外観
東京メトロの日本橋駅から徒歩5分ほどのビジネス街にあります。
無機質なビルが並ぶ中で、時間が止まったような外観に趣を感じます。
店内
店内は1〜3階までビル全体が店舗になっています。
1階は少人数の利用のみになっているようです。
2階は仲居さんがいて2名様からの利用できるようです。
席は1階20席、2階36席と堀こたつ20席、3階40席で全部で100席とかなり広めです。
メニュー
ランチ時にお邪魔したのでランチメニューがありました。
1200円でけっこうな内容のランチなのでコスパ良さそうです。
薮伊豆総本店さんで特筆すべきは一品料理の多さです。
蕎麦屋さんの定番メニューから創作料理的なものまで種類が豊富です。
蕎麦のメニューを撮り忘れていましたが、冷たいお蕎麦、温かいお蕎麦ともにメニューもかなり多めでした。
玉子焼き
けっこうボリューム感があり食べごたえがありました。
食感は表面は少し固めで中がホワホワの絶妙な食感が美味しいです。
味は少し甘めですがお酒との相性は抜群です。
まねき猫ランチ
1200円とは思えない内容の充実振りにコスパの良さを感じます。
天ぷらは海老と獅子唐です。
かまぼこ、高野豆腐、玉子焼きときんぴらです。
これだけも十分おかずになりそうな嬉しい取り合わせです。
ご飯は軽めの1膳分でそばの実のご飯です。
天ざるそば
こちらはレギュラーメニューから注文してみました。
天ぷらは海老、獅子唐、椎茸、カボチャと多すぎないボリュームが良い感じです。
衣は厚めでサクサク感が強いですが火の入りは良い感じにホクホクで美味しいです。
蕎麦つゆは甘さが若干強めですが食べやすいつゆです。
キリっとした印象よりも優しめな甘さがありました。
蕎麦は1人前が2枚になっていて決して大盛りではありません。
ボリューム的には150gくらいでしょうか。満足度は高めです。
蕎麦は少し黒めで6:4くらいの割合でしょうか。
食感は若干固めではありますが香りと美味しさを兼ね備えています。
あとがき
創業は1882年と、東京のお蕎麦屋さんの中でも古く、神田藪蕎麦の直系的な暖簾分けのお店に位置づけされるそうです。
一品料理の豊富さやコスパの良さなど平均点は高さがあり安定的な味でした。
玉子焼きの食感の絶妙さを考慮すれば他の一品料理もレベルが高いものだと想像できます。