渋川 らーめん はんぐり〜の情報
- 店名
- 渋川 らーめん はんぐり〜
- 住所
- 群馬県渋川市行幸田70-1
- 営業時間
- 火・水・木・金・土・日・祝日・祝前日・祝後日 11:00 - 15:00 L.O. 14:45
- 定休日
- 月曜日・第1火曜日
- 価格帯
- 0円〜999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
掲載サイト(SNS等)
らーめん はんぐり〜

吉岡町から渋川市街へと向かう群馬県道25号(通称:高崎渋川線バイパス)線沿いの「畑中」交差点にあります。
2023年にリニューアルオープンし、真新しい一軒家のような店舗で大きな暖簾が目印です。
駐車場

店舗敷地内に専用の駐車場があり、全部で15台ほど置くことができます。
週末には開店後すぐに満車もしくは、満席になってしまう人気店なので、早めの来店がオススメです。
店内

清潔に保たれた店内でスタッフの方は忙しそうに動かれているのが印象的です。
席はカウンター6席、テーブル12席の全18席です。

人気店なので、店内満席時の入店方法を記載しておきます。
店内満席時には、入口にある受付票に名前、人数、席の希望を書きます。
店内に待機用の席があるので、そちらで順番を待ちます。
待機席も一杯の場合には、店舗の外で待ちます。
メニュー

ラーメンは醤油と塩、汁なし油そばの3種類で、醤油と塩はノーマルと煮玉子、海苔、焼豚、メンマが追加された特製があります。
大盛の設定はありませんが和え玉があり、ラーメンを食べた後に追加で注文することもできます。
葱、メンマ、チャーシューなどを追加でトッピングすることもできます。

サイドメニューには野菜とイカの餃子、ライス類が3種類あります。
平日には餃子やライスなどのお得なセットも用意されています。
野菜餃子

キレイな焼き目が入った餃子で1人前5個です。
餃子1つの大きさは一般的な餃子よりもひと回り大きく、かなり食べごたえがあります。

皮は餃子の外からでも餡が透けるほど薄いため、大きめのサイズですが重さを感じません。
餡にはキャベツやニラ、葱などの野菜のみがつかわれ、キレイな緑色をしています。
餡の野菜と皮の甘味が見事に調和しバランスの良さで、レベルの高さを感じます。
醤油らーめん

九条葱、海苔、チャーシューと見た目は非常にシンプルな中華そばです。
お店で一番人気があるようで、来店客のほとんどが醤油らーめんを注文しています。

メンマにつかわれているのは福岡県糸島にある「タケマン」さんの穂先メンマです。
炊き加減も調度良く、柔らかすぎず硬すぎず、適度な歯ごたえが心地良いです。
まろやかな醤油で味付けられ、スープや麺との絡みも良いです。

チャーシューには群馬県産の豚肩ロースをつかい、72時間熟成されたものです。
それほど厚みはありませんが、サイズが大きくスープの熱を逃さないほどです。
最低限の味付けで、肉本来の旨味がストレートに伝わってきます。

麺は先代からお付き合いのある、前橋にある山岸製麺さんのものがつかわれています。
100%国産小麦の全粒粉を石臼で挽いているため、表面には星のような点が現れ、香りが立ちスープにも負けないほどです。
麺は固めに茹でられていますが、あっという間に柔らかく変化し、時間とともに違った食感を楽しめます。

表面には上州地鶏や赤城鶏の脂が浮かび、羅臼昆布や鯖、宗田、アゴ、煮干しなどから抽出されたスープを合わせています。
タレには湯浅醤油やおか岡直三郎商店の木桶、生揚げ醤油がつかわれ、強くパンチのあるような味ではありませんが、醤油のまろやかな風味と動物系の脂が程良く混じり合っています。
和え玉

和え玉の味は複数あり、店内の黒板に書かれ、「煮干し」と「麻辣」の2種類があり、「煮干し」を選びました。
麺の量はラーメン一杯分ほどあり、ラーメンと合わせるとかなりのボリュームになります。

具材は、カイワレ、刻みタマネギ、レモンがのせられています。
具材の下には魚粉がかけられ、レモンを絞り全部を混ぜ合わせて食べます。
爽やかなレモンの風味や甘い刻みタマネギなどが混ざりつつ、魚粉やスープなどの煮干し風味が押し寄せてきます。
あとがき
お店自体の創業は1982(昭和57)年で、40年を超える老舗ラーメン店で、2023年には2代目店主へと代替わりし、メニューなどを一新されたそうです。週末にお邪魔すると何組かが開店待ちをし、30分も立たずにあっという間に満席になってしまいました。
つかわれている食材も1つ1つこだわり抜かれ、ラーメン一杯に全体的なバランスを非常に感じつつ、こだわった具材がどれも丁寧に調理されています。ラーメンに負けないくらい餃子のレベルも高く、強く印象に残りました。
先代の味を知ることはできませんが、2代目へとなり進化を遂げた味は、さらなる成長を遂げそうです。