はじめに
本年度は、年内の発表を念頭に時間ができたので、アワードを発表いたします。
今年は、春に西日本を経て広島まで行き、夏に九州と福島、秋には新潟、冬には北陸と、全国各地を食べ回ることができました。
年間食べ歩いた中でも「美味しかったお店」10店舗をご紹介したいと思います。
この記事内での掲載順は、順位ではなく、掲載の日付が早かった記事からご紹介しています。
また、選んだお店の詳細は関連記事として、リンクを掲載していますので、合わせて宜しくお願い致します。
アワード受賞店
香川 坂出 讃岐うどん がもう
讃岐うどんの本場、香川県に訪れて際にお邪魔したお店が、「讃岐うどん がもう」さんです。
長閑な田園地帯のど真ん中にあり、店外で座りながら食べるスタイルは圧巻でした。
うどんは文句なし唯一無二の存在感で、うどん、汁、具材の全てがパーフェクトと思えるうどんが、ワンコインで食べられます。
「讃岐うどんはコシがあって固い」というイメージを180度ひっくり返されたような、喉越しのうどんは是非とも一度は食べて頂きたい一品でした。
広島 中区 お好み焼き 越田 本店
広島に行った際にお邪魔したのが、「お好み焼き 越田 本店」さんでした。
実はこちらのお店は、行こうと思っていたお店がまさかの臨時休業で、その場で偶然発見したお店でした。
広島のお好み焼きを本場で食べるのは10年以上振りで、「今食べたら美味しいと思うのか」という疑問とともに食べましたが、非常に美味しかったです。
山のように盛られたキャベツは、想像を超えるふんわり食感で、広島まで来た甲斐があったことを実感させてくれました。
福岡 黒崎 魚虎
夏に「九州とんこつ旅」という食べ歩きで、九州訪問の際にお邪魔したのが「福岡 北九州 魚虎」さんです。
かつて「炭鉱の町」として栄えた、黒崎のアーケードの中にある飲み屋さんです。
店主の前田さんの人柄はもちろん、九州中の美味しい魚介類が食べれるとあって、予約必須の人気店です。
1人で来店したのですが、ハーフサイズで出して頂けるたり、前田さんと食の談義を交わせた夜は本当に楽しかったです。
福島 郡山 蕎麦切り あなざわ
夏に福島を訪れた際にお邪魔した、蕎麦の人気店が「福島 郡山 蕎麦切り あなざわ」さんです。
一度は午前中の売り切れで断られてしまったのですが、なんとか訪問中に再度お邪魔して、どうにか食べることができた思い出深いお店です。
お蕎麦は、蕎麦の実の中心に近い部分のみをつかった更科蕎麦で、透き通るようなキレイさは眼を見張るものがありました。
見た目はもちろん味も絶品で、蕎麦もそうですが、割子は蕎麦汁、なめこ、とろろ、海苔の4種類を楽しむことができ、どの味も絶品でした。
栃木 宇都宮 川蝉
食べ歩きで何度も訪れている「餃子の町宇都宮」で、美味しい鰻が食べれるとあって一度は訪問してみたいと思っていたのが「栃木 宇都宮 川蝉」さんです。
店構えや店内は居酒屋そのものですが、コース料理をお願いすると、まさに割烹レベルで手の込んだ料理の数々です。
鰻が美味しいのは当然ですが、「海が無いから美味しいものを食べてもらいたくて」という、お店の心意気と熱意には驚かされます。
和食の献立に忠実でありながらも、鰻を見事に脇役にしない鰻割烹は、まさに驚きの連続でした。
新潟 岩原 ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ
秋に新潟を訪問した際にお邪魔したのが「新潟 岩原 ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」さんです。
湯沢にある岩原スキー場ゲレンデのすぐ横にあり、夏だけでなくスキーシーズンも大盛況という人気のお店です。
ピザ窯で焼かれたものは、生地、チーズ、具材とともに非常に美味しく、地元の食材を多く使われているのも印象的でした。
軽くランチして帰るつもりだったのですが、ピザ2枚、パスタ、サラダを食べてしまいました。
東京 江戸川橋 三ん寅
東京の江戸川橋駅近くにある人気店が「東京 江戸川橋 三ん寅」さんです。
鰹節系のラーメンが流行っている中で、こちらのお店は味噌ラーメンをメインにだされている人気店です。
スープ、麺、チャーシューとラーメンを構成する要素どれもがハイレベルで、食べながら「うんうん」と頷いてしまいました。
個人として、味噌ラーメンにそれほど情熱もありませんが、美味しいと思わせてくれる、ど真ん中の味でした。
東京 立川 オールドニューダイナー
東京の立川駅から徒歩圏内で行けるグルメバーガーのお店が「東京 立川 オールドニューダイナー」さんです。
外観からアメリカンな雰囲気いっぱいで、テンション上がりまくりのランチでした。
グルメバーガーが好きで、都内を中心にけっこう食べ歩いているのですが、今年ドンピシャに好きだったのがオールドニューダイナーさんでした。
