第1夜 鮭の塩焼き
今宵の酒の肴は「鮭の塩焼き」。芳醇な香りと苦みが鼻を抜ける日本酒の冷やには、パリパリと香ばしく焼け、脂の乗った鮭の皮がよく合う。そして、呑み足りなくてもう一軒別の店へ…。ワカコが見つけた店は…?
しゃけ小島


魚貞


第2夜 焼き餃子
今宵の酒の肴は「焼き餃子」。
今日も明日も、もう誰にも会う予定がないから、気兼ねなく食べられる。
香ばしい皮にみっちりと肉が詰まり、ニンニクの香りを立ちのぼらせながら、カリッと焼き上がった餃子。
それに合うのは、ジョッキのビールだ…。
餃子荘ムロ


ダルマ


第3夜 あん肝ポン酢
職場で嫌なことがあった夜は、熱燗に「あん肝ポン酢」。
独特の臭みも日本酒の香りが包み込むとうまみに変わる。職場でいいことがあった夜は、「自分へのご褒美」、宝石箱のように輝く刺身の盛り合わせに、冷酒の「もっきり」を。ワカコは歓喜のあまり「ぷしゅー」と吐息を漏らすのだった。
魚貞


第4夜 ざる豆腐
今宵の酒の肴は「ざる豆腐」。
シンプルながらも奥深い豆腐の世界。塩のみで大豆の味を堪能するワカコ。薬味を変えればまた違った味わいに…。
熱燗が進むワカコ、偶然見つけたその店で、多くの発見をするのだった…。
ひだまりや


第5夜 エイヒレ
今宵の酒の肴は「エイヒレ」。
まったりと1人呑みを楽しんでいると、どこからか香ばしく炙った良い香りが…。
熱燗とともに、炙りたてのエイヒレを。噛むたびに広がる旨みと干物の香り。
噛みしめるほどに幸せの味に変わってゆき…。
サクラチカ


第6夜 女子会
今宵の酒の肴は「たこ焼き」。気の合う仲間が集合しての「女子会たこ焼きパーティー」だ。
ビールがよく合う定番の熱々たこ焼きだけでは気が済まず、新発想のたこ焼きアイディアが次々と飛び出す。
勝手気ままなアレンジ料理を胃袋に収めていく女子メンバー。普段の1人呑みとは違う雰囲気で、ワカコの酒も進みに進むのだった…。
第7夜 だし巻きたまご
今宵の酒の肴は「だし巻きたまご」。
黄金色の卵の層が幾重にも重なり、箸を入れれば、表面の弾力を感じ、熱々の断面からジュワっと出汁のうまみが溢れ出す…
ぬる燗を口に運べば、歓喜の瞬間が訪れる。まるで音楽に身をゆだねるように、ワカコはその時を味わうのだった…。
居酒屋 おお田


第8夜 自宅酒
今夜は、節約と節制を兼ねて「自宅酒」。
シチューを煮込む間、白ワインを傾ける。つまみはオリーブと、薄切りリンゴとブリーチーズをクラッカーにのせメープルシロップをかけた「ぶりんご」。
勢いづいたワカコは、ウイスキーや発泡酒にも手を伸ばし…。
第9夜 焼き鳥
今宵の酒の肴は「焼き鳥」。
じっくりと炭火で焼かれたジューシーな鶏肉の様々な部位を噛みしめながら、生ビールとともに思う存分楽しむワカコ。
上司に太ったと言われてしまったワカコだが、運動の後の一杯がたまらなく旨い!果たしてワカコのダイエットは成功するのだろうか…?
満天堂


ミヤザキ商店


第10夜 お好み焼き
今日は、故郷・広島へ帰省。友人と一緒に広島グルメ三昧。
久しぶりの「府中焼き」は、香ばしく焼けたパリパリのソバ生地に、背脂ミンチのうまみが行き渡る。卵と炙りネギの香りが口いっぱいに広がり、今日はビールも思い切って大ジョッキで。
ふるさとの料理が次々と胃袋に収まってゆき……
Sake七彩


ひろしま丸かじり 中ちゃん


としのや 堺町店


第11夜 祝い酒
今回は「婚礼料理フルコース」。
友人の結婚式に出席したワカコ、前菜にはシャンパン、美しい盛り付けの「スズキのポワレ」には白ワイン、ジューシーな「イベリコ豚のグリル」には赤ワインと、シミュレーション通りに料理と酒を進めていくが…。
バルコニー レストラン&バー


第12夜 はしご酒
今宵の酒の肴は「チヂミ」。
「今夜ははしご酒」と決めたワカコは、思う存分お酒を楽しむ。かつて呑み歩いたお店を渡り歩き、ビール・日本酒・焼酎と、呑兵衛女子の本領を発揮してゆく。
そしてその夜、ワカコは自分のあることに気づかされ…
新宿ポチャ 新大久保本店


ミヤザキ商店


魚貞

