外観
東京メトロ有楽町線の麹町駅降りて5番出口上がってすぐの交差点の角のところにあります。
高級感ありそうな赤い色が映える外観で、すぐに分かるかと思います。
店内
一階は15席ほどで、ほぼ調理場という感じで、夜にお邪魔した時は2階のみを使っていました。
特別に派手な装飾はありませんが、非常に落ち着いた雰囲気で好きです。
席は1階、2階合わせてテーブル席のみで54席となっています。
メニュー
基本は南インド料理を提供しているようですが、北インド料理など全般的に調理されているようです。
スープからデザート、ターリやドーサのセットなどもあります。
カレーもかなり種類が豊富で聞いたことないものばかりでした。
一品料理なども豊富で、お酒を飲みながらインド料理を楽しむなんてのも良い感じです。
デザートだけでも10種類ほどあり、最後まで楽しむことができます。
アチャールとチャツネ
料理を注文すると、アチャールとチャツネがサービスで提供されます。
カチュンバ
紫玉葱や胡瓜、トマトなどをつかったサラダです。
パクチーが入っていることもあり、爽やかなスパイシーさが美味しいです。
タンドリーチキン
やはりインド料理を食べに来たらタンドリーチキンを食べたくなります。
1ピース(半身)から注文することができます。
表面はしっかりと焼き目がついていて、辛さ強めですが、しっとりとしたチキンの味と非常に合います。
ところどころに包丁で切れ目が入っているので、ナイフとフォークで非常に食べやすく、ナイフとフォークで食べることが出来ました。
ノンベジタリアン ターリ
ターリとはインド風のワンプレートの定食で、さまざまなものがセットになっています。
メニューには野菜のみをつかったものと、お肉をつかったものの2種類があり、ノンベジタリアンのターリはお肉などをつかったカレーになります。
スープはラッサムスープです。
ベースはトマト味なので、酸味がありますが、ニンニクをつかっているので、コクと辛味がけっこう激し目です。
サンバーという野菜炒めのようなもので、具材はニンジン、エンドウ、ジャガイモなどです。
味はスパイスさがちゃんとありつつも、野菜の甘味が美味しいです。
お煎餅のようなパパドです。
表面にオイルが塗られているので、しっとりとしつつも風味良く、カレーなどにも良く合いました。
こちらはプーリーというもので、こっちで言う揚げパンだそうです。
中身は入っていませんが、大きく膨らんで、見た目に可愛らしさがあります。
若干の油っぽさはありますが、厚みがありモチモチで、初体験なのもあって面白かったです。
ライスはバスマティライスを想像していましたが、日本米に近い感じでした。
食感はモチモチとしていて、お米自体に甘みがあります。
ワダという豆を揚げたドーナッツのような感じのものです。
パサパサした感じはありますが、アチャールを付けて食べます。
アチャールは3種類で、ココナッツをつかった甘めのものや、カレーのような辛味のあるものなどです。
カレーは、肉、野菜、魚の3種類で、ちょうど甘めから辛めまでの3段階あります。
どのカレーもそれ自体の美味しさはもちろん、中に入った具材も時間を掛けて煮込まれているようで、旨味がギュッと閉じ込められ、ホロホロとした食感が美味しいです。
デザートはグラブ・ジャムンというお菓子です。
かなり甘いのですが、暴力的な甘さではなく、食べ終える頃には不思議と口の中の辛味が無くなっていました。
あとがき
スパイス自体はかなり好きで、中でもカレーは大好きなので、美味しいお店があると分かれば、できるだけ行くようにはしています。
麹町と言えば日本テレビがある町として認識しているので、「テレビ局見れるかな」と、田舎者独特の感覚で駅を降りましたが、残念。メトロを降り階段を上りきると、ほぼ目の前にお店があったのです。
雰囲気を含め、どことなく高級感があり、落ち着いた雰囲気も好きです。何よりほぼ全員インド人のスタッフなのですが、日本語も完璧、対応も丁寧です。
料理は南インド料理を中心にかなり本格的。というか、日本風に媚びていないそうで、辛さも本格的ですしスパイシーさも他のお店よりも強めな感じです。