外観
最寄り駅は東武鉄道の大山駅で、徒歩5〜6分ほどのところにあります。
駅からは、有名商店街ハッピーロード大山を抜けて、国道254号(川越街道)を渡った側道にあります。
丸鶴さんは1967年創業で、50年を超える歴史ある町中華屋さんです。
駅から遠く、商店街からも離れているのですが、営業時間帯は長い行列ができることもしばしばだそうです。
駐車場
専用の駐車場はありませんが、店舗横がコインパーキングになっていました。
周辺の相場より高いみたいですが、何人かのお客さんは利用していました。
近くの駐車場を探すなら2週間前~利用直前まで、スマホ・PCで簡単予約ができる 駐車場予約なら「タイムズのB」 がオススメです。
入店方法
人気店なので入店方法や注文方法を書いておきます。
満席時は入口から店舗向かって左方向へ列を作ります。
列に並んでいる場合は、注文を受けてから入店となるので、渡されたメニューで注文を決めておきます。(スタッフがいなくて、メニューが手元に無い時は、入口横にメニューが置いてあります。)
注文を終えると、画像の注文書を渡されます。注文書は会計時に使います。
順番が来たら、店内の席に案内され、料理が運ばれてきます。
メニュー
1番人気料理はチャーハンで、何度もテレビで紹介もされているほどで、町中華好きのファンが多い一品です。
チャーハンは、全部で5種類で、一般的なノーマルチャーハンなど、とび子チャーハンは非常に気になります。
チャーハン以外は、つけ麺とラーメンがそれぞれ7〜8種類ほどありました。
町中華屋さんでは珍しく、メニューには餃子がありませんでした。
店内
店内は手前と奥の2部屋があり、手前はカウンター席などがあって昔ながらの中華料理屋さんの雰囲気です。
奥は長テーブルが3つほどあるので、混雑時や大人数が来店された場合のみに案内しているようです。
席は手前がカウンターやテーブル席で18席、奥が12席ほどの約30席ほどです。
店内には芸能人などの色紙がかなりの数貼られていました。
店内に置かれたテレビからは、過去に放送、お店が出演された番組が編集され、繰り返し流されていました。
ワンタン
大きめなラーメンどんぶりに、スープが並々と注がれています。
「ワンタン」なので麺は入っていません。
具材はメンマ、なると、ワカメや葱で、見た目はラーメンと変わらない感じです。
メンマは大小、長短さまざまな大きさで切られていて、シコシコとした歯ごたえが印象的でした。
ワンタンは、レンゲですくい上げようとしても落ちそうなくらいに、大きなサイズでした。
皮は程良い厚みで、アツアツスープとともに、チュルチュルと滑り込むような食感です。
餡は豚肉でしょうか。肉の香りが強く、口に残るようなインパクトのある味付けです。
スープは鶏ガラのような中華スープですが、どこか和風というか、温かい蕎麦汁のような感じもありました。
脂っぽさもなく和風な感じで、非常に飲みやすく飽きがこない味でした。
食べすすめていると、中からきつねのお揚げが出てきましたので、どこかに和風さを感じていた理由は、このお揚げからの汁でしょうか。
珍しい感じですが、違和感というよりも、日本人の好きそうな出汁っぽさです。
海老チャーハン
人気のチャーハンのうち、海老チャーハンを注文しました。
チャーハンにはスープが付いてきます。
スープはワンタンのスープとは全く異なる、町中華のスープそのものです。
味付けは少し濃く感じるくらいで、個人的には好きな味付けです。
海老チャーハンには、表面に「これでもかっ」というくらいに、海老がのせてあります。
小さめな海老ですが、チャーハンの中と合わせると、たぶん20匹くらいは入っていて、プリプリとした食感が美味しいです。
チャーハンの特徴として、具材のチャーシューがかなり大きめなことです。
四角に切られたチャーシューは、脂感もあってジューシーで非常に美味しいです。
ご飯はラードのようなオイリーにコーティングされ、解され方としては、パラパラというよりも、大きなブロックがゴロゴロして大胆さを感じです。
ボリューム感は一般的なチャーハンより1.2〜1.5倍くらいで、大盛を注文しているのを見るとさらに倍くらいのボリュームでした。
あとがき
こちらの丸鶴さんは歌舞伎町の元カリスマホスト、城咲仁さんの実家としても有名で、テレビや雑誌などでも多く取り上げられるチャーハンの有名店です。
メニューひとつ見ても、チャーハンを全面に押すなど、かなりチャーハン人気を強く感じます。実際の味は、「町中華感」を存分に感じることができました。
チャーシューや海老の盛り具合だけでも、非常にボリューム感があるのでコスパが良いです。味も「町中華感」が色濃くあり、チャーハンで感じた、ご飯の大胆な解し感や味付けがお店の色として出ていました。