューには、定番の「焼き餃子」のほか、「水餃子」や「揚げ餃子」、「スープ餃子」など、多彩な種類が揃っています。
また、季節限定の餃子や、ベジタリアン向けの「野菜餃子」も提供しており、訪れるたびに新しい味を楽しむことができます。
十八番

中野にある「十八番(おはこ)」は、地元で愛される中華料理店で、その中でも特に餃子が名物として知られています。
店内は、昔ながらの中華料理店らしい賑やかで活気のある雰囲気が特徴です。カウンター席とテーブル席が設けられており、一人でもグループでも訪れやすい空間となっています。
メニューは豊富で、定番の中華料理から創作料理まで多岐にわたりますが、その中でも餃子は特に人気です。

十八番の餃子は、皮が薄くてモチモチとした食感が特徴で、一口頬張ると中からジューシーな餡が溢れ出し、その旨味が広がります。
具材には新鮮な豚肉や野菜が使用されており、にんにくの風味がしっかりと感じられますが、後味はさっぱりとしているため、食べやすいと評判です。
焼き加減も絶妙で、外側はカリッと香ばしく、中はふっくらとしたバランスが取れています。
萬福

銀座にある「萬福」さんは、1929年(昭和4年)に創業した老舗の町中華店で、初代店主は屋台からスタートし、昭和初期に現在の場所に店舗を構えました。
創業当初は中華料理と洋食を提供する「西支(せいし)料理店」として営業しており、その名残として現在もポークライスなどの洋食メニューが存在します。
店内はダークブラウンを基調としたレトロな雰囲気で、ステンドグラスがはめ込まれたついたてや、昭和時代の写真が飾られており、歴史の重みを感じさせ、銀座ジャズが流れる空間は、昭和にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

現在の建物は2003年に改築されていますが、看板やのれん、赤提灯など旧店舗の雰囲気を残しています。
名物の「中華そば」は、昔ながらの醤油スープにやや縮れた中華麺、そして三角形の薄焼き卵がトレードマークとなり、焼餃子やポークライスなどのメニューも人気です。
銀座エリアで働く人々やショッピング客など、幅広い層に愛され続けているお店です。
- 萬福
- 中華料理、ラーメン、餃子
- 東京都中央区銀座2-13-13
- 月11:30 – 14:3017:00 – 22:00火・水・木・金11:00 – 15:0017:00 – 22:00土11:30 – 15:0017:00 – 22:00
- 日・祝日
- 1000円〜1999円
龍門

大森にある「龍門」さんは1960年(昭和35年)に創業した老舗の餃子専門店です。
店内は昔ながらの雰囲気が漂い、カウンター席とテーブル席が配置されています。メニューはシンプルで、主に餃子とライスが提供されています。そのため、初めて訪れる方でも注文に迷うことなく、餃子の味を存分に楽しむことができます。
龍門は、その長い歴史と変わらぬ味で、多くの餃子ファンに支持され続けています。大森エリアで美味しい餃子を堪能したい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

龍門の餃子は、独特の形状で包まれており、見た目にも特徴があり、皮は薄めでパリッと焼き上げられ、中の餡はジューシーで旨味が詰まっています。
具材には新鮮な野菜と上質な豚肉が使用されており、ニンニクの風味が程よく効いています。そのままでも美味しくいただけます。
餃子とライスの組み合わせは、多くの常連客に親しまれており、シンプルながらも満足感の高い食事を提供しています。
永楽

大井町にある「中華そば 永楽」さんは1956年(昭和31年)に創業した老舗の中華料理店です。
店内は昭和のノスタルジーを感じさせる雰囲気で、カウンター席とテーブル席があり、2階席も備えています。
焦がしネギが浮かぶ黒いスープのラーメンや、しっとりとした炒飯が名物として知られています。

永楽の餃子は、外側がパリッと焼き上げられた薄めの皮に、豚肉、キャベツ、ネギを中心とした餡が詰まっています。
餡のキャベツは細かく刻まれ、シャキシャキとした食感が楽しめ、味付けは素朴で、昔ながらの懐かしい味わいが特徴です。
十番

中野区東中野にある「十番(ジュウバン)」さんは1956年3月に創業した老舗の中華料理店です。
店内は、昭和の時代を感じさせるレトロな雰囲気で、カウンター席とテーブル席が設けられています。
メニューは、焼餃子やタンメンなどの定番料理を中心に、一品料理やご飯ものも豊富に取り揃えています。

「十番」の焼餃子は6個入りで、揚げ焼きのようにカリッとした表面と、少し崩れた形が特徴的で、町中華らしい素朴な魅力を持っています。
具材には豚肉、白菜、ネギ、ニンニクが使用されており、薄めの皮にたっぷりと詰められています。
ジューシーで食べ応えがあり、にんにくの風味がしっかりと感じられます。また、ニンニクが効いているため、ビールとの相性も抜群です。
みんみん

吉祥寺のハモニカ横丁にある「みんみん」さんは、1973年(昭和48年)に創業した45年以上の歴史を持つ町中華の名店です。
赤い提灯が目印のこの店舗は系列店を持たない独立店で、店長の大内鉄男さんは35年以上もの間、店に立ち続けています。
店内は清潔感あふれる雰囲気で、カウンター8席と4人掛けのテーブル3卓を備え、通常の町中華で見られる朱色のカウンターではなく、淡いターコイズブルーを採用している点です。

