外観
東武伊勢崎線の新伊勢崎駅から徒歩10分ほどの、繁華街のような場所にあります。
敷地内に3台置ける駐車場が併設されています。
店内
昭和感のある昔ながらの町中華のような印象ですが、非常に清潔感があります。
席はカウンター4席、テーブル12席、座敷10席の全25席ほどです。
メニュー
料理は、もつ煮、餃子、焼売の3種類のみです。
メインとなるラーメンやライスなどは現在は提供していないそうです。
ランチタイムにお邪魔すると、「ライスとかありませんけど」とのこと。
以前は提供していたそうですが、現在はライスなどの提供もなく、持ち込みを自由にしているそうです。
お店に来店されるお客さんはほぼ持ち帰りで、店内飲食はあまりメインとしていないようです。
焼売
焼売は1人前5個となっています。
運ばれて来た焼売が、想像よりも大きかったので、価格表を二度見してしまいました。
1つ1つは食べごたえがあるほどに大きめです。
皮は非常に薄めで、餡のお肉はほどよいジューシー感があります。
焼売の1/3ほどは甘みがありつつ、シャキシャキと心地良い歯ごたえがある玉葱で、お肉の餡との相性が美味しいです。
餃子
餃子も焼売同様にサイズ感があるので、大きければ良いというものでもありませんが、かなりお値打ち感があります。
餃子表面の焼き目もしっかりとキレイで、皮は焼売に似たような薄めの厚みです。
餡は野菜が中心で、肉との割合は8:2もしくは9:1くらいの印象です。
ニンニクがしっかりと効きつつ、野菜の甘味がしっかりと引き出されていて、ボリューム感とは相反して食べ飽きないです。
もつ煮
再三なんですが、もつ煮も他の料理同様に、けっこう大きめで、二人で食べられるくらいです。
もつ煮はピリ辛と、ふつうの2種類を選ぶことができますが、ピリ辛が人気があるので、そちらを注文することに。
モツは時間を掛けて煮込まれていて、柔らかさとともに、余分な脂がしっかりと落とされているので、臭みも感じません。
汁はサラッとした口当たりですが、濃い味噌の味がしっかりと付いています。
最初は甘めなのですが、一味らしきものが入っていて、ピリ辛でお酒などにも合いそうです。
ピリ辛を食べ進めていたら、ついつい、ふつうのもつ煮が食べたくなって追加注文しました。
ふつうは出汁感があるような優しい感じを受け、味噌のピリ辛が関東風で、こちらのふつうは関西風のような印象です。
好みはありますが、どちらも美味しく、違いがハッキリと分かるのが、食べていて楽しかったです。
あとがき
もん亭さんですが、伊勢崎市民の方にはお馴染みというか、有名な味のようです。
2011年まではラーメンを、コロナでライスや定食類などの提供をやめてしまったという経緯があり、現在は持ち帰りがメインで営業され、しかも営業は金土日の3日間のみとのこと。それでも、持ち帰りで訪れるお客さんは多く、人気のほどが伺えます。
最初は営業形態などから、「大丈夫なのか?」と疑問を持っていましたが、食べ始めると心配は一気に吹き飛びました。3品のみに絞り込まれた料理は、1つ1つが手作りで丁寧に作り込まれ、手が抜かれていないのがすぐに分かります。きっとラーメンや定食も美味しかったのだろう。