「ザ・アメリカン」という感じのボリューム感ながらも、炭火で焼かれたパティとバンズが美味しかったです。
富山 新根塚 鮨し人
冬に北陸を訪問した際にお邪魔したのが、「富山 新根塚 鮨し人」さんです。
食べログをはじめ、数々のグルメサイトで高評価を受け、日本を代表するようなお寿司屋さんとして有名なお店です。
コース料理はお寿司に限らず、どれも店主木村さんのこだわりが詰まったもので、食材は全国各地で時々に美味しいものを厳選して取り寄せされています。
料理もさることながら、調理をしながら食の話を聞いていると、こだわりだけでなく、料理そのものへの哲学も実に見事だと感心させて頂きました。
富山 氷見 貪瞋癡
鮨し人と同じく、北陸訪問の際にお邪魔したのが「富山 氷見 貪瞋癡」さんです。
こちらのお店は2年前にお店の前まで来たのですが、あまりの行列振りとスケジュールの都合で、泣く泣く断念した経緯があり、二年越しの来店となりました。
ラーメンが運ばれてきた瞬間に「美味しい」と思わせてくれる、オーラすら感じるその一杯は実に見事なものでした。
麺、スープ、チャーシュー(画像にはありませんが)などなど、どれをとっても超一級品であり、店主の優しい人柄も相まって、感動するような一杯に出会うことができました。
特別賞
東京 高円寺 中洲屋台長浜ラーメン初代 健太
東京の高円寺にある居抜き店舗で営業されているのが「東京 高円寺 中洲屋台長浜ラーメン初代 健太」さんです。
ラーメンの中でも豚骨ラーメンが好きで、美味しい豚骨ラーメンがあると聞けば行く中で見つけたお店です。
本場九州の豚骨ラーメンにも負けないどころか、独自の豚骨味はまさに魔力でした。
見た目以上にスッキリで、豚の旨味を凝縮したような一杯はまさに絶品でした。
東京 池袋 火星カレー
東京の池袋にある変な名前のカレー屋さんが「東京 池袋 火星カレー」さんです。
池袋を散歩している際に、偶然発見したお店で、実際に食べるまでは正直期待もしていませんでした。
カレーも大の好物で年間を通してけっこう食べるのですが、意外にも上品でコクのある味がクセになりました。
オーナーがカレー好きのゲームデザイナーさんというのも非常に面白いですよね。
東京 五反田 フランクリン・アベニュー
東京の五反田駅近くの高級住宅街にあるグルメバーガーのお店が「東京 五反田 フランクリン・アベニュー」さんです。
料理の味だけでなく、隠れ家的かつ洗練されたデザイン性ある店内も必見のお店です。
素材1つ1つの厳選さ、料理の丁寧さなど、レストランとしては完璧過ぎる上に、一軒家を丸ごとレストラン空間にしてしまって雰囲気を作り上げるとは、本当にすごいです。
料理は味だけでなく、雰囲気も大事なのだと実感させられたお店の1軒です。
栃木 那須烏山 クローバーステーキハウス
栃木の那須烏山市にある、古城を思わせるような風貌のステーキハウスが「栃木 那須烏山 クローバーステーキハウス」さんです。
自然溢れる場所柄もあって、高級感とリゾート感があるような店内には、気分を上げてもらえました。
肉料理があまり得意ではないので、年間を通してもなかなか食べる機会が少ない中でも、印象に残ったお店でした。
ステーキ肉が美味しいのはもちろん、メンテルバターの重要さ、美味しさも実感させてくれました。
東京 恵比寿 ヴェルデ
東京の恵比寿駅近くにある喫茶店が「東京 恵比寿 ヴェルデ」さんです。
自家焙煎のこだわりのコーヒー豆をつかった一杯はまさに丁寧な職人の仕事という感じでした。
落ち着いた店内で頂ける、コーヒーは非常に丁寧で美味しかったです。
コーヒーといっしょに注文したシフォンケーキも絶品なので、御来店の際は是非ともオススメします。
まとめ
今年度はある理由があって、「できる限り地方で食べ歩きを」という、テーマを掲げて一年を過ごしてきました。というのも、東京の料理はたしかにレベルが高いのも事実ですが、源流(オリジナリティ)は地方にあるということに気づき、本物の味を求め始めたのがきっかけでした。
当サイトに関して言えば、訪問店舗数は1200軒近くになり、食べログでのアカウントフォローワーさんも900名様近くまで増やすことができました。
また、新たにLINEアカウントで掲載記事のお知らせを配信するなど、新しいことにも挑戦した一年でした。来年もうまいものを食べ尽くすぞ!
このブログでの各店舗さんの評価は、ワタシの独断と偏見に満ちていますので、あくまで個人のランキングに影響されることなく、できれば皆様の舌と目でこれからも食を楽しんで頂ければと思います。
このブログサイトは皆様の閲覧によって支えられていることを本当に感謝しております。
2023年も「うまいもの大好き」を宜しくお願い致します。