
ワカコ酒
村崎ワカコ(武田梨奈)は酒と料理が何より大好きな26歳。
偶然見つけた店でも躊躇なく足を踏み入れる呑兵衛女子である。ワカコは職場での出来事に想いを巡らせ、酒場での情景も肴に日々、独り呑みの楽しみを満喫している。
時にはこれと決めた料理と酒に舌鼓をうち、時にはまったりと旬の料理とお酒を嗜みー
そんなワカコの酒との付き合いを優しく見守る友人や会社の同僚、行きつけの店「逢楽」の大将ら、周りの人々。
酒と料理がぴったりと合わさった刹那、全身が高揚感に包まれた彼女の口からは、思わず「ぷしゅー」と吐息が漏れる。ワカコ、至福の瞬間である。
第1夜 春の夜に、ホタテバター

村崎ワカコ、26歳。OL。ワカコは、春に入って、新入社員・伊藤の研修係を任されることになった。
今晩も仕事終わり、うまい酒とうまい肴を求めて、女ひとり、酒場をさすらう。
「社会人になって良かったなと思うのは、、自分の好きな時間に好きなお酒が飲めること…」 今宵の酒の肴は「ホタテバター焼き」と生ビール。
まずは「貝柱」の弾力感のある食感に生ビールで「ぷしゅー」。続いてコリコリした食感のヒモ、肝とそれぞれ別々な味を堪能しきるワカコ。
そして、今回、ワカコは、なじみの「逢楽」にて、新入社員の研修がらみのことで、あることを気づかされることに…。
青森居酒屋 えびや

方南町にあった「青森居酒屋 えびや」は現在閉店しております。
店主が青森出身で、地元から取り寄せた食材や調味料を使用し、青森の郷土料理を提供していました。

弾力のある地鶏「シャモロック」や新鮮な刺身、青森の地酒が人気でした。店内はカウンター席があり、料理人の手捌きを間近で楽しめる温かみのある雰囲気でした。
魚貞

魚貞さんは東京都渋谷区幡ヶ谷にある大衆割烹で1981年に創業しました。
現在は二代目のご夫婦が切り盛りしており、家族経営の温かみが感じられるお店です。
店内は長いカウンター席が特徴で、対面にはテーブル席、2階には座敷があり、さまざまなシーンで利用でき、磨き上げられた厨房や立派な千社額が、鮮度の良い魚を提供するお店のこだわりを感じさせます。

新鮮な魚介類を使った料理が評判で、特に刺身や焼き魚、煮魚などが人気を集め、鯨料理も提供しており、珍しいメニューとして好評です。
スタッフの明るい声が飛び交い、初めて訪れる方でも居心地の良さを感じられる雰囲気が魅力です。
- 魚貞
- 日本料理、海鮮、焼き鳥
- 東京都渋谷区幡ヶ谷2-8-13
- 月17:00 – 23:00火・水・木・金11:30 – 13:3017:00 – 23:00土17:00 – 22:30
- 日・祝日
- 5000円〜5999円
第2夜 ご近所の町中華で晩餐
村崎ワカコ、26歳。OL。会社で、みんなが「人生最後に食べたいものは?」という話に夢中になっていた晩、ワカコが出会ったのが、ザッツ町の定番・中華屋さん。
そのお店の雰囲気にはまったワカコは連日訪れることに…。ちょっと甘い複雑に絡み合った中華味の「青椒肉絲」と瓶ビール…
辛さの中にも、繊細なエビの殻のだしの味がする「エビチリ」と紹興酒と「これぞ外食中華のお楽しみ」を味わいきる。
そして、常連のおじさんとおばちゃん店員と親しくなったワカコは、あの質問をされることに「人生最後に食べたいものは?」…。
中華料理 新三陽 田端店

中華料理 新三陽 田端店は、1998年に東京都北区田端で開業し、田端駅から徒歩約10分の場所にあり、地元の方々に親しまれています。
店内はカウンター8席とテーブル席が8席(4人掛けが2卓)の計16席で、アットホームな雰囲気が特徴です。

