- 孤独のグルメとは?
- 第1話 神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル
- 第2話 江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺
- 第3話 杉並区西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス
- 第4話 台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ
- 第5話 台湾台北市永楽市場の鶏肉飯と乾麺
- 第6話 東京都目黒区大岡山の魚定食となめろう冷茶漬
- 第7話 東京都世田谷区千歳船橋のラム肩ロースとラムチョップ
- 第8話 東京都渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ
- 第9話 千葉県いすみ市大原のブタ肉塩焼きライスとミックスフライ
- 第10話 東京都江東区亀戸の純レバ丼
- 第11話 埼玉県越谷市せんげん台のアメリカンソースのオムライスとカキのムニエル
- 第12話 東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き
- SP 真冬の北海道・旭川出張編
- SP 真夏の東北・宮城出張編
- SP 井之頭五郎の長い一日
孤独のグルメとは?

孤独のグルメは久住昌之原作、谷口ジロー作画のグルメ漫画で、主人公・井之頭五郎が一人で訪れる店々で食事を楽しむ様子を描いた作品です。
仕事の合間に立ち寄る店で彼が選ぶ料理や、その味わいを堪能する心の声が見どころで、食事を通じて感じる日常の喜びや発見が共感を呼びテレビドラマ化もされ、松重豊が五郎を演じる姿は人気を博しています。
孤独を楽しむ大人の食事旅に心温まる魅力が詰まっています。
第1話 神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル

南武線稲田堤駅から出ると、雨だった。五郎は地図を見ながら歩く。
小太り、ではなくかなり太った女性(頼経明子)に突進されそうになりちょい焦るが、無事クライアントのふとん店の佐古田(寺田濃)のところに到着。
佐古田は娘の嫁入り道具をヨーロッパ製で揃えたいという。美しいお嬢さんがお茶を出してくれた。
思わず「素敵なお嬢さんじゃないですか」というと、彼女はただのバイトさんで、うちの娘はコレ、と娘の小波の写真を見せられたら、なんとあのおデブちゃんだった。
とんだドッキリに逃げるようにふとん店を後にした五郎。その後腹がすいて店を探すが、途中でまた小波に出会う。倒れた子供を助けたりして、なんともいい娘だった。
引き続き店を探していると、「炭火焼肉 寿苑」の看板が目に入る。
寿苑

神奈川県川崎市多摩区菅1丁目3-11にあり、JR南武線と京王相模原線が交差する稲田堤の地で1997年12月に開店した焼肉店です。
店内はテーブル席3卓と小上がり3卓、計22席のアットホームな雰囲気で、90分の時間制を採用しており、入店60分後にラストオーダー、その後お会計となります。
オモニの温かい接客とこだわりの料理が、多くの人々を魅了し続け、地元の人々をはじめ、遠方からも多くの常連客が訪れる人気店となっています。

食材への強いこだわりにあり、使用するにんにくは青森県田子町産の「福地ホワイト六片種」を限定で使用しており、糖度が高く甘みと旨味が濃厚でありながら、特有の臭みが少ないのが特徴です。
焼肉に合わせる醤油タレ、味噌タレ、すりごま塩も全て自家製であり、これらが焼肉の味を一層引き立てています。
にんにくをふんだんに使用した「ガーリックハラミ」は、柔らかいハラミ肉にたっぷりのにんにくが絡み合い、一度食べたら忘れられない逸品として多くの人々に愛されています。
キムチやタレ類はすべて自家製で、特に白菜のキムチは塩漬けから丹精込めて作られています。
- 炭火焼肉 寿苑
- 焼肉
- 神奈川県川崎市多摩区菅1-3-11
- 月・水・木・金17:00 – 22:30土・日・祝日16:00 – 22:30
- 火曜日
- 5000円〜5999円
第2話 江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺

清澄白河駅から出てくると、井之頭五郎(松重豊)は大きなため息をついた。
このところ仕事のドタキャンが続いている。ハンカチを忘れ、みやげ屋に入る。
手ぬぐいを一つ取ると、福だるまの絵。「このだるま、きっと、持ってくる…」
その後、今日の仕事先の深川江戸資料館で田島(佐戸井けん太)と会う。仕事はスイスイと決まった。
やっぱりだるまが持ってきたのかも、などと思っていると、腹が減った。
深川江戸資料館通り商店街を歩いていると、「居酒屋だるま」の暖簾が目に止まった。
中に入ると、常連のようなたくさんの客の熱気に一瞬圧倒される五郎。店員のスーさん(浅野温子)に案内されるままコの字型のカウンター席に座る。
だるま

