店舗情報
- 店名
- 寺西精肉店 末広支店
- 住所
- 群馬県高崎市末広町65
- 営業時間
- 09:00 - 19:00
- 定休日
- 日・祝日
- 価格帯
- 〜999円
- ジャンル
- お肉
店舗所在地
関連サイト
その他の掲載サイト
紹介するのはこんなお店です
群馬県高崎市末広町にある老舗の精肉店で、最寄り駅は北高崎駅で、徒歩約15分の距離にあります。
店主の杉本勝さんは、昭和25年創業の本店で17年間の修業を経て、32歳の時に妻の美津枝さんと共に末広支店を開業しました。
地元の人々に長年愛されている寺西精肉店 末広支店は、温かみのある接客と手作りの味わいで、多くの人々に親しまれています。
寺西精肉店 末広支店

高崎市街から前橋方面に向かった住宅街にあります。
最寄り駅は、JR信越本線の北高崎駅から徒歩15分、約1kmにあります。
大きく「肉」と書かれた看板が目立つので、パッと見のインパクト強めです。

車で来店された場合、店舗専用の駐車場が道路を隔てた向かいにあります。
川沿いで月極と店名の看板がある2台分になりますので、お間違えないように。
店内

精肉店さんなので、ガラスケースの中には豚や牛などさまざまなお肉が陳列されています。
大人が2人も入ればいっぱいになるくらい、それほど広くない店内です。
ガラス扉から中のようすが見えるので、先客がいる場合、外で待つのがローカルルールのようです。
お惣菜メニュー

お目当ては持ち帰りのできるお惣菜メニューをチェックします。
コロッケやメンチカツなど、定番から焼売や唐揚げなどもあります。
お昼は11:00〜13:30、夕方は16:00〜19:00までと時間が決まっているので、予め来店時間に気を付けてください。
串カツ

揚げ物は注文を受けると、店主の杉本勝さんが丁寧に揚げてくれます。
脂身や筋から作る自家製ラードで揚げているので、脂っぽさも感じないほどカラッとした食感です。
アツアツで甘味が増した玉葱と豚肉が交互に刺さり、衣と合わさった美味しさで、ご飯が欲しくなります。
メンチカツ

メンチカツは小判型で想像以上に大振りです。
つかわれているお肉は、牛肉ではなく群馬県の銘柄豚・下仁田ポークで、噛みしめるとジューシーさとお肉の美味しさがダイレクトに伝わってきます。
オランダコロッケ

高崎の精肉店でコロッケと言えば、やはりオランダコロッケは外せません。
同じ市内にある「平井精肉店」さんにもお邪魔したのですが、むこうは俵型で、寺西精肉店さんは小判型です。

形が違うので中身のタネはどうなのかと思いながら頬張ると、味はそっくり。 もしかすると市内共通のレシピなのかも。
ジャーマンポテトのように塩コショウで味付けられたジャガイモの素朴な味と、チーズが溶け込み、オランダコロッケの美味しさを再実感です。
あとがき
「有名バンドボーカルの実家と噂される」お店。実際はどうなのか結論を言うと「違います」。
店主の杉本勝さんは、もともと「寺西精肉店」という精肉店で住み込み修業をしていました。1950年(昭和25年)創業の老舗で、「お肉といえば寺西」と言われるほど有名でした。
そのお店で一緒に修行していたのが、「BOØWY」でボーカルリストの氷室京介さんの実父で、後に独立して倉賀野支店、杉本さんは末広支店をそれぞれオープンさせました。現在、倉賀野支店は閉店しているため、「寺西精肉店」という共通の名前だけが一人歩きし、氷室さんの実家という噂が広がったようです。
味はというと、1つ1つ手作りで愛情が詰まったコロッケには、昭和風情のような懐かしさと、心をグッと掴まれるような美味しさがあります。価格に似つかわしくない美味しさは、職人の技そのものです。
コロッケが出来るまでの時間に、御主人と話ができましたが、ご高齢ということもあり、「あと、1年くらいで閉めるようかな」と。そうなる前に、この味を記憶に留め置いてください。