はじめに
こんにちは。年間200食ほどを食べ歩く、グルメブロガーのうまいもの大好きです。
今回ご紹介するのは、銀座で頂いたコーヒー・カフェの中で、印象に残ったお店をご紹介させて頂きます。
各店舗に書いたオススメ度は、あくまで個人の評価なので、是非ともご自身の舌で確かめてください。
銀座中心部
カフェーパウリスタ
JR新橋駅から銀座の中央通りに入ってすぐの場所にあります。
最寄り駅はJR山手線の新橋駅から徒歩5〜6分くらいです。
カフェパウリスタは「銀ブラ」という言葉の語源になったお店で、「銀ブラ」は1960年代〜70年代に「銀座をブラブラ歩く」ではなく「銀座でブラジルコーヒーを飲む」ことを当時の人がオシャレなことの代名詞としていたのです。
コーヒーは森のコーヒーもしくはパウリスタオールドの2種類から選ぶことができたので、パウリスタオールドをチョイスしました。
味は一口だけでグッと引き込まれるような濃厚さでで、酸味は少なめでどこまで飲んでも雑味を感じさせないレベルの高さは脱帽です。
トリコロール
お店は銀座の中央通りから一本外れた路地裏にあり、最寄り駅は東京メトロの銀座駅もしくは東銀座駅になります。
そこだけがヨーロッパの雰囲気のような佇まいでトリコロールカラーのフランス国旗が目印です。
店内は1階と2階で飲食ができ、非常に雰囲気があります。
小物なども置かれているので店内のどこをとっても絵になります。
2階は暖炉がある広い空間で喧騒を忘れさせてくれます。
アンティークブレンドコーヒーは注文を受けてから豆を挽くこだわりようです。
抽出はネルドリップによるものでテーブルでカップにコーヒーを淹れてくれます。
味は酸味が強いのですが嫌味がなく後味もスッキリして美味しいです。
コーヒーといっしょにオススメしたいのがエクレアです。
注文を受けてからクリームを入れるそうでシュー生地はサクサクで美味しいです。
クリームは甘さ控えめで、大人の甘さという感じです。
十一房珈琲店
銀座一丁目の外堀通り沿いのビルの1階にあります。
最寄り駅は東京メトロ有楽町線、JR山手線の有楽町駅、有楽町線の銀座一丁目駅から徒歩2〜3分ほどです。
店内に入った瞬間にすっと引き込まれるような雰囲気感がありました。
カウンター奥にはカップ・コレクションが並び、店内奥ではポットでお湯が沸く音がコトコトするような感じです。
BGMとして静かにジャズが流れ、壁にはアナログ盤が飾られ雰囲気があります。
十一房珈琲店さんではブレンドコーヒーを5段階で苦味と酸味を分けています。
注文を受けてから豆を挽き、抽出はネルドリップによるもので、イタリアンローストはもっとも苦味が強く酸味が抑えられています。
コーヒー豆の持つ力がギュッと凝縮されたような一杯がとても美味しいです。
カフェ・ド・ランブル
東京メトロ銀座線、日比谷線の銀座駅もしくは、JR山手線の新橋駅から徒歩5〜6分の路地裏にあります。
静かな雰囲気の銀座らしい喫茶店の雰囲気があります。
少し分かりにくいのですが、ガラス窓からは焙煎機を見ることができます。
店内は薄暗く、喫茶店よりもBARのようなアダルティな雰囲気があります。
いたる所にランプやら絵画が飾られ、雰囲気をいっそう盛り上げてくれます。
カフェ・ノワール(ダブル)は、オリジナルブレンドのコーヒーで3種類ある濃さの真ん中になります。
抽出はネルによるハンドドリップで、味は酸味が来ますが、酸味の心地よさというか風味が妙に心地良いです。
濃厚なのだけれども苦いという感じでもなく美味しいです。
もう1つオススメしたいのが、カフェ・ア・ラ・グラスです。
アイスクリームにコーヒー・リキュールをかけたもので、リキュールはビックリするくらいアルコール度数が高いです。
アイスクリームはオリジナルのものなのか、甘すぎずリキュールの風味を壊していません。
お酒っぽさが強過ぎるわけでもなく、コーヒー感のあるリキュールは風味と味が非常に美味しいです。
和蘭豆
JR新橋駅にほど近い銀座七丁目の外堀通り沿いの交差点にあります。
大きな店名にコーヒーカップと少しモダンなデザインが目立ち、店名は「らんず」と読むそうです。
モダンな感じで非常に落ち着いた印象の店内です。