だるまは東京都江東区三好にある人気の大衆割烹です。
清澄白河駅から徒歩3分の場所に位置し、地元民に愛される有名店で、店内はテーブル席、座敷席、カウンター席があり、壁一面にメニューが貼られています。

豊富なメニューには、新鮮な刺身、焼き鳥、一品料理、麺類、おにぎりなどがあります。特に、マグロのあご焼きが人気で、コストパフォーマンスが高いと評判です。
予算は夜4,000円程度で、500円未満の安価なお酒も多く提供され、カジュアルな雰囲気で、若い客層にも人気があり、肩肘張らずに楽しめる大衆酒場として知られています。
- 店名
- だるま
- ジャンル
- 居酒屋、串焼き、海鮮
- 住所
- 東京都江東区三好2-17-9
- 営業時間
- 月・火・木・金16:00 – 23:00土・日・祝日15:00 – 23:00
- 定休日
- 水曜日
- 予算
- ¥2,000~¥2,999
第3話 杉並区西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス

中央線西荻窪の駅を出てくる井之頭五郎(松重豊)。先輩(角田信郎)に呼ばれたのだ。飲み屋が並ぶ路地を歩いていて、昔よくこの辺りに呼び出されたことをふと思い出していると、なんと目の前で先輩が昼間から飲んでいた。
「どうだお前も一杯」と飲めないのを分かっているのに勧める先輩とそこを後にし、ペルシャ絨毯屋に向かうと婚約者の幸子(甲斐まり恵)を紹介されるが、幸子は傍に先輩を連れて行き、「なんで二人が暮らす家のことを他人に意見聞こうとするのよ」と小言を言っている。五郎は空気を読み、一声かけてそそくさとその場を去った。
妙な気を使って腹が減った五郎は店を探す。飲み屋街を抜けて線路脇の道を歩いていくと、赤い国旗があるお店が。
引き寄せられるようにいくと、「tam tamu」というモロッコ料理の店だった。
tamtamu (タムタム)

東京都杉並区松庵に位置する本格的なモロッコ料理店です。
寄り駅のJR西荻窪駅南口から徒歩約5分、線路沿いを吉祥寺方面に進むと、赤いモロッコの国旗が目印として掲げられています。
店内は赤を基調とした内装で、モロッコの雑貨やランプが飾られ、異国情緒あふれる雰囲気を演出しています。

モロッコの伝統的なタジン鍋やクスクスを中心に提供しています。に、タジン料理は、山のような形状をした鍋で野菜や肉を蒸し焼きにし、素材の旨味を引き出しています。
「ミートボールのタジン」は、ふっくらとしたミートボールをじっくりと調理した一品で、モロッコのお袋の味とされる「ハリラスープ」や、ひよこ豆やゴマを使ったペースト「フムス」など、多彩な前菜も楽しめます。
モロッコの伝統的な料理と雰囲気を都内で楽しめる貴重なレストランとして、多くの人々に親しまれています。
- tamtamu (タムタム)
- モロッコ料理、アフリカ料理、鍋
- 東京都杉並区松庵3-25-9 北斗参番館 1F
- 17:00 – 22:00L.O. 料理21:00 ドリンク21:30
- 月曜日
- 5000円〜5999円
第4話 台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ

その日、得意客の山村(竜雷太)に商談で呼ばれたが、なぜか山村が明日からの初台湾出張のことを知っていた。友人の滝山が漏らしたのだった。
ついでに宜蘭の三星郷という町で働きながら農業生産学の勉強をしている孫の貴子(大久保麻梨子)に届け物をお願いされる。
初台湾。ちょっとわくわくしつつ独りバスに乗り羅東駅でタクシーに乗り継ぎ「青葱文化館」へ。葱餡餅を食べながら待っていると、やがて貴子が現れた。心のこもった微妙なプレゼント(手作り楊枝入れ)を無事渡すと、急に腹が減った。今夜の宿舎のある礁渓温泉への帰り道、羅東に寄ると、店を探す。
「海鮮熱炒100元」と書いてある看板が目に入った。
入り口横のメニューに「三星葱」という文字、店の中に家族客…ここに決めた。
全台小吃部

