外観
大阪メトロの玉出駅から徒歩2分の場所にあります。
オレンジ色のド派手な建物が遠くから見てもすぐ分かります。
開店直後から店先ではたこ焼を焼く姿を見ることができます。
地元の人が電話で注文をしているようで常に焼いている感じです。
店内
店内はテーブル席とカウンターのこじんまりしています。
席は全部で14席です。
店内には芸能人らしきサイン色紙が飾られていました。
知名度の高さもあって来店も多いようです。
メニュー
メニューはほどたこ焼のみです。
たこ焼はねぎ、ラヂヲ、通常のたこ焼の3種類です。
その他にアルコール類なども提供されているようです。(訪問時は蔓延防止だったので未確認)
三種盛
元祖たこ焼、ねぎ、元祖ラヂヲ焼の3種類をいっぺんに食べることができるセットです。
たこ焼は3種☓4個づつの12個で、あっという間に食べられてしまいます。
たこ焼なので見た目は同じですが、元祖たこ焼です。
出汁感がしっかりとあるのでそのまま食べても十分美味しいです。
たこ焼にソースはかかっておらず、卓上調味料でお好みに味を付けます。
ソースは中濃のようなサラサラとしたもので、もう1つは酢醤油でサッパリと食べられます。
少し緑色に色づいているのがねぎ焼です。
ねぎの香ばしさがしっかりと閉じ込められ、酢醤油が良く合って美味しいです。
最後は元祖ラヂヲ焼です。
大阪たこ焼の原型となったもので、中には甘辛のコンニャクが入っています。
皮の出汁感とコンニャクの甘さが口の中で良い感じに合わさります。
たこ焼は表面の皮は非常に薄皮でしっかりと味が閉じ込められています。
中はしっとりとドロっと感がありつつも生っぽさではない出汁の塩気が美味しいです。
あとがき
会津屋さんと言えば、グルメ漫画「美味しんぼ77巻」にも本物のたこ焼の味として登場、ミシュランビブグルマンにも掲載する名店です。
店名の会津は初代が福島県の会津地方出身ということで、1933年にコンニャクを入れたラヂヲ焼を考案、1935年に明石焼のタコと鶏卵を入れるのを取り入れ、たこ焼を完成させたそうです。
やはり本物の味は美味しいですし、ソースに頼ることなく、たこ焼の味を分け、それぞれがしっかりと美味しいとは脱帽ものです。