外観
お店はJR上野駅の不忍口もしくは、広小路口を出て、山手線の高架沿いに御徒町駅方面に向かいます。100mほど進むと飲食店が立ち並び、高架を横切る真ん中くらいにあります。
上野方面から来ると、ちょうど真正面にあり、真っ黒な建物と看板で分かるかと思います。
店内
店内は1階と2階が飲食スペースとなっています。
何年か前に移転や支店などができ、今はこちらが本店となっているようです。
席は1階がカウンターのみ4席、2階がカウンター14席、テーブル8席の全26席となっています。
店内入ってすぐのところには、食べログ百名店やTBS系の「町中華で飲ろうぜ」さんのサイン色紙とステッカーなどが貼られていました。
会計時には見ることができるので、気になる方はぜひともお見逃しなく。
メニュー
町中華屋さんだけあって料理の種類はかなり豊富で、ラーメンから丼もの、餃子などさまざまです。
酢豚や回鍋肉などといった、本格的な中華料理まであり、全部で50種類以上はありそうです。
半餃子
昇龍さんに来るお客さんのほとんどが注文するのが名物餃子です。
通常は6個もしくは4個で、料理を注文した場合のみ、半餃子を注文することができます。
サイズは大きめで、ジャンボ餃子に分類され、表面はキレイな焼目と少しの羽根が付いています。
皮は非常に薄めで、箸でかんたんに破くことができ、焼かれた皮の香りが非常に美味しいです。
餡は野菜が多めで7:3くらいの割合かと、甘みがあって口の中で溶けるような軽さがあります。
エビチャーハン
チャーハンにはスープと小鉢が付いてきます。
チャーハンは一般的なチャーハン、エビ、カレーの3種類がありました。
スープは見た目以上に塩気が少なく、むしろ薄味でした。
鶏ガラのような風味で、たぶんラーメンスープも同じものかと思います。
小鉢はもやしの漬物のような感じです。
炒められているものではなく、むしろナムルのような感じで、お新香的にチャーハンといっしょに食べました。
具材は見た目的にも豊富で、刻みチャーシュー、ハム、グリーンピース、エビ、玉子などです。
チャーハンは平皿に盛られているので、見た目にボリューム感はありませんが、食べ終えた頃には十分に満足できました。
お米はパラッと系で非常に食べやすく、個人的には非常に好みです。
海老のプリッと感やグリーンピースの独特の食感など、懐かしい感じがするチャーハンでした。
あとがき
食べ歩きを趣味にしていると、行きたくてもなかなか行かないお店というのがあります。理由は「人気で混んでいる」、「営業時間が短い」などさまざまです。今回お邪魔した昇龍さんも、以前から知っていたのですが、店前の行列を見るたびに敬遠していたお店でした。
列に並ぶと5分もせずに店内に入店。2階席は狭い感じもなく、居心地も決して悪くないです。料理も餃子もチャーハンも美味しく、「もっと早く来れば良かった」と、少し後悔の念にかられるくらいでした。