台湾・宜蘭県羅東鎮に位置する伝統的な台湾料理を提供する快炒店(台湾式の炒め物を中心としたレストラン)でした。
日常的な雰囲気と親しみやすい価格設定で地元の人々に親しまれていました。

「孤独のグルメ」の放送により、店は一躍注目を集め、多くの日本人観光客が訪れるようになりましたが、放送の前日である2015年10月22日、店主の邱明華さんが急逝されました。
その後、家族は店を継続することが難しく、店名を残したまま営業を続けることを望まなかったため、店を手放す決断をしました。これにより、「全台小吃部」は歴史の幕を閉じることとなりました。
地元の人々や訪れた観光客にとって大きな衝撃となり、店の温かい雰囲気と美味しい料理は多くの人々の記憶に深く刻まれています。
第5話 台湾台北市永楽市場の鶏肉飯と乾麺

礁渓温泉のホテルを出た井之頭五郎(松重豊)は、アランから頼まれた、フランスで行われるアジア物産イベントの台湾工芸品リサーチのため、国立伝統芸術文化センターへ向かった。
そこは、昔の台湾の街並みが広がっていた。筆や茶器を見た後、何やら赤い小さなものが串刺しになっているお菓子が売っているのを見つけ、一本買ってかぶりついてみる。
なんとトマトが飴でコーティングされていた。うまかった。喉が渇いた五郎が茶館でお茶を飲んでいると、リュックを背負った男性・劉真一(水間ロン)が話しかけてきた。
台湾雑貨のバイヤーをやっているのだという。五郎は真一に迪化街を勧められ、行ってみることにした。
迪化街は歴史を感じる問屋街だった。「漢方の匂い・・異国情緒・・」カラスミ屋の前を通った途端、お腹が空いてきて、店を探すことに。店員に勧められるまま、永楽市場広場の「永楽小乞」に入る。
永樂小吃

台北市大同区の迪化街に位置する台湾料理の老舗店で、寄り駅のMRT北門駅から徒歩約10分の場所にあり、永楽市場の目の前にあります。
台湾の伝統的な味を手軽に楽しめる場所として、多くの人々に親しまれています。

看板メニューの「担仔麺」は、エビや豚肉をトッピングしたあっさりとしたスープの麺料理で、汁ありと汁なしを選ぶことができます。
鶏肉飯(ジーローハン)や魯肉飯(ルーローハン)などのご飯ものも人気があります。
第6話 東京都目黒区大岡山の魚定食となめろう冷茶漬

「今日の仕事は決まればでかそうだし、なんか今日はいいことありそうな気がする…」明るく大岡山駅から出てくる井之頭五郎(松重豊)。
KYアフェリエイトプロダクツは、ここ大岡山支店も六本木に移転するため、五郎にインテリア全てのコーディネートを頼みたいという。
かなり儲かっているらしい。しかし五郎がイメージやコンセプトを聞いても、代表取締役の八代圭祐(堀部圭亮)は、一千万くらいかけてやってくれればどうでもいいというだけだ。
適当にやってくれればいい、というだけの八代にムッときた五郎は、美味しい仕事を断ってしまう。
こういう時は美味しいモンを食いたいだけ食うに限る。店を探す五郎の目に「漁師料理」の文字が飛び込んでくる。
美味い魚でご飯パクパク味噌汁ズルズル…いいじゃないか。
九絵

東京都目黒区大岡山に位置する漁師料理の専門店で、東急目黒線・大井町線の大岡山駅から徒歩約2分の場所にあり、アクセスも便利です。
店名の「九絵」は高級魚のクエに由来し、「たくさん食え」という意味も込められ、釣り好きの店主が営むこの店は、新鮮な魚介類を使った料理が自慢で、地元の人々や観光客に親しまれています。

