佐野ラーメン
こんにちは。年間200軒ほどを食べ歩く、グルメブロガーのうまいもの大好きです。
今日ご紹介するのは、関東ご当地ラーメンとしても有名な「佐野ラーメン」のお店です。
栃木県南部の佐野市には、多くのラーメン店があり、東京からでも日帰りでき、佐野プレミアムアウトレットに立ち寄り、ランチとして美味しい佐野のラーメンを食べてみてはどうでしょうか?
北部エリア
おぐら屋
佐野市街から北へ向かった住宅街にあり、最寄り駅は東武鉄道佐野線の田沼駅から3.6kmとかなり遠めです。
店内、駐車場ともに、かなり広めですが、人気店だけあり週末では1時間待ちになることもあります。
スープが並々と注がれているのが非常に特徴的なラーメンです。
ホロホロ食感でありながらも、肉々しさがちゃんと残っていて美味しいです。
麺は自家製で、独特のピロピロ食感が特徴的な中太平打ち縮れ麺です。
スープは透明度高めの黄金色で、鶏ガラをベースにした素朴な味の醤油スープで、ガツンとくる塩気が良いアクセントになっていて美味しいです。
西部エリア
らーめん大金
佐野市街の住宅街のような場所にあり、最寄り駅は東武鉄道の佐野市駅より徒歩15分になります。
リニューアルしたようなキレイな店舗で、かなり大きな敷地と建物に存在感があります。
具はチャーシューとメンマ、ネギと非常にシンプルな見た目です。
スープが器いっぱいに入っているので、移動が大変な感じのラーメンです。
麺は中太縮れ麺で、モッチリとした食感をしています。
うどんのような感じですが、コシもしっかりとあり、噛んでいて美味しいです。
スープは黄金色のキレイな見た目で、ベースは鶏ガラに国産野菜を加えたものだそうで、醤油のインパクトのような濃さが好みでした。
青竹手打ラーメン 日向屋
佐野市郊外に近い場所で、のどかな田園地帯が広がる場所にポツンとあります。
最寄り駅はJR両毛線の富田駅ですが、徒歩25分と遠めです。
見た目にも非常にキレイなラーメンで、チャーシューがどんとのせられています。
チャーシューは薄めに切られていますが、かなり大きめなものが3枚です。
麺は佐野ラーメンにしては、かなり細い印象を受ける、細ちぢれ麺です。
スープは透明に近い黄金色で非常に見た目がキレイで、鶏ガラや豚ガラをベースに野菜、昆布、魚介などを入れているそうです。
鶏の旨味がしっかりと感じられつつも、罪悪感のないスープが美味しいです。
赤見屋 本店
お店は東武鉄道もしくはJR両毛線の佐野駅から徒歩約5分ほどの線路近くにあります。
店内は、自宅を改装したようなアットホーム感のある店内になっています。
チャーシューは小さめで食感がしっかりした肩ロースを使用して、肉っぽさが非常にありました。
赤見屋さんの麺は佐野ラーメンでも数少ない青竹打ちの麺を使用しているそうです。
細く薄めのちぢれ麺で喉越しが良い感じです。
豚ガラと鶏ガラをミックスしたスープだそうです。
醤油に風味があり麺とのバランス感は悪くありません。
麺屋 ようすけ
県道7号で佐野市街から館林方面に向かって10分ほどの場所にあり、最寄り駅は東武佐野線の田島駅ですぐ目の前になります。
店舗も駐車場もかなり広めですが、セブンイレブンさんとコラボなどもした影響か、行列が耐えない人気店です。
ラーメンはボリューム感がありつつも、しっかりとした内容で、満足度がかなり高めになっています。
チャーシューはかなり大きめなのが5枚くらい入っていました。
スープは鶏ガラがベースでしょうか、非常に飲みやすく、麺との絡みも美味しく、佐野ラーメンらしいサッパリ感が出ています。
麺はかなりプリプリモチモチのストレート麺です。
食感はラーメンの麺というよりもうどんに近いようなモチモチ食感です。
店内に製麺所があったので、自家製麺でしなやかな印象で美味しいです。
東部エリア
亀嘉
国道50号線から「高萩」の交差点を佐野市街方面へ曲がり、陸橋を上がらず側道に入ってすぐのところにあります。
パチンコ屋さんの駐車場のような場所のプレハブでの営業となっています。
澄んだラーメンスープが非常に特徴的なラーメンです。
チャーシューは大きめで4枚がのっていてボリューム感はかなりのものです。
優しい味のスープでありながらも、ガツンとパンチがあるような特徴的なスープです。
ラーメン太七
佐野市街の東部エリアにあり、外観は田舎のラーメン屋さんという感じです。
店内は、かなり広めで定食屋感のような作りになっています。
見た目のインパクト抜群で、佐野ラーメンでは珍しく青葱がメインになっているラーメンです。
ネギの香りが良くて臭みもそれほどないので良い感じに美味しいです。
チャーシューはかなり大きめで厚めのものが1枚です。
麺はけっこう太めの手打ち麺をつかい、モチモチ感があって食感、味ともに非常に美味しいです。
スープは醤油と塩の2種類から選ぶことができたので、醤油を選びました。
鶏系のようなスッキリ感の強いベースに醤油の香りで非常に美味しいです。
南部エリア
田村屋
JRもしくは、東武鉄道の佐野駅と、佐野プレミアムアウトレットの中間くらいの佐野市街南部にあります。
外観はかなり大きい店舗で、2019年に完成した店舗なので比較的新しいです。
こちらの田村屋さんは、現在、佐野のラーメンで有名なお店の多くは、田村屋さん出身が多く、田村屋系と呼ばれています。
大きめな器に並々と注がれたスープが特徴的です。
チャーシューはかなり大きめなものが4〜5枚くらいでしょうか。
見た目的には少し固そうなのですが、食べてみると、ほどよく肉の繊維が残ったような感じで、肉の旨味がギュッと詰め込まれています。
麺は中太くらいのちぢれ麺は青竹手打ちで、手打ち麺らしい独特なモチモチ食感と、喉越しの良さを感じさせてくれるチュルチュル感があって美味しいです。
スープのベースは大山鶏ガラをはじめ、もみじ・背ガラ・にんにく・生姜・鰹など国産にこだわったものを使用しているそうです。
醤油は控えめなので、印象としては非常に飲みやすいスープに仕上がっています。
駅周辺エリア
叶屋
お店は東武鉄道もしくはJR両毛線の佐野駅から徒歩約5分ほどの線路近くにあります。
オレンジ色の高めの建物なので遠くからでも目立ちます。
ラーメンは、シンプルな具材が懐かしい感じです。
麺は佐野ラーメンらしいちぢれ麺です。
太さはわりと細めでシコシコとしてしょっかんよりもニュルッとした食感です。
スープはとんがった部分を感じない優しい感じです。
鶏ガラベースのような感じで醤油感もそれほどありません。
佐野ラーメン会
佐野市内には昔からラーメン店が多く、昭和初期に人口が約5万人だった街に160軒近いラーメン店がありました。
昭和63年に「多くの人に美味しい佐野ラーメンを食べてもらいたい」という想いで、市内のラーメン店が集まって「佐野らーめん会」が発足しました。
令和元年には、67の加盟店が加盟し、美味しいラーメンを作っています。