クッションが効いていて座り心地の良いソファーです。
原産地はドミニカで、特別な乾燥方法であるワイニーナチュラル製法のコーヒー豆だそうです。
香りと味が非常に面白くコーヒーというよりもウィスキーのような芳醇な味が特徴的でした。
抽出はサイフォン方式で、目の前でサイフォンガラスからカップに移してくれるのも良かったです。
コーヒーいっしょに何か楽しみたいと注文したパフェです。
バニラアイスクリームに添えられているのは手作りのラムレーズンで、ほろ苦いコーヒーゼリーも入っていて、全体的にコーヒーソースがかかっています。
コーヒーソースのほろ苦さもあり、大人な感じが非常にして美味しいです。
和光 アネックスティーサロン
銀座和光の本館すぐ横にある和光アネックスビルにあり、最寄り駅は東京メトロ銀座駅降りてすぐです。
銀座らしい外観からは上質な空間への入口としての構えを感じさせてくれます。
店舗の1階はケーキ&チョコレートショップになっていて、店舗内の階段を上がるとティーサロンになります。
落ち着きある空間が広がり、銀座と思わせてくれる銀座を堪能できる店内です。
秋にお邪魔したので、栗をつかったマロンパフェを注文しました。
渋皮栗は真っ黒な見た目ですが、しっかりとした歯ごたえと、栗本来の甘さが美味しいです。
パフェの上部は栗を細かく砕いたものと、マロンクリーム、生クリームです。
焼いたクレープを砕いた層や、カシスソースの酸味が効いたアールグレイゼリーなどさまざまな表情を楽しめます。
銀座界隈
築地本願寺カフェ Tsumugi
東京メトロ日比谷線の築地駅から徒歩1分ほどの築地本願寺の敷地内にあります。
広く大きな敷地なので駅から上がるとすぐに分かります。
こちらのカフェは、築地本願寺さんの運営ではなくカフェプロントで有名な株式会社プロントコーポレーションさんがおこなっているので、カフェとしてのノウハウはしっかりしたものがあります。
店内には大きなガラス窓が広がり中庭を見渡すことができます。
カウンター席にはしっかりと電源タップも設置されているので実用性があります。
椅子の座り心地や色合いがカッコいいなと思っていたら、高級家具で有名なArflexが空間プロデュースしているそうです。
こちらでは「恋するチェリーパイ」という、かき氷を頂きました。
味はほうじ茶なのかバニラビーンズなのか少しわかりませんでしたが大人味感で良かったです。
氷のソースには信州産のサワーチェリーとフランス産のグリオットチェリーを使っています。
かき氷の氷も中央アルプスの天然水で作った高純度の氷だそうです。
ヘッケルン
東京メトロ銀座線の虎ノ門駅が一番近く、JR新橋駅からでも徒歩10分ほどのビジネス街にあります。
外観は少し入りにくい雰囲気すら醸し出すような純喫茶感100%ですwww
店内は期待を裏切らない純喫茶そのものです。
「寝るな!」とか「タバコは3本まで」なんていう張り紙がいたる所にありますが全然マスターは怖くないのでご安心を。
プリンは「ジャンボ」と書かれていますが女性でも食べ切れるくらいなので大丈夫です。
見た目は非常に甘そうですが、食べるとカラメルのビターさは秀逸でカスタードの甘さも控えめという超大人プリンで美味いです。
コーヒーもプリンに負けない味をちゃんと出しています。
1杯1杯づつ注文のたびにサイフォンで淹れるコーヒーが不味いわけがないです。美味しい。
ミカド珈琲店 日本橋本店
東京メトロの銀座線もしくは半蔵門線の三越前駅から徒歩1分ほどの場所にあります。
表通りからは一歩外れた路地裏の喫茶店という感じで、外観はどことなく中南米なんかにありそうな派手な感じです。
店内はシックで落ち着いた感じになっています。
席は1階が立ち飲み、2、3階がそれぞれ30席で全60席と比較的広めの店内です。
モカ味のソフトクリームははじめは少し拍子抜けのような感じですが、食べすすめるほどモカの味を実感できて美味しいです。
それがかえってけっこうなボリュームがあるにも関わらず、最後まで美味しく食べることができました。
酸味が抑えられていますが焙煎時のギュッと詰まったような濃厚な風味が非常に美味しいです。
スッキリなアメリカンテイストなので非常に飲みやすいです。