看板メニューの「九絵定食」は、厚切りの新鮮な刺身、日替わりの煮魚、手作りの小鉢、あら汁、ご飯がセットになった豪華な内容です。
さらに刺身は、マグロやカンパチなどが厚切りで提供され、そのボリュームと質の高さが評判。
「なめろう冷茶漬け」も人気の一品で、細かく叩いた魚の旨味が凝縮され、ご飯との相性が抜群です。のなめろうをお茶漬けにして楽しむのが常連さん流です。
- 九絵 (クエ)
- 食堂、海鮮、居酒屋
- 東京都目黒区大岡山2-2-1
- 月・火・水・木・金11:30 – 14:0018:00 – 20:00土11:30 – 14:0018:00 – 22:00
- 日曜日
- 4000円〜4999円
第7話 東京都世田谷区千歳船橋のラム肩ロースとラムチョップ

井之頭五郎は最近忙しい。忙しいのは有難いもののちょっと疲れを感じていた。
「なんかパワー系なもの、入れたいなあ…」そんなことを思いながら、知り合いの妹、ヨガインストラクター・斎藤玲(浅見れいな)のいる文化教室へ。
今度初めて持つ自分のヨガスタジオの内装を五郎に頼みたいという。嬉しそうな玲を祝福する五郎だった。
帰り際、疲れが取れるポーズを教えられた。帰り道でひっそりやってみると、腹が減った。
住宅街を歩いていてジンギスカンの看板を見つける。三角形に近い建物は二方向に入り口がある。「なんか凄いつくりだな…」
まーさん

東京都世田谷区桜丘に位置するジンギスカン専門店で、小田急小田原線の千歳船橋駅から徒歩約3分の場所にあります。
店内はカウンター席とテーブル席を合わせて約12席とこぢんまりとした雰囲気で、アットホームな空間が広がっています。

メニューとして、柔らか肩ロース、旨くちロースタレ、ランプなどがあります
鮮なラム肉を使用したジンギスカンを楽しめるお店として、多くの人々に親しまれています。
- ジンギスカン まーさん
- ジンギスカン、居酒屋
- 東京都世田谷区桜丘2-24-20
- 月・火・木・金17:00 – 22:00土・日11:30 – 14:0017:00 – 22:00
- 水曜日
- 4000円〜4999円
第8話 東京都渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ

今日は友人の滝山から紹介された客、内田さんのところに納品に行く。
井之頭五郎(松重豊)が「base works」という看板の店に入っていくと、内山さんの妻(横山めぐみ)が待っていた。
お茶を出してくれるのだが、なんだか雰囲気が違う。目がうるんでいるというか…。居づらくなった五郎がそそくさと帰ろうとすると、玄関先でピンクの封筒を渡された。
ラブレター!?ドキッとする五郎。店から離れたところで封を開けてみるが…内容は滝山からの仕事の依頼だった。
子供のような悪戯に頭に血が上りつつも、指定の尾崎畳店へ。尾崎(石井愃一)は外国製の自転車を探していた。意外と値が張る。
「これで話がまとまったら滝山の手柄になるわけだが…」悶々としていたが、やがて藺草の匂いで気持ちが清々してくる。
細い路地を歩いていたら腹がすいた。
店を探し始めると、全体赤系の外観の店が目に留まった。入り口の看板に「ブータン料理」とある。
ガテモタブン

東京都渋谷区上原に位置する日本初のブータン料理専門店で、2006年12月に開業し、代々木上原駅から徒歩約5分の場所にあります。
店名の「ガテモタブン」は、ブータンの言葉で「どうぞ召し上がれ」という意味で、店内は3階建てで、1階はカウンター席、上の階にはテーブル席が配置され、ブータンの家庭的な雰囲気を感じられる内装が特徴です。

主なメニューには、ブータンの国民食である「エマダツィ」(唐辛子とチーズの煮込み)や、豚バラ肉と大根、唐辛子を煮炒めした「パクシャパ」、豚肉と玉ねぎを包んだ蒸し餃子「モモ」などがあります。
特に「エマダツィ」は、唐辛子を野菜として使用し、チーズと共に煮込む独特の料理で、辛さの中にチーズのまろやかさが広がります。
日本にいながら本格的なブータンの家庭料理を味わえる貴重な場所として、多くの人々に親しまれています。
- ガテモタブン
- 南アジア料理、アジア・エスニック
- 東京都渋谷区上原1-22-5 1~3F
- 土曜日のみ営業 18:00 – 22:00L.O. 21:30
- 月曜日以外定休
- 3000円〜3999円
第9話 千葉県いすみ市大原のブタ肉塩焼きライスとミックスフライ