その名物は、モチモチとした食感の大きな餃子で、餃子は一皿に5個入りで、皮が厚めでモチモチとした食感が特徴です。
具材にはキャベツを中心とした野菜が豊富に使用されており、ヘルシーでありながら食べ応えも抜群で、ニンニクの使用が控えめであるため、仕事中のランチにも適しています。
また、餃子は店内での食事だけでなく、生餃子を持ち帰ることも可能で、自宅で焼いて楽しむことができます。
- みんみん
- 中華料理、ラーメン、餃子
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
- 火・水・金11:30 – 15:0016:00 – 20:00土・日11:30 – 20:00
- 月・木
- 1000円〜1999円
来々軒

來々軒さんは、1959年(昭和34年)創業の老舗中華料理店で、東京都江東区木場にあり、「タンギョウ」(タンメンと餃子のセット)の発祥の店として知られています。
店内はアットホームな雰囲気で、カウンター席とテーブル席があり、一人でもグループでも気軽に訪れることができます。

來々軒の餃子は、野菜ベースの餡に国産食材を使用し、キャベツをふんだんに盛り込んでいます。
皮はもち粉デンプンを配合した薄皮で、もっちりカリッとした食感が特徴で、餡にはニンニクがしっかりと効いており、シャキシャキとした野菜の食感と肉汁の旨味が口いっぱいに広がります。
そのままでも美味しくいただけますが、自家製のラー油を加えると、さらに深い味わいを楽しめます。
中華兆徳

中華兆徳さんは、1995年に創業した中華料理店で、東京メトロ南北線の本駒込駅、都営三田線の白山駅から徒歩5分ほどにあります。
創業者の朱徳平(しゅ・とくへい)氏は中国・河南省出身で、日本で中華料理の修業を積み、同店を開業しました。
兆徳は、町中華の名店として知られ、地元の人々や遠方からの訪問者で連日賑わい、店内はカウンター席とテーブル席があり、アットホームで親しみやすい雰囲気が漂います。

兆徳の代名詞ともいえるのが「玉子炒飯(塩味)」で、具材は卵とネギのみというシンプルさながら、黄金色に輝く見た目とパラパラとした食感が特徴です。
塩味だけの味付けにも関わらず、噛むごとに卵と米の甘みが口いっぱいに広がります。
また、「焼き餃子」や「揚げ餃子」も人気メニューの一つで、甘じょっぱい甘酢餡がやみつきになる味わいです。
兆徳は、創業以来、シンプルながらも深い味わいの料理と温かい雰囲気で、多くの人々に愛され続けています。
- 中華 兆徳
- 餃子、居酒屋、中華料理
- 東京都文京区向丘1-10-5
- 火・水・木11:30 – 14:3017:30 – 23:00金・土・日・祝日11:30 – 14:3017:30 – 22:00
- 月曜日
- 1000円〜1999円
餃子の福包 新宿店

「餃子の福包」さんは、都内に4店舗を展開する餃子専門店で、新宿店は新宿御苑前駅から徒歩1分の立地にあります。
カウンター席とテーブル席を合わせて32席を持つコンパクトな店舗で、特に夕方以降や週末には行列ができることも多い人気店です。
また、近年では外国人観光客の利用も増えており、国際的な人気を博しています。

メインの餃子は、ニラとニンニクの有無を選べる2種類が提供され、小ぶりで一口サイズの餃子は、外はパリッと焼き上げられ、中の餡はジューシーで野菜の旨みがしっかりと感じられます。
トッピングとしてネギニンニク、ネギ生姜、柚子胡椒あん、おろし、紫蘇などが用意されており、自分好みの味にカスタマイズすることが可能です。
特に紫蘇トッピングは、爽やかな香りが餃子の味を引き立てると好評です。さらに、焼き餃子だけでなく、水餃子や揚げ餃子も提供されており、それぞれ異なる食感と味わいを楽しむことができます。
バリエーション豊かな餃子とトッピングで、自分好みの味を追求できる魅力的な餃子専門店です。行列ができることも多い人気店ですが、待つ価値のある美味しさがそこにはあります
- 餃子の福包 新宿店
- 餃子、居酒屋、中華料理
- 東京都新宿区新宿2-8-6 KDX新宿286ビル 1F
- 月・火・水・木・金11:30 – 15:30L.O. 15:0017:00 – 23:00L.O. 22:20土・日・祝日11:30 – 23:00L.O. 22:20
- 年末年始
- 1000円〜1999円
一番飯店

高田馬場にある「一番飯店」さんは、1952年(昭和27年)創業の老舗中華料理店で、手塚治虫氏が執筆活動中によく利用していたことでも知られています。
一番飯店は、親子代々で経営されており、町中華の王道メニューから季節ごとの限定メニューまで、多彩な料理を提供しています。
店内は昭和の趣を感じさせる雰囲気で、地元の常連客や学生、観光客など、幅広い客層に親しまれています。特に、手塚プロダクションが近隣に位置していたことから、手塚治虫氏が考案した「上海焼きそば」は同店の人気メニューとなっています。

一番飯店の餃子は、大きめのサイズで、モチっとした皮をカリッと焼き上げています。
具材にはキャベツやニラが多めに使用されており、野菜の旨みがしっかりと感じられる一品で、そのボリュームと食べ応えから、食事の満足度を高めてくれます。
70年以上にわたり高田馬場で愛され続ける老舗中華料理店です。手塚治虫氏ゆかりの「上海焼きそば」や、ボリューム満点の餃子など、多彩なメニューが魅力です。