外観
京急本線の日ノ出町駅より徒歩2分ほどの大岡川沿いにあります。
外観は昔ながらの雰囲気を色濃く残す町中華という感じです。
飲み屋街で有名な野毛からも徒歩圏内なので、飲む前や飲んだ後の〆にもオススメします。
店内
店内は少し雑多だったり、まさに町中華という感じの雰囲気で、昭和ノスタルジーも感じられます。
席はカウンター8席、テーブル14席、小上がり12席の全30席となっています。
壁にはサイン色紙が多数貼られていて、メディアにも出ているようです。
何を隠そう、第一亭さんは「孤独のグルメ Season3」の第2話登場店でもあるので、松重豊さんの写真やサインも貼られていました。
メニュー
メニューは炒めもの、麺類、ご飯物など、全部で40種類くらいはありそうな感じです。
メニュー表以外にも店内には定食や餃子なども貼られています。
印象として中華、台湾系などの影響が色濃く見られます。
瓶ビール
やっぱり町中華にお邪魔すると飲んでしまいます。
炒めものなどをつまみでの一杯は美味しいです。
餃子
サイズ的には小振りな餃子で6個なので、ボリュームはそれほどありません。
皮は薄めで、焼かれた部分はパリッと食感です。
餡は野菜を中心に甘みが非常に強く、何も付けずに食べても十分美味しいです。
チートの生姜炒め
来店客の多くが注文する人気メニューで、チートとはガツと呼ばれる豚の胃袋のことだそうです。
肉は食べた瞬間に違うと思わせてくれるくらいに柔らかいです。
白い餡は生姜と葱でサッパリしつつも非常におつまみになりそうな癖のある味が良いです。
パタン
こちらもチートと二分するくらいに人気のメニューで、もとは店員さんの賄い料理だったものだそうです。
メニュー表には載っていない裏メニューなので、注文時は緊張しますが、何も無く受けてくれました。
パタンにはスープが付いてきます。
中華スープなのですが、イメージする優しい味わいなのですが、やはりひとクセというか面白みがありました。
パタンでまず驚かされるのがボリュームです。
200〜250gくらいはあるであろう、麺は山盛りになっています。
麺には生ニンニク、刻みチャーシュー、葱が入っています。
パタンの料理名の由来は、先代の母親がニンニクを包丁で叩き潰すときの音が「パタン」だったからだそうです。
麺は中太のストレート麺です。
見た目はつけ麺のような感じですが、もっとシンプルな感じの食感です。
味付けは酸味のあるタレとニンニクで、シンプルな混ぜそばという感じです。
あとがき
文中にも書いたのですが、孤独のグルメに限らず、町中華特集などにも頻繁に登場するので、一度は食べてみたいと思いお邪魔しました。
外観、店内はまさに町中華という感じで、ノスタルジー感とホッと落ち着くような雰囲気が溢れています。料理は、台湾料理の影響があるようで、街それぞれで町中華と言っても成り立ちや、メニューも違うものだと勉強になります。
肉の調理は目を引くものがあり、どの料理もひとクセあるのは間違いありませんが、きっと気に入る味だと思います。