「・・・漁港の匂い・・・空気・・・声・・・活気・・・」
千葉の大原漁港で哀愁に浸る井之頭五郎(松重豊)。販売所で伊勢海老が隣の食堂で食べられると勧められそそられるが、まずは仕事と断念し大原駅に戻り、冷凍みかんを買っていすみ鉄道に乗り込んだ。
今回五郎は、移住者お試し用住居の内装トータルコーディネートをお願いされていた。
市職員の山崎(塚地武雅)に国吉駅で迎えられ、ログハウスのような古民家へ。地元育ちに完全に見えた山崎だが、実は移住組だという。生まれも育ちも東京は渋谷、未だに都会っぽさが抜けない、と自分で言うのだが…「でも、ほんと移ってきて良かったですよ。凄く体調がよくなったし、何といっても食べ物が旨い!」
その言葉に突如お腹がすいてくる五郎。
急ぎ仕事をすませると大原駅に戻り、海鮮が食べられる店を探すがなかなか見つからない。その時ふと「いすみ産豚肉」という看板が目に入る。
源氏食堂

千葉県いすみ市大原にある「源氏食堂」は、JR外房線大原駅から徒歩約2分の場所に位置する老舗の食堂で、1962年に創業し、地元の人々や観光客に長年親しまれてきました。
銀座の老舗とんかつ店で30年の経験を持つ調理長が腕を振るい、伝統の味を受け継ぎつつ、新たなメニューも提供しています。
2019年に一度閉店しましたが、2023年9月にリニューアルオープンし、再び営業を再開しました。

テレビ東京の人気番組『孤独のグルメ』シーズン5の第9話で紹介され、主人公が注文した「ブタ肉塩焼きライス」と「ミックスフライ」が特に注目を集めました。
看板メニューの「ブタ肉塩焼き定食」は、厚切りのいすみポークを使用し、塩味でシンプルに仕上げた一品で、そのジューシーさと旨味が評判で、揚げたてのとんかつやコロッケなどのテイクアウトメニューも充実しており、地元の高校生や観光客にも人気があります。
第10話 東京都江東区亀戸の純レバ丼

師走の忙しい時に五郎は腰を痛めてしまい、何と3日も入院している。
仕事が頭から離れずベッドで手帳を広げていると、夕食を運んできた看護師(須藤温子)に止められた。三度の食事だけが楽しみな五郎だが、病院食はやっぱり味が薄くパンチがない。
心で文句を言いながらも完食すると、様子を見に来た医師(北村有起哉)が突然「井之頭さんは餃子お好きですか?」と、美味しい餃子の食べ方(酢、胡椒とラー油)をとうとうと話し出す。
深夜、餃子が頭から離れず眠れない五郎が廊下を歩いていると、入院している若い男(碓井将大)が携帯で「塩辛」の差し入れを頼んでいた。「塩辛」を連呼するその男の声を聴いていてさらに悶々とするのだった。
寝不足のまま翌日退院した五郎。快復のお礼もかねて亀戸天満宮にお詣りしようとした途端、突然腹が減った。
「やんちゃなメシをがつがつ食いたい気分…」そんな時ラーメンの暖簾が見え、思わず入り、カウンターに座る。
菜苑

東京都江東区亀戸に位置する中華料理店で、最寄り駅の錦糸町駅から徒歩約12分の場所にあり、創業以来、地元の人々や観光客に親しまれています。
「孤独のグルメ」で紹介されて以降、行列ができることも多いため、時間に余裕を持って来店することをおすすめします。

看板メニューの「純レバ丼」は、甘辛いタレで炒めた鶏レバーに山盛りのネギを載せた一品で、その独特の味わいが評判です。
レバー特有の臭みが少なく、タレの甘さとネギのシャキシャキ感が絶妙に調和しています。
- 菜苑
- 中華料理、食堂
- 東京都江東区亀戸3-1-8
- 月〜土 月・火・水・木・金・土11:30 – 13:30L.O. 13:2017:00 – 23:00L.O. 22:30
- 日曜日
- 1000円〜1999円
第11話 埼玉県越谷市せんげん台のアメリカンソースのオムライスとカキのムニエル

