紹介するのはこんなお店です
在来線がない上越新幹線の停車駅にある駅そばということで、東京からだと1時間ほどかかるので、関東地方における立ち食いそばで最難関、訪問困難店として有名です。
1番人気は舞茸天そばで、立ち食いそばには珍しく本物の蕎麦粉をつかった蕎麦を楽しむことができます。
JR上毛高原駅
上越新幹線駅のJR上毛高原駅の駅構内コンコースにあります。
残念ながら在来線がないので、車か新幹線でしか来る方法はありません。
駐車場
車で来られる場合には、駅前ロータリー内にみなかみ町が運営する有料駐車場があります。
駐車可能台数は63台と多く、2時間までの駐車は無料なのですが、地元の方が通勤などで利用しているので、よほど朝早くないかぎり満車率高めです。
満車の場合、周辺に民間駐車場がありますが、町営よりも値段が高めに設定されています。
運が良かったのか、ロータリーで待っていたら5分ほどで駐車場を利用することができました。
店舗外観
コンコース内で飲食できるのはこちらの店舗のみなので、駅建物に入るとすぐにわかります。
立ち食い形式のカウンターと、丸太で作られた椅子とテーブルがあったり、どこか山小屋のような感じです。
席はテーブル4席、立ち食い用カウンター10席程度の全14席ほどがあります。
ここの駅を拠点に、みなかみ温泉などに宿泊するインバウンドの外国人観光客が多く利用していました。
注文方法・メニュー
注文は店内にあるiPhoneが大きくなったような券売機でおこないます。
券売機では現金が一切使えず、Suica、クレジットカードやPayPayなど電子マネーによる決済のみなので、予め用意しておくように。
食券をカウンターに出せば注文完了で、調理が終わったら料理名で呼ばれます。
そばとうどんそれぞれに同じトッピング違いで全7〜8種類ありました。
天ぷらはかき揚げのみが提供され、山菜、きつね玉子などを追加トッピングすることができます。
サイドメニューとして、もつ煮があるのは群馬ならではですし、コーヒーが提供されているのも面白いです。
画面付きのメニューのある券売機なので、別に店内にメニューは貼られていませんが、外国人観光客向けの英語メニューがカウンターにありました。
いなり
それほどサイズは大きくなく、立ち食いそば屋でよく見かけるくらいです。
中身は白米で、甘めに味付けられた油揚げと、立ち食いそばのお供には相性が良いです。
山菜そば
沼田やみなかみなど山間部に近い地域なので、山菜がたくさんのせられています。
山菜そばというと、どうしても具が少なめという印象がありますが、こちらではたくさん入っていました。
山菜は自家製なのかはわかりませんが、かなりボリュームがあり最後までそばといっしょに食べることができました。
わらびや木耳、なめこなどが入っているので、それぞれの食感も楽しめます。
舞茸天そば
お店で1番人気の舞茸の天ぷらが入ったそばです。
山菜同様に山間部に来ると、どうしても食べたくなる食材の1つです。
天ぷらは揚げ置きなので、厚めの衣はシットリとした食感ですが、その分汁が良く染みていきます。
舞茸は香りがしっかりとあり、そば汁に溶け込むと、さらに味が増される感じがあります。
そばの表面が黒く星が見えるので、外殻をつかった本物の蕎麦粉をつかった田舎蕎麦です。
予め茹でたものを注文を受けてから、注文後に湯通しする二度茹で方式のためか、そばの食感は柔らかめです。
本物の蕎麦つかっているだけあり、二八くらいは蕎麦の風味があります。
汁は関東風の真っ黒な色をし、味付けは出汁感よりも甘さが強めに味付けられています。
冬突入間近の11月にお邪魔しましたが、底冷えする中で、この甘さがスッと胃に落ちる満足感が味わえました。
あとがき
上毛高原駅は、平日などは利用客が少ないためか、冬場でも暖房が効いていないので、温かいそばが身に染みます。
表面に星を見ることができる本物の蕎麦粉をつかっているので、天ぷらやそば汁にこだわりが出ると、さらに美味しくなりそうです。
決して少ない訳ではありませんが、2杯食べれてしまいそうなくらい、心無しかややボリューム感が無いのが立ち食いそばらしいです。
店舗情報
- 店名
- 上毛高原そば
- 住所
- 群馬県利根郡みなかみ町月夜野1756 上毛高原駅改札外コンコース
- 営業時間
- 月〜金 10:30 - 15:30 土・日・祝日 10:30 - 16:30
- 定休日
- 食べログに記載なし
- ジャンル
- 立ち食いそば