外観
お店は土浦市内中心部の中城通り(旧水戸街道)にあります。近くには亀城公園(土浦城)など趣ある場所です。
横の通りには古い建物が立ち並び、土浦の観光名所にもなっています。
外観は寄棟造の屋根、押縁下見板張り、漆喰の外壁、そして格子木囲いなど非常に趣ある建物なので、すぐに分かると思います。
持ち帰り
お店の表通りには持ち帰りの天ぷらを買える場所もありました。
駐車場
食べログには駐車場ありと掲載されていますが分からなかったので、近くにあるコインパーキングを利用しました。
市内中心部なので、コインパーキングは周囲にかなりあります。
利用額は100円と格安です。
駐車場なら価格比較ができ、駐車場所があらかじめ分かる、タイムズパーキングの駐車場予約がオススメです。
店内
店内に入るとゴマ油のいい香りがします。外観同様に店内も老舗らしい雰囲気たっぷりです。
席は4人掛けのテーブルが10組ほどと、座敷がありました。席数は全部で30〜40席くらいはありそうです。
週末の午後3時くらいにお邪魔したので、先客は一組のみでした。
メニュー
※写真は入口のものです。店内にもメニューがありましたが、撮影できなかったので。
メニューは天ぷら類がメインで、その他にも料理が何種類かありました。
価格は一番安い天丼で870円なので、それほど高いという印象はありません。
天丼(並)
「天丼(並) 870円」を注文しました。
天丼は(上)もあったのですが、初来店なので(並)を注文しました。
丼ぶりからは海老の尻尾がはみ出していて、美味しそうです。
注文を受けてから揚げられているようで、少し時間が掛かりますが店内で過ごす時間は雰囲気があります。
天丼に付いてきたお新香です。けっこう量も多めです。
お新香は白菜と大根です。
味は薄味ですが、しっかりとした味で美味しいです。
こちらはお味噌汁かと思いきや、あら汁でした!
たっぷりの豆腐に魚のあらも入っていました。
味噌は濃いめですが、お味は良い感じで美味しかったです。
メインの天丼です。
蓋を開けてみると、ドッカーンとボリューム感がかなりありました。
タレがたくさんかかっていて、いい香りが漂います。
海老は2尾入っていました。
大きさは小ぶりですが、プリプリした海老は美味しいです。
もうひとつはかき揚げです。
たっぷりのタレにサクサクというよりも、シットリとした食感です。
タレは濃い感じではなくサッパリした甘辛ですが、ベッチョリした感じもなく美味しいです。
かき揚げの具材は貝柱や小海老などと豪華です。
どの具材もプリプリで美味しくて、ご飯がかなり進んでしまいます。
ご飯もキレイに炊かれていて、天ぷらやかき揚げによく合います。
あとがき
大洗の海に出掛けた帰りに美味しいものでもと思い、土浦市内で探してこちらを見つけました。
お店の雰囲気はかなりのもので、趣ある木造の外観と昔からの食堂を思わせるような店内と、食事をしているだけでタイムスリップをしたようなノスタルジーに溢れています。それもそのはず、お店はなんと明治2年創業という老舗なんですから。
料理ももちろん美味しいです。ゴマ油で揚げられており、天ぷら特有のモタれる感じもなく、タレもサッパリとしてさすがと思わせてくれます。価格のわりにボリューム感もあり、食べ終わりお店を後にした時の満足感はかなりです。
今度は違うメニューを食べてみたいと思います。
店舗情報
- 店名
- 保立食堂
- 住所
- 茨城県土浦市中央1-2-13
- 営業時間
- [月~火] 11:00~19:00 [水] 11:00~14:00 [木~日・祝] 11:00~19:00
- 定休日
- 不定休
- 種別
- 天ぷら