外観
京都市動物園や京都市京セラ美術館、平安神宮などがある東山地区にあります。
最寄り駅は京都市営地下鉄東西線の東山駅から徒歩11分ほどで、市営バスでも来ることができます。
外観は長屋のような建物に、古めかしい感じになっています。
予約方法
非常に人気のあるお店なので、予約方法を書いておきます。
店舗に直接来ても、入店することはできません。
当日の入店を希望する方は、公式HPに書いてある電話番号にて、毎朝9:00から始まる予約専用ダイヤルに電話します。
電話が繋がると、空いている時間帯の枠を予約します。
予約した時間帯枠の10分ほど前に来店します。
店舗前に来ると、スタッフからメニューを渡され、注文を決めます。
席が空いたら順番に案内されて入店となります。
9:00から電話を掛け続けますが、結局繋がったのは9:40分くらいで、予約できたのは最終時間帯の枠でしたwww
店内
店内は薄暗く、手前にテーブル席、奥にカウンターとなっています。
席はカウンター10席、テーブル8席の全18席となっています。
メニュー
うどんは、讃岐うどんのように単品とトッピングというよりも、最初からトッピングがセットになったメニューです。
通常のうどん以外にも、香味油をつかったうどんなどもありました。
うどんに別皿でトッピングすることもでき、トッピングの種類はそれほど多くはありません。
土ゴボウの天婦羅
別皿で注文した天婦羅で、けっこうボリューム感がありました。
衣はかなり厚めですが、高温でサラッと揚げてあるのでサクサク食感です。
ゴボウは厚めに切られていて、繊維を感じつつも、土の香りがあって風味が美味しいです。
天婦羅にはカレー塩が付いてきます。
オリジナルのブレンドのようで、天婦羅に付けて食べるとかなり風味が良く美味しいです。
うどん汁にゴボウ天を入れると、衣が溶け出し、ゴボウの風味が非常に美味しかったです。
香味油の牛と土ゴボウのおうどん
料理が運ばれて来ると、香味油の香りに食欲がそそられます。
かなり大きめな器で、見た目的にもボリュームが非常にある感じです。
うどんには牛肉とささがきに切られた土ゴボウがのせてあります。
ゴボウの風味が汁と相まって、かなり香りが良いです。
牛肉はかなり柔らかく、汁を吸った味わいが非常にまろやかで美味しいです。
うどんは中太から太めでゴッツイ感があります。
食べると表面は柔らかくみずみずしさのような感じがありますが、芯はしっかりとしているので、うどんらしさもちゃんとあります。
うどん汁は、香味油の香りをかなり強く感じ、ラーメンでも食べれるんじゃないかというくらいに、しっかりとした味です。
ベースの汁は甘く、醤油や返しというよりも、しっかりとした風味がある汁という印象です。
杏仁豆腐
食事を終えると、杏仁豆腐がサービスで出てきました。
サービスなので、ボリュームは少ないのですが、甘みも強くなく滑らかな舌触りが美味しいです。
あとがき
京都を訪れた際に、「京都で一番予約が難しいお店」との口コミを見て、しかも、うどん屋さんで予約が難しいとはどういうこと?と思い、それは是非とも食べてみたいと思いお邪魔してみました。
正直、食べ終えた感想としては、かなり高いレベルで味の追求がされているのだろうと思いますが、実際にお店を訪れた際の印象など残念な点も多かったです。
店主らしき人がかなり情熱がありそうだったので、正直に書くと、それはどこか繁盛店にありがちな陥りやすい点としか言いようがないのですが、お店としては致命的であり、継続的にお店を続けていくのが難しいのではという印象でもありました。時間の枠を電話で予約したのですが、どこか忙しなく、ゆっくり食事もできない環境というか、味だけではないお店の印象だったのかも知れません。
料理が美味しくないとか、接客がだめということでもなく、実際食事をしている際に、御主人らしき男性は「味はどうですか?」や「大丈夫ですか?」と気配りを掛けて頂いたりもしましたし・・・。うどんに関しては、香味油ではなく、普通のうどんを食べれば評価がもう少し違ったのかも知れません。