リーズナブルな価格帯で、本格的な中華料理を提供しており、特に「天津丼」や「天津麺」などが人気メニューとして知られています。
地元の常連客からも高い評価を受けており、温かみのあるサービスと家庭的な料理が魅力のお店です。
第3夜 蕎麦屋で女ひとり酒
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
春、新しい季節。厚切りベーコンで新しい発見! 春、ワカコは、故郷・広島によくある鉄板焼きの店へ。
ビールにぴったり!と「厚切りベーコン」を注文。鉄板で焼かれた表面カリカリ、中がジューシーなベーコンとビールで「ぷしゅー」。ワカコ、至福の時間。読書好きのワカコ。
仕事帰りも「読みたい、呑みたい」。ちょっと背伸びだけど、ここなら本を読みながら静かに飲めそうだと蕎麦屋に入る。
冷や酒に、お通しのきんぴら。さらにおつまみが欲しくなり「天吸い」を注文。
神楽坂てっぱんや

神楽坂てっぱんやさんは2005年に神楽坂の路地裏にオープンしたカジュアルな鉄板焼き店です。
古民家風の建物で、落ち着いた雰囲気の店内には大きな鉄板が設置され、目の前で調理を楽しむことができます。
席はカウンター、テーブル、個室、座敷と多彩で、デートや接待などさまざまなシーンに対応しています。

料理は黒毛和牛や新鮮な魚介類、旬の野菜など厳選素材を使用し、素材の持ち味を最大限に引き出す焼き加減で提供されます。
ボリュームがありリーズナブルな価格のコース料理が人気で、鉄板焼きを余すことなく堪能でき、焼酎や自然派ワインなど、料理に合うドリンクも豊富に取り揃えています。
- 神楽坂てっぱんや
- 鉄板焼き、ステーキ、お好み焼き
- 東京都新宿区神楽坂3-1-4
- 月・火・水・木・金17:00 – 23:30L.O. 料理22:30 ドリンク23:00土・日・祝日16:30 – 23:30L.O. 料理22:30 ドリンク23:00
- 年末年始
- 6000円〜7000円
巴町 砂場

巴町 砂場さんは1839年(天保10年)に大阪で創業した老舗の蕎麦屋で、その後、東京・虎ノ門に移転し、長年にわたり地元の人々に親しまれてきました。
店内は黒い大理石と木目を基調としたモダンで高級感のある雰囲気で、テーブル席と座敷席を合わせて約50席を備えていました。

名物料理の「趣味のとろそば」は、3代目店主が考案した一品で、ふわふわのとろろと卵黄が絡み合う贅沢な味わいが特徴です。
しかし、賃貸契約の満了に伴い、2016年6月末をもって閉店しまい、長い歴史を持つ老舗の閉店は、多くの常連客に惜しまれました。
第4夜 大衆酒場で串カツ
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
給料日前で会社帰りの足取りの重いワカコ。一杯だけなら、と大衆的な居酒屋に。焼酎の入ったグラスに自分で炭酸を入れてシュワシュワ~といわせてからゆっくり味わう。
一緒に頼んだマカロニサラダはちょっと濃いめの味付けが大人のおつまみ!そして、前から楽しみにしていた串カツの店へ。
揚げたての串カツ、アスパラガス、そしてスッキリとレモンハイ!続いて、ほかのお客さんが頼んでいた「トンガリ」を注文してみると…。
もつ焼でん

もつ焼 でん 中目黒店さんは、2015年に開業したもつ焼き専門の居酒屋で、東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅から徒歩5分の場所にあり、目黒川沿いの路地を少し入ったところにあります。
店内はコの字型のカウンター席のみで、約20席が設けられており、昭和レトロな雰囲気が漂い、活気ある店内では、若いスタッフが明るく接客し、もつ焼き好きや酒場好きの若い世代を中心に賑わっています。

メニューは、新鮮な豚もつを使用した串焼きや煮込み料理が豊富で、特に「牛もつ煮込み」や「レバ刺し」が人気で、自家製ジンジャービールなどユニークなドリンクも提供しています。
リーズナブルな価格で本格的なもつ焼きを楽しめ、愛されているお店です。
- もつ焼でん
- もつ焼き、居酒屋
- 東京都目黒区青葉台1-30-14 山口ビル 1F
- [月~金]16:00~23:00(L.O.22:00)[土・日]14:00~売切次第終了
- 祝日:不定休
- 2000円〜2999円
三代目七宝 串かつ髙橋 (【旧店名】吉祥寺 串かつジャンジャン)

