そば処 上條
JR大糸線の穂高駅から北方向へ向かった碌山美術館近くの住宅街にあります。
外観は林の中の洋館という感じで、蕎麦屋というよりもカフェなどのような雰囲気です。
徒歩の場合、JR大糸線の穂高駅から徒歩10分、約800mほどです。
穂高東中や碌山美術館などがあります。
駐車場
安曇野観光の際に立ち寄る方も多く、遠方から車で来られる方も多く、店舗前には10台ほど置ける駐車場があります。
店内
外観同様、およそ蕎麦屋だとは思えない洋風で、バルコニー風のガラス張りもあり、非常に気持の良い空間です。
席はカウンターや2人掛け、4人掛け席など全部38席です。
メニュー
創作料理のような蕎麦がメニューに多くラインナップし、定番のもりやざるなどもありました。
一品料理やアルコール類もも充実しており、楽しい時間を過ごせそうです。
穂高わさび三昧
わさびで有名な安曇野が近いということで、是非とも食べてみたく注文しました。
手作りこんにゃく、わさび茎漬、そば米とろろの3種類がセットになっています。
どの料理も単品で注文すると1000円以上になるので、お試しの意味でも良いいと思います。
わさびの茎漬は、強めの辛味があるわさびをアッサリと漬けて、独特の風味が美味しいです。
自家製こんにゃくは、真っ白な見た目がキレイなこんにゃくです。
味はスッキリしながらも、醤油と本わさびで食べるとこんにゃくの旨味が感じられかなり美味しいです。
そば米とろろは、硬めの食感ながら旨味のあるそば米に、優しいお味のとろろとそば汁が掛かっています。
田舎料理のような感じですが美味しく、蕎麦に合わせても良いくらいです。
野菜天ぷら
内容は、トマト、ズッキーニ、椎茸、ナス、インゲン、ピーマンと6種類もありました。
天ぷらの衣も薄く、油感もそれほどなく、サクッとして美味しかったです。
おしぼりそば
※画像右上の野菜天ぷらは別途注文しております。
こちらは全ての蕎麦に付いてくる水蕎麦です。
きれいな水にそばが入っているだけですが、そばの味が非常に分かって良かったです。
おしぼりそばには、辛味のある大根汁をそばつゆとして使います。
けっこう辛味があるので、薬味のネギと信州味噌をお好みで入れて調整します。
蕎麦汁も追加でいただきましたが、鰹の風味がけっこう効いています。
醤油と返しは甘めで、万人受けしながらも深みのある美味しさです。
食後に頂いた蕎麦湯も、とろとろ濃厚でそ非常に美味しかったです。
もりそばはけっこう多めのボリュームで200gくらいはありそうでした。
そばは細めでしたが、歯ごたえ、喉越しともに十分で、いい香りのお味でした。
そばに星が見えるのは、石臼挽きで外殻がつかわれているようです。
あとがき
料理に関しましては、素材、技術ともに街のお蕎麦屋さんとしてはかなりのものかと。個人的にはお蕎麦に具材を加える変わり種そばも、悪くはないのですが、やはりシンプルに味わいたいかなぁと再認識です。
蕎麦自体やそばつゆの味、穂高わさび三昧の美味しさには目を見張るものがあり、価格も安いとくれば当然高評価になるのも納得です。