井之頭五郎(松重豊)が東武伊勢崎線のせんげん台駅を降りてくると、「かすかべ湯元温泉」の看板が目に入る。
ここは温泉街なのか?と思うも周囲を見渡しても温泉らしき建物はない。走っている自転車が多いなあと思いながら、住宅街を歩いていく五郎。3階建てというヒントで、普通の住宅に見える洋食店に間違って入りそうになったりと少々迷いながらも、本日のクライアントのカラオケスナックへたどり着いた。
「ここ、温泉街じゃないから」ママ(YOU)が五郎の心を見透かしたように言い当て、ドキッとする。その後もいちいち五郎のことを言い当てるので気味悪くなってきた。
しかし五郎が商品リストを見せると、一番のお薦めを「この三つ目でしょ?」と指したがそれは間違えだった。やっぱり単なる感だとほっとする五郎。
カラオケ店を出るとお腹がすいた五郎は、先ほど見つけた洋食屋の看板文字「シチュー」を思い出した。
厨 Sawa

埼玉県越谷市千間台西1-23-16にある洋食店で、東武伊勢崎線せんげん台駅西口から徒歩約7分の距離にあります。
店内は白を基調としたおしゃれな内装で、ホール16席(4人テーブル×1卓、2人テーブル×6卓)、カウンター6席、座敷(4人テーブル×2卓)の計30席を備えています。

メニューには、アメリカンソースのオムライスやカキのムニエルなどがあり、特にカキのムニエルは焦がしバターソースが絶品と評判です。
孤独のグルメ」のロケ地としても知られ、多くのファンに愛されている名店です。
- 厨 Sawa
- 洋食、オムライス
- 埼玉県越谷市千間台西1-23-16
- ランチは二部制11:30~12:30、12:45~14:00要予約(当日予約可、予約なしでも空いていれば入店可)11:30 – 14:00L.O. 13:3018:00 – 21:30L.O. 20:30
- 月曜日
- 2000円〜2999円
第12話 東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き

西巣鴨の駅近くの不動産屋さんに来た井之頭五郎(松重豊)。
クライアント森田さんの依頼で、貸店舗の内見に来たのだ。自分が借りるのでもないのになぜかエントリーシートに記入させられていると、それを覗いた不動産屋さんの社長(土屋伸之)が「いのあたまさん」と読んだ。
五郎が訂正しようとすると、男性社員(塙宣之)が「いのずさんですよ」それをまた訂正しようとした途端、女性社員がすかさず「いのとうさんですよ」という。名前の読みを間違えられたことのない五郎は、微妙な気分になる。
無事内見を終え商店街を歩いていた五郎は、無性に腹が減った。
不動産屋さんに鍵を返しに行くと、「すきやきしゃぶしゃぶ」の看板を見つけ、心を決めて入る。
しゃぶ辰

東京都豊島区西巣鴨4-13-15にある、すき焼きとしゃぶしゃぶを提供する老舗の和食店で、都営三田線西巣鴨駅A2出口から徒歩約1分の距離にあり、アクセスも良好です。
店内は1階にU字型のカウンター席が12席、2階にテーブル席があり、全席で一人鍋を楽しめるスタイルとなっています。

ランチメニューでは、国産黒毛和牛ロースのすき焼き定食やしゃぶしゃぶ定食などが提供されており、ご飯、味噌汁、うどんはおかわり自由です。
ディナーメニューでは、上州牛すき焼き定食や三元豚バラしゃぶしゃぶ定食など、さまざまなメニューが楽しめます。
長年にわたり地元の人々に愛されている名店であり、特に一人鍋を楽しめる点が魅力です。た、店内には有名人のサインや写真が飾られており、訪れる際の楽しみの一つとなっています。
SP 真冬の北海道・旭川出張編

井之頭五郎(松重豊)は年明け早々北海道の旭川空港にいた。
空港のカフェでパソコンを開き、仕事に追われていた。腕時計を見て慌ててバスに乗る。「冬の旭川・・・もっとのんびりしたかったな・・・」ホテルに着いても携帯は鳴り続け、パソコンを打ち続けていたが・・・
やがて決意し、携帯を部屋に置いて雪の街に出た。「思っていたより静かな街だな」そんなことを考えながら歩いていると、突然腹が減ってきた。
一人で落ち着いて食べられる店を捜すのだがなかなか見つからない。そんな時「独酌 三四郎」という看板を見つけ、入ってみる。
独酌 三四郎

