外観
日本橋交差点から東京駅方面に向かった路地裏にあります。
最寄り駅は、東京メトロ東西線の日本橋駅もしくは、半蔵門線の三越前で、東京駅からでも徒歩10分圏内になります。
ビルの1階部分に入っていることもあってか、一見すると文房具屋さんのような感じで、和菓子屋さんらしい外観ではないです。
中央通り店
本店から500mほど離れた中央通り沿いには、「中央通り店」があります。
この店舗が本店だと思われている方も多いようですが、あくまで奥まった場所が本店になります。
こちらで売られている商品は本店で作られ、中央通りの商品が無くなると本店から持っていくそうです。
店内
店内に入ると、うさぎの大きな絵が入った額が迎えてくれます。
要素として必要最低限という感じで、江戸っ子らしい粋を感じてしまいます。
どら焼きが有名なのですが、最中などのお菓子も置いてあります。
こちらの店舗では、予約した商品を取りに来て、営業先に向かうサラリーマンの方や、どこかに届けるような秘書らしき人をしばしば見かけます。
予約方法
人気のどら焼きは売り切れ必須となっているので、一番確実な方法は電話による予約です。
どら焼きの個数と来店日時、名前、連絡先を伝えると取り置きをしてくれています。
この日は急遽の来店だったので口頭で予約すると、12時の予約で受け渡しは2時間後となりました。
どらやき
どら焼きは、個包装でビニール包まれています。
見た目の色、ツヤ、形、どれをとっても本当にウットリするような姿です。
自宅まで持ち帰る間かなりの時間が経ってしまったので少し潰れ気味ですが、実際はもっとふっくらしています。
中の餡は甘すぎず良い感じの風味と甘みを残してくれます。
餡と皮のバランスも良くやっぱり美味しいと再実感です。
あとがき
日本橋の本店に来るのは久々ですが、ずっと変わらない味と様子にいつもほっとさせてもらいます。
「うさぎや」さんという店名を聞けば、和菓子やスイーツが好きな人ならば、「あっどら焼きのね」というくらい、東京では有名な店名ですが、実は「うさぎや」さんは都内に4店舗存在します。
上野うさぎや、そして今回ご紹介した日本橋店と、中央通り店です。
実は全て同じ親族で、もともとは上野広小路の「うさぎや」が1913年(大正2年)に創業。その息子さんが日本橋にある2店舗を、娘さんがはじめたのが、阿佐ヶ谷の「うさぎや」になります。