ご紹介するのはこんなお店です
21歳だった本田氏は、東京の東十条に2008年に「麺処 ほん田」を創業。
行列店へと育て上げ、”ラーメン界の若き天才”と呼ばれるようになりました。その後、秋葉原を本店としました。
新たなラーメンブランドとして神田駅前に「本田麺業」として「TOKYO NOODLE WORKS HONDA」を立ち上げ、エミテラス所沢にも出店となりました。
エミテラス所沢
西武線の所沢駅南口直結で徒歩1分にあり、2024年9月にオープンした複合商業施設「エミテラス所沢」にあります。
西武グループと住友商事が10年の歳月をかけて再開発をおこなった地域になります。
こもれびフードホール
エミテラス所沢の1階にあるフードコートスペース「こもれびフードホール」です。
従来型のフードコートですが、約1000席の席数を誇り、地元フード、和洋中、アジアンフード、デザートなど22店舗が配置されています。
駐車場
駅前の商業施設ですが、車で来店される方のために駐車場の設置もあります。
お買い上げ金額によっては、駐車サービスを受けることもできます。
外観
見た目はフードコートにありがちな店舗デザインですが、こっそりとブランド名の「TOKYO NOODLE WORKS HONDA」が書かれています。
注文は店舗左側よりおこない、フードコートでお馴染みのワンタッチコールが渡され、料理ができあがると取りに行きます。
席は、約1000席フードコート内で自由に座ることができますが、平日でもかなり盛況振りなので、席を確保してから注文するのをオススメします。
メニュー
ラーメンは、醤油、背脂醤油、鶏白湯煮干し、油麺、つけ麺の5種類で、それぞれにトッピング増しの特製や追加トッピングが数種類用意されていました。
サイドメニューは丼物のみで、ローストポーク丼やチャーシュー丼など3種類で、お子様メニューがあるのはフードコートらしいです。
特製ローストポーク丼
黄色というよりも真っ赤な色の卵が特徴的で、つかわれているのはその名も青森県産の「真っ赤卵」です。
ローストポークは若干の乾いた感じはあるものの、シットリとした食感で、卵の甘味が良く効いていました。
特製らぁめん
特製らぁめんは通常のラーメンのトッピング増しになっています。
麺が見れないくらいに具材がのせられ、葱には京都の九条葱がつかわれています。
メンマはあまり見ない薄く広めに切られています。
ジューシーさよりも、歯ごたえのある食感重視に仕上げられています。
味玉は丼でつかわれているのと同じ真っ赤卵がつかわれ、見た目の発色も良いです。
白身もプリプリと弾力がありつつ口溶けも良く、食べたときにちょっと驚いてしまいました。
チャーシューには豚ロース肉がつかわれ、それほど大きくなく厚みもありません。
作り置かれているので固く感じてしまい、味も一般的なチャーシューレベルでした。
麺は中細のストレート麺で、茹で加減は歯ごたえを感じられるくらいにコシがありました。
印象に残る麺ではなかったので、+100円で手揉み多加水麺に変更できたのを後々知ったので後悔しました。
スープは醤油の旨味とインパクをしっかりと感じられます。
ベースの魚介もエグみは丁寧に取り除かれ、良い意味で最後まで飲み干せるくらいの完成度がありました。
あとがき
食べ歩きでフードコートを目指していくことはほとんどありませんが、有名店が出店しているとなれば話は別です。
麺処ほん田さんでも、秋葉原にある本店などは大行列を作っているようなので、本店とは違えど手軽に味を楽しめるという点ではアリですし、本店にもお伺いしてみたくなりました。
こもれびフードホールの約1000席、22店舗の出店は、いかに複合施設において「食」が人を呼ぶコンテンツになっているかを物語っています。