北海道旭川市2条通5丁目左7号にある老舗の居酒屋で、JR旭川駅から徒歩約15分の距離にあり、昭和の風情を感じさせる店内が特徴です。
店内のカウンター席は、炭火で焼かれる料理を間近で楽しめるため人気があります。
地元の人々や観光客から長年愛されている名店であり、昭和の雰囲気と美味しい料理を楽しめる貴重な場所です。旭川を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

メニューは豊富で、刺身盛り合わせや焼き物、煮物など多彩な料理が提供され、なかでも「新子焼き」は、柔らかくジューシーな鶏肉を秘伝のタレで焼き上げた一品で、多くの客から高い評価を受けています。
また、季節ごとに変わる「旬の盆」などのメニューも魅力的で、日本酒の品揃えも豊富で、女将が選んだ地酒を楽しむことができます。に炭火で温める「焼き燗」は、まろやかな味わいが特徴で、多くの客に愛されています。
自由軒

北海道旭川市5条通8丁目左2にある老舗の洋食店で1949年に創業され、JR旭川駅から徒歩約10分の距離にあり、昭和の雰囲気を色濃く残す店内が特徴です。
地元の人々や観光客から長年愛されている名店であり、昭和の雰囲気と美味しい料理を楽しめる貴重な場所で、旭川を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

看板メニューの「わらじ焼肉」は450グラムの豚肉に濃厚なタレがかかった一品で、多くの客から高い評価を受けています。
テレビドラマ「孤独のグルメ」の旭川編で紹介された「五郎セット」も人気で、カニクリームコロッケとホッケフライがセットになったメニューです。
SP 真夏の東北・宮城出張編

その夜、井之頭五郎(松重豊)は仙台の牛たんの店、「萃萃」にいた。
ぶっきらぼうな親方(でんでん)とお客さんの小気味良い会話を聞きながら、昼間、旧友の岸本(渡辺いっけい)と会った時のことを思い出していた。
新しい商業施設「シーパルピア女川」での秋のイベントを紹介された。久しぶりの旧友からの仕事、しっかり頑張らねば。
「明日、いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい・・・」
暫くして「牛たんセット」がやってきた。
牛たん 萃萃

仙台市宮城野区萩野町にある老舗の牛たん専門店で。JR仙石線「宮城野原」駅から徒歩約14分、仙台市営地下鉄東西線「卸町」駅から徒歩約10分の距離にあります。
店内は昭和の雰囲気を色濃く残し、カウンター席と座敷席が設けられ、多くの有名人のサインや写真が飾られ、訪れる客を楽しませています。

メニューの中心は、厚切りの牛たんを使用した定食です。に「牛たんセット」は、牛たん、テールスープ、白ご飯、漬物がセットになっており、そのボリュームと味わいで多くの客から高い評価を受けています
希少部位を使用した「スペシャル牛たんセット」も人気で、肉厚でレア気味の牛たんを堪能できます。
- 牛たん 萃萃
- 牛タン
- 宮城県仙台市宮城野区萩野町2-12-1
- 11:30 – 14:00L.O. 料理13:3017:30 – 19:00L.O. 料理18:30
- 日曜日
- 2000円〜2999円
女川海の膳ニューこのり

宮城県牡鹿郡女川町に位置する海鮮料理店で、JR女川駅から徒歩約1分の距離にあります。
店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、アットホームな空間が広がっています。

メニューは季節ごとに旬の海鮮を取り入れた多彩な料理が提供され、「海鮮五色丼」は、ウニやイクラ、カニなどの新鮮な海の幸が盛り込まれた一品で、多くの客から高い評価を受けています。
地元の人々や観光客から長年愛されている名店であり、新鮮な海の幸を堪能できる貴重な場所です。女川を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
食事処 亀鶴

