外観
東京メトロ日比谷線もしくは都営地下鉄浅草線の人形町駅からすぐの路地裏にあります。
何軒もが軒を連ねる昔ながらの長屋のような感じの建物です。
店内
平日のランチタイムにお邪魔したので、周辺のサラリーマンなどでギュウギュウの満席でした。
席はカウンター10席ほどに奥に小上がりのテーブルが2組あり全部で18席くらいでしょうか。
メニュー
天ぷら屋さんなので天丼や定食などがあります。
お好みで天ぷらを揚げてくれるようで、1個づつの価格表がカウンターにありました。
海老天丼
多くのお客さんが注文され、人気がありそうな海老天丼です。
大きめな海老が7〜8本くらい入っているような感じで、かなりボリューム感がありそうです。
お新香は自家製で漬けられた感じの白菜と大根です。
塩加減も良い具合で、野菜の甘さを実感できる優しい印象でした。
味噌汁はしじみ汁でした。
老舗のお味噌汁的な感じで、しっかりと出汁の効いた感じが美味しいです。
天ぷらの衣は、厚みはそれほどなく、食べ進めてもモタれる感じはありませんでした。
プリッとした食感で、ムチムチの食感の海老には甘めのタレがかかっていて、ご飯との相性も良かったです。
天ぷら定食
天ぷら、味噌汁、ご飯、天つゆがセットになっています。
別皿で天ぷらが提供される定食ですが、料理が運ばれてくるなり、けっこうなボリューム感にビックリしました。
定食なのでご飯はお茶碗での提供です。
量はそれほど多くはありませんが、1粒1粒がしっかり感じられ、水分少なめに炊かれたご飯は、個人的にはかなり好みでした。
天つゆは、あらかじめ生姜と大根おろしが入っています。
生姜の爽やかさがあるためか、スッキリとした味でした。
定食の天ぷらは海老、かき揚げ、野菜(人参、シシトウ)、白身魚2種とボリュームがあります。
衣は気持ち厚めで、口の中でまとわりつくような感じでしたが、それが妙にシックリ来る町の天ぷら屋さん感がありました。
孤独のグルメ
お会計をしていると「松重豊」さんのサインが! まさかと思ったら孤独のグルメ登場店(season2 第2話にて登場)でした。
どうりでサラリーマンに混じり、聖地巡礼のような一見さんが多いのも納得でした。
あとがき
天ぷら中山さんは、家族経営でお父さんが天ぷらを揚げ、お母さんが手伝い、息子さんが接客をするコンビネーションでやられていましたので、微笑ましい一面を見ることができます。
料理の天ぷらは価格が安くボリュームもあるのでコスパ的には、かなり高めでサラリーマンに人気なのも納得がいきます。