第1話 北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼
井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で「赤羽」を訪れた。
久しぶりの街。20年か?かわったなあ・・・。
『YO!YO!赤羽女子(バネジョ)』の大看板に苦笑。
今日の一人目の顧客、黒田真理子(広田レオナ)に会うため、喫茶店『プチモンド』を探す。店に入るとかなり怪しげな黒づくめの女性が・・・まさかの黒田だった。
川栄
第2話 神奈川県横浜市日ノ出町のチートのしょうが炒めとパタン
井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で神奈川県横浜市の「日ノ出町」に降り立った。
都橋商店街をぶらぶらしていると電話が…約束の時間を間違えていたのだ!大慌てで「横浜愛犬口頭美容学園&ウエスタンケンネル」を訪れるが、クライアントの坂上栞(遊井亮子)は遅れていて不在。
その間、犬の顔そっくりのシュークリームを出された。一瞬躊躇しつつも、がぶりと食べる。
第一亭
第3話 静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼
「…いいなあ。…久しぶりに、目のレンズ、超ワイド…」
商用で伊豆にやってきた五郎だが、その自然に癒される。
「国民宿舎かわづ」で、女性従業員(真下有紀)に導かれ中に入る。
「テルリ~ン!」彼女の声にそのほうを見ると、テルリン(義輝)がいた。
わさび園かどや
第4話 文京区江戸川橋の魚屋さんの銀だら西京焼き
なんと江戸川橋初の五郎。
交叉点を行き、神田川を渡る。やがて「平井碁盤店」に。
商談をしているうちに、いつの間にか主人(蛭子能収)は五郎にお見合いを執拗に進め出す。
なんとか逃れて店を出ると、そこには商店街が。気分直しにふらっとする五郎。
魚谷
第5話 中野区東中野の羊の鉄鍋とラグマン
先輩時田を訪ね、映画館ポレポレ東中野を訪れた五郎。
時田は10年振りに顔を見せた五郎を冷やかすと、桜の塩漬けが入ったミルクジェラートを手渡す。
そして五郎に自分の企画の手伝いを頼んだ。ドキュメンタリー映画の監督たちの作品の展示会だった。
キャラヴァンサライ・包
第6話 板橋区板橋のホルモン焼き
ネイルサロンのコーディネートを頼みたいという甲把という女性に会うため、板橋を訪れた五郎。
「和フローリストcafe」で、緑色でコーディネートした甲把と落ち会った。
山源
第7話 目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン
商用で駒場東大前駅に降り立つ五郎。しかしアポは夕方だ。
駅前のたこやきやで、女子学生たちがたこやきを買おうと並んでいる。
なんとか「プチハッシュ」を購入、近くの駒場野公園で食べてのんびり読書、ゆったりした午後を過ごした後、約束のインテリアショップに向かった。
ボラーチョ
第8話 台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし
商用で鶯谷駅に降り立った五郎(松重豊)。あまりの暑さに「珈琲の店デン」で一息ることに。
コーヒーフロートを頼むが、グラスの上にのっかったソフトクリームの大きさにあきれながらもお得感に満足する。
その後、東京キネマ倶楽部へ行き、統括マネージャーの長沼(大杉漣)を訪ねた。
鳥椿 鶯谷朝顔通り店
第9話 練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチとサルシッチャ
小竹向原の地下鉄の駅から出てくる井之頭五郎(松重豊)。
小竹トンネルの上に小学校があるのを見たあと、ふと「シュルプリース」というカフェの店頭の看板に、『小竹向原トンネルロール』の文字を見つけ、思わず一服してしまう。
まちのパーラー
第10話 荒川区西尾久の炎の酒鍋と麦とろ飯
都電荒川線の荒川遊園地駅で降り、あらかわ遊園地に向かう五郎。
動物園コーナーにはヤギはヒツジ、アライグマがいる。
下町都電ミニ資料館で、館長の沖田正義と会う。
来年三周年なので、「世界の路面電車の祭典」を企画しており、そのために世界の路面電車の模型を手伝ってほしいという。沖田の熱血ぶりに五郎は快諾するが…。
どん平
第11話 新潟県十日町市ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし
久々遠出の五郎。新潟十日町で愛車のBMWでやってきた。
駅前をぶらついていて、目に付いた「木村屋」というお菓子やに入る。
「あさささ」と書いていあるお菓子がある。失敗しちゃった時に言うそうだ。
峠の茶屋 蔵(閉店)
第12話 品川区大井町いわしのユッケとにぎり寿司
五郎は大井町で、猫カフェのオーナー田中を訪ねた。
注文の品の商品リストを見せると納得した様子の田中だが、必要以上に値引きを強要する姿に、五郎は思わず猫のキーホルダーをお負けしてしまう。