店舗情報
- 店名
- 按田餃子 代々木上原店
- 住所
- 東京都渋谷区西原3-21-2 1F
- 営業時間
- 11:30~23:00(L.O.22:30)
- 定休日
- なし
- ジャンル
- 中華
店舗所在地
公式サイト
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外観

お店は小田急線もしくは東京メトロ千代田線の「代々木上原」駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
外観は閑静な住宅街にマッチしたオシャレな感じです。
来店は日曜日の夕食前までしたが、すでに7〜8人が並んでおりました。
店内

店内には小物などが置かれ、オシャレな定食屋さんという感じです。
座席はカウンター6席と4人掛けのテーブルが1組の全10席とけっして広くはありません。
テーブル席での食事でしたが、相席での案内でした。

入ってすぐのところには調味料などが販売されていました。

他にもお店のオーナーである料理家の按田優子さんの著書などもありました。
メニュー

15時からは夜のメニューとなっていました。開店から15時まではランチ営業なのでしょう。
店名の通り餃子のお店ではありますが、一品料理などもそれなりに数がありました。

ドリンクメニューもそれなりにありました。
面白いのはアルコール類だけでなく、お店オリジナルのドリンクなどもありました。
価格は平均的に500円〜という感じで、定食なども1000円ほどで食べられるので、お手頃感があります。
ドリンク
瓶ビール

餃子屋さんということなので、とりあえずの瓶ビールです。
キンキンに冷えたグラスを用意してくれていたのは嬉しいです。
自家製コーラ

どんなものが来るのかと試しに注文してみましたが、非常に美味しいです!
ジンジャーを基本に、グラスの底には香り付けが沈んでいました。
単純に市販のコーラという感じではなく、非常に健康的な飲み物という印象です。
一品料理
泡菜

具は大根、胡瓜、人参といたってシンプルです。
味は塩水漬けということで、酸味と塩気が強いのですが、何だかクセになる美味しさです。
パンチの効いた蒸し鶏

胡椒系の香辛料が非常に効いた鶏の胸肉ですが、非常に柔らかくてたしかにパンチがあります。

もちろんそのまま食べても非常に美味しいのですが、付け合せの胡瓜の千切りと一緒に食べるとなおのこと!
パンチがある胡椒の鶏肉から見事に引いた感じの胡瓜の青っぽさにはセンスを感じます。
茹で青菜

こちらも塩味と野菜のシャキシャキ感が、歯ごたえとともに非常に美味しいです。
ラゲー煮込み

按田餃子さんで、餃子とともに人気のメニューだそうなので注文しました。
牛丼のように甘みが特徴的で、肉感でご飯欲しくなります。
餃子
水餃子 鶏肉×白菜と生姜

按田餃子さんの餃子は水餃子のようで、茹でたてアツアツの水餃子が運ばれてきました。

特徴的なのは、一般的な餃子とは作り方が違い、厚めの皮になっています。
皮自体にも有機ハトムギを殻ごと粉末にして皮に配合してあるそうで、非常に味があります。
餡もシンプルながら、食べた瞬間に「うぉっ」と声を上げてしまいそうになる完成度です。美味い!
水餃子 豚肉×カレー風味と人参

見た目的に水餃子はどれも大差はありません。
餡はカレーそのものですが、ただのカレーという感じではなく深みのある味わいで、とても美味しいです。
水餃子 鶏肉×香菜と胡瓜

餡はパクチーがメインで、パクチー好きにはたまらない一品です。
が、やはり「ただ美味しい」という感じだけではないんです。不思議・・・。

2度目の来店時だったので、以前食べられなかった餃子を注文してみました。
餡に野菜をつかっているということもあり、サッパリとした味が美味しかったです。
〆料理
水餃子定食

餃子4種類☓2個、豚そぼろ飯、海藻湯の定食メニューです。
かなりお得感と満足度があり、美味しかったです!
一杯麺

お茶碗一杯分のボリュームなので、〆にはもってこいの一品です。

麺にのった昆布ですが、非常に味が染み出しいい香りを生んでいました。
食べた感じもシコシコとしていて、非常に美味しいです。

味にアクセントを加えてくれる、鶏肉とパクチーです。
鶏肉は単なるそぼろではなく、香辛料でシッカリと味付けがされていて、それがまた美味い!

麺はビーフンなのですが超極細麺です。
それでも切れることなく、しっかりとコシがあり出汁との相性が良かったです。

スープは基本的にそれほど濃い味付けではありません。
それがかえって、昆布やそぼろの風味を引き出していました。
あとがき
以前、フジテレビ系の「セブンルール」という番組で、按田優子さんが取り上げられたのを見て、是非とも来たいと思い念願の来店です。
どの料理も一品に対する完成度の高さを感じることができました。お店や按田さんの名前を知らずに食べたとしても、絶対美味しいと言える品々でしたし、もっといろいろな料理を食べたいと欲求が生まれるほどでした。
水餃子の世界観、自家製コーラにせよ、蒸し鶏にせよ、料理の足し引きの上手さやセンスを十分に感じましたし、按田さんの料理に対する「魔力(魅力)」を感じました。
ミシュラン評価において2年連続のビブグルマン(5000円以下で食べられる料理)で受賞された実力はさすがで、コスパだけを考えると「安すぎるのでは?」と思ってしまいます。