宮城県石巻市相野谷飯野川町にある老舗の食堂で、1940年に創業されました。
JR鹿又駅から車で約10分の距離にあり、昭和の雰囲気を色濃く残す店内が特徴です。

メニューの中心は「サバだしラーメン」で、サバの頭と中骨から取った出汁を使用したあっさりとしたスープが特徴です。
ープにはサバのつみれがトッピングされ、風味豊かな味わいを楽しめます。た、細麺がスープと絶妙に絡み、食べ応えがあります。
「半ソースカツ丼」や「どぶ漬け唐揚げ」などのメニューも人気で、セットメニューとして組み合わせて注文することができますし、「サバだしラーメン」と「半ソースカツ丼」のセットは、多くの客から高い評価を受けています。
SP 井之頭五郎の長い一日

井之頭五郎(松重豊)は、なぜか荒野に立っていた。何もない土地を歩き続けていると、一軒のレストランを見つけた。
入ろうとした途端、強盗らしき二人組が走り出てきて、その後に銃を持った男が…!五郎が絶叫したその時、愛車の中で目が覚めた。
企画書を見返していて眠ってしまったらしい。アポまでまだ時間があり、先に何か腹に入れようと車を走らせた。
川崎の工業地帯に差し掛かり、焼肉の「つるや」を思い出し行ってみると、なんと満席。諦めて枝川の倉庫に向かうと、定食などがある枝川の「アトム」を思い出し、立ち寄ってみるが今度は閉店していた。
中野で仕事をすませた五郎は腹がたまらなくすき、中野の街を彷徨っていると、突如「上海家庭料理」看板に目が奪われた。
つるや

「焼肉ジンギスカンつるや」は京急八丁畷駅から徒歩約5分、JR川崎駅からも徒歩15分程度でアクセス可能な老舗焼肉店です。
創業から50年以上続くこの店は、昭和の雰囲気を色濃く残し、煙が立ち込めるレトロな店内で、ジューシーな焼肉を楽しめます。

特に「ジンギスカン」や「シビレ(牛の胸腺)」が人気で、秘伝のタレが肉の旨味を引き立てます。
平日は予約可能ですが土日祝日は予約不可のため、開店前から行列ができることもあり、訪れる際は事前に確認することをおすすめします。
- 店名
- 焼肉ジンギスカン つるや
- ジャンル
- 焼肉、ジンギスカン
- 住所
- 神奈川県川崎市川崎区日進町19-7
- 営業時間
- 18:00 – 21:30L.O. 20:50
- 定休日
- 火曜日
- 予算
- 8000円〜9000円
蔡菜食堂

東京都中野区中野3丁目35-2に位置する上海家庭料理の名店です。
JR中央線・東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩約3分の距離にあり、アクセスも良好です。
店主はミシュランの星を獲得した有名焼き鳥店出身で、その技術と経験が光る料理を提供しています。

メニューは豊富で、特に「スペアリブの黒酢ソース炒め」が名物です。た、「レバニラ炒め」や「トマト卵炒め」なども人気で、「青菜の水餃子(3個 300円)」や「ごま団子(450円)」などの一品料理も充実しています。
日替わりで5種類以上の料理が楽しめる「家常菜のおつまみセット」もおすすめです。
上海家庭料理の魅力を存分に堪能できる貴重な場所でなので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 蔡菜食堂
- 中華料理
- 東京都中野区中野3-35-2 渡辺ビル 1F
- 17:00 – 22:30L.O. 料理21:45 ドリンク22:00
- 水・日
- 4000円〜4999円
ステーキテキサス 津田沼店

千葉県習志野市津田沼2丁目6-34にある1962年創業の老舗ステーキハウスです。
JR総武線「津田沼駅」南口から徒歩約9分、京成本線「京成津田沼駅」北口から徒歩約5分の距離にあります。
店内はアメリカンスタイルのカントリー風で、落ち着いた雰囲気が漂い、家族連れや友人同士での食事に適しています。

看板メニューは「リブステーキ」で、サイズは150gから300gまで選べ、ヒレステーキやハンバーグ、チキンステーキなど、多彩なメニューが揃っています。
オススメの「ガーリックライス」は、ステーキとの相性が抜群で、多くの客から高い評価を受けています。
- ステーキテキサス 津田沼店
- ステーキ
- 千葉県習志野市津田沼2-6-34
- 月・火・水・木・金17:00 – 23:00L.O. 22:30土・日・祝日12:00 – 15:0017:00 – 23:00
- 無し
- 3000円〜3999円