外観
飯能市街から青梅や有間ダム方面に抜ける県道26号(通称:青梅飯能線)から、一本路地に入ったところにあります。
※車で来店される場合、周辺は一方通行や止まれの標識が多いので注意してください。
徒歩の場合、最寄り駅は西武池袋線の飯能駅から徒歩10分ほどです。
外観は1927年に建てられた、100年近い歴史ある建物です。
駐車場
店舗専用の駐車場がありました。7台停めることができるのですが、常に満車状態です。
面白いのが全て前向き駐車というかなり変則的な駐車場で、とくに駐車が難しいとかではないので大丈夫です。実際に行けば分かります。
もし駐車場が満車の場合で近くの駐車場を探すなら2週間前~利用直前まで、スマホ・PCで簡単予約ができる 駐車場予約なら「タイムズのB」 がオススメです。
入店方法
人気店なので、満席時の入店方法を書いておきます。
お店の外には待機用の丸イスが10脚ほど用意され、手持ちのメニューがどこかに置いてあるはずです。
入店してすぐにメニューを渡され、注文が先になりますので、予め決めておきましょう。
席が空いている場合はすぐに案内されますが、必ずといっていいほど相席になります。
店内
店内は外観同様に古民家そのもので、田舎で会合が行われるかのような勢いです。
食事場所は小上がりになっているので、靴を脱いだ畳敷きに、長テーブルが置かれています。
席数は全部で40席くらいでしょうか。
カウンターに置かれた丼など、少し雑多な感じは、まさに田舎のおばあちゃん家そのものです。
相席どころか隣のおじちゃん、おばちゃんと仲良く慣れそうな勢いです。
みんなが食べるさまはまさに田舎の祖母の家に親戚一同が集まったような感じです。アットホーム!!
おしながき
おしながきはほぼうどんのみです。
天ぷらもありますが、かなり早めに売り切れるそうなので食べたい方は早めの入店を。
うどんは温かいものと冷たいものを注文時に聞かれます。
かきあげ
けっこう大きめいサイズのかき揚げが、四等分されて別皿での提供です。
ミルフィーユ上に重ねて揚げられているようで、不思議な食感とともに具材も豊富で、作り置き特有の油っぽさもありません。
ちくわ
お昼すぎにお邪魔すると、残っていたのがちくわだけでした。
かけうどん
寒い時期にお邪魔したので、温かいかけうどんをお願いしました。
波々とそそられた、多めのうどんつゆが特徴的です。
うどんはつけうどんなどで提供されるものと同じうどんのようでした。
食べ進めていると、うどんつゆの黒さに染まり、モチモチとした食感がさらにします。
真っ黒い関東風のうどんつゆが非常に特徴的でした。
つけうどんに比べると、旨味を非常に感じるくらいで、甘さよりも出汁感を強く感じました。
肉つゆうどん(大)
肉つゆうどん(大)です。
(並)で400gだそうなので、(大)は5〜600gくらいはありそうなボリューム感です。
肉つゆはネギ、ほうれん草、ネギと具材は豊富でうどんを入れる隙間がないほどwww
味は甘さ強めの武蔵野うどんに近い味が美味しいです。
食感はしっかりとコシがあり塩分が少し強めな感じです。
シコシコとした讃岐風ではなく、武蔵野うどんに近い感じで食べやすくて美味しいです。
うどんの量を聞いたのですが「分かりません」とハッキリ言われました。
うどんといっしょに七味と柚子胡椒がきます。
柚子胡椒の香りが良く後半の味変化で好きな味に変わりました。
割汁があらかじめ運ばれてきて、まるで蕎麦湯のような感じです。
中身は茹で汁になっています。
食後の肉つゆに入れると小麦が溶け込んだ割汁が良い感じでした。
あとがき
飯能市街からさほど遠くない場所に住んでいるので「飯能に美味しいうどん屋さんがあるよ」とは何度か聞いていました。
うどんの量も多く、価格も安いのでコスパは間違いなく良いです。
つけ汁やうどんにそれほど特徴はありませんが、それが逆に食べやすいです。古民家で靴を脱いで畳敷きの長テーブルでうどんを食べる。きっと昔から変わること無く、うどんを食べる雰囲気なのでしょう。