外観
![外観|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_2.jpeg)
高崎市街から烏川を渡り、高崎観音で有名な観音山を登ったところにあります。
途中、急勾配だったり、別れ道があったり、道が狭くなったりするので、けっこう冒険する感じがあります。
最寄り駅は、上信電鉄上信線の南高崎駅ですが、約2.2km、徒歩約1時間とかなり遠いです。
![庭園|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_3.jpeg)
門を抜け、信楽焼が置かれた日本庭園を抜けると玄関になります。
庭を抜ける時間は、趣という言葉が良く似合い、心踊る瞬間でもあります。
駐車場
![駐車場|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_1.jpeg)
下から上がって来ると店舗らしき建物が見え、過ぎたところに駐車場が3台あります。
満車の場合はさらに通り過ぎたところに、第2駐車場があります。
急勾配だったり、道が狭いので、運転に自信の無い人には、来店すら難しいかも知れません。
店内
![店内の陶器|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_17.jpeg)
店主が陶芸家ということもあって、店内に入ると、さまざまな器が置かれています。
奥には薪窯もあり、提供される料理の器は、全て御主人が焼いたものです。
![店内|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_16.jpeg)
純和風の店内には囲炉裏があり、観音山から高崎市街を一望できる眺望です。
靴を脱いで上がる店内には、全部で48席があります。
メニュー
![おしながき|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_4.jpeg)
蕎麦は冷たいものと温かいものがあり、冷たい蕎麦は追加料金で汁を選ぶことができます。
一品料理として、囲炉裏で焼かれた鮎や、天ぷら、そばがきなどがあります。
鮎の塩焼き
![鮎塩焼き|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_5.jpeg)
囲炉裏で焼かれている鮎を見てしまっては、注文せずにいられません。
丸々一匹、キレイな状態で焼かれていました。
![鮎塩焼き|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_6.jpeg)
焼かれた鮎は長良川の子持ちの鮎です。
シンプルに塩で味付けされ、囲炉裏で焼かれた鮎は骨まで食べることができます。
穴子の天ぷら
![穴子の天ぷら|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_9.jpeg)
数種類ある天ぷらから穴子の天ぷらを頂きました。
天ぷらには抹茶塩が付いてきて、そのままでも塩を付けて頂くこともできました。
脂はそれほど乗っておらず、非常にタンパクな穴子という印象です。
そばがき
![そばがき|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_7.jpeg)
非常にボリューム感のあるそばがきで、2人で食べても十分でした。
そばがきは湯に浸かり、専用のタレ、薬味のネギが付いてきました。
![そばがき|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_8.jpeg)
蕎麦の香りは弱いものの、モッチリとした食感を楽しむことができます。
タレは醤油をベースに、甘みが強めな醤油がつかわれていました。
梅おろしそば
![梅おろしそば|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_10.jpeg)
お邪魔した日は雨が降り、気温が低かったため、温かいそばとして注文しました。
蕎麦の中央には、大根おろしと梅干し、それを支える大根です。
![梅おろしそば|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_11.jpeg)
汁は優しい味付けで、スルスルと蕎麦を楽しむことができます。
気温が低いときの蕎麦ほど、ホッコリとさせられるものは無いことを、実感してしまいます。
皿盛そば
![皿盛そば|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_12.jpeg)
御主人が焼いた陶器に盛られた、珍しい皿盛の蕎麦です。
1人前を注文しましたが、皿盛そばには、大盛(1.5人前)、特盛(2人前)を選ぶことができます。
![蕎麦汁|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_14.jpeg)
蕎麦汁は甘めで、返しよりも醤油が効いた印象を持ちました。
薬味の葱とワサビも香りよく、蕎麦に非常に合いました。
![蕎麦|そばっ喰ひ](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0033_web_13.jpeg)
蕎麦には北海道幌加内産の蕎麦粉がつかわれています。
配合は2:8ほどで、蕎麦の香りは弱めですが、コシが強めで歯ごたえを非常に感じました。
あとがき
高崎市街を車で走っていると、遠くに観音様が見える。見えるけど、どうやって行けばよいのかと思っていたら、こんなに近くまで蕎麦を食べに来る機会があろうとは。
山の上にあるので抜群の眺望。エンジンが唸るような急勾配を登るので、ちょっとした非日常感と冒険心がくすぶられる場所に店がある。
店主が陶芸家ということだけあって、料理でつかわれる器も見事で、庭園を含めたお店の雰囲気にはどこか粋を感じてしまいます。