三代目七宝 串かつ髙橋さんは2008年11月に「吉祥寺 串かつジャンジャン」として開業し、2019年7月に現在の店名へと変更されました。
吉祥寺駅北口から徒歩約8分、中央線の高架下近くの路地裏に位置し、昭和の雰囲気を感じさせるレトロな外観が特徴です。
店内は活気に満ち、エネルギッシュなスタッフが明るく迎えてくれます。

メニューは一串100円からとリーズナブルで、揚げたての串かつを提供して、2024年1月には同じ店主が手掛ける「深夜カレー食堂七宝」を同一店舗内で開始し、深夜にカレーを楽しむことも可能です。
昭和レトロな雰囲気の中、リーズナブルな価格で本格的な串かつを楽しめます。
- 三代目七宝 串かつ髙橋 (【旧店名】吉祥寺 串かつジャンジャン)
- 串揚げ、居酒屋
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-38-1
- 18:00~(L.O.2:30)
- 食べログに記載なし
- 3000円〜3999円
第5夜 お疲れの時は白レバー
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
仕事で疲れたワカコはスタミナをつけようと焼鳥屋へ。目の前で焼かれた白レバーと地ビールが、身体を巡りエネルギーが満ちてくる。
「ぷしゅ~」頑張った私にちょっと贅沢なご褒美。それでもなかなか疲れが取れないワカコ。
今夜は馬肉で元気になろう!熊本産の馬肉の赤身タテガミの紅白盛り合わせを注文!しょうがにんにくをたっぷりつけて甘い醤油で…。
そして同じふるさとならきっと合うはず!と熊本産の米焼酎に決めて…。
焼鳥小屋 どろまみれ

焼鳥小屋 どろまみれ 笹塚店さんは築50年の古民家を改装した焼鳥店で、笹塚から上原に抜ける商店街の一角にあります。
店内は、昭和の雰囲気を感じさせるレトロな内装で、どこか懐かしさを漂わせています。
お通し代としてお一人様税込506円がかかります。
予約は公式サイトや電話で受け付けており、特に週末は混雑が予想されるため、事前の予約がおすすめです。

営業時間は、水~金曜日が18:00~24:00(ラストオーダー23:00)、土曜日が17:00~24:00(ラストオーダー23:00)、日曜・祝日が17:00~23:00(ラストオーダー22:00)で、定休日は月・火曜日です。
昭和の風情を感じる空間で、焼鳥とおつまみを楽しみながら、心地よいひとときを過ごせるお店です。
- 焼鳥小屋 どろまみれ
- 焼き鳥、鍋、居酒屋
- 東京都世田谷区北沢5-34-11
- 水・木・金・祝前日18:00 – 00:00L.O. 料理23:00 ドリンク23:30土17:00 – 00:00L.O. 料理23:00 ドリンク23:30日・祝日17:00 – 23:00L.O. 料理22:00 ドリンク22:30
- 月・火
- 5000円〜5999円
馬肉屋 たけし

馬肉屋たけしさんは2007年に東京の恵比寿で創業した馬肉専門店で、創業から18年を迎え著名人や美食家だけでなく、会社帰りの人々や家族連れにも愛されています。
恵比寿駅から徒歩約7分の場所にあり、JR恵比寿駅東口から歩いて行くことができます。
店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした空間を提供し、完全個室も用意されており、様々な利用シーンに対応しています。席数は38席あり、2人から8人までの個室が利用可能です。

店の特徴は、熊本から直送される新鮮な馬肉をリーズナブルな価格で提供し、馬肉は低カロリーでヘルシーな食材として知られ、女性にも人気があります。
メニューは多彩で、馬肉の刺身や焼肉など様々な調理法で馬肉料理を楽しむことができ、日本酒や焼酎などのドリンクも豊富に取り揃えています。
第6夜 それぞれの味と酒
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
上司に叱られたワカコ。会社帰りになじみの店でビールの大ジョッキをぐびぐびと一気飲み!お通しはお肌にもいいイカ、そしておつまみには、肉とも魚とも違う何とも言えない味わいの鯨の竜田揚げ。
上司へのモヤモヤがわきあがるワカコ。日本酒に切り替えて、板わさ。料理人の丁寧な仕事ぶりに心が和む。
上司もまた同僚との飲みの席で、苦手だと決めつけていた塩辛を食べてみることに…。
宵のま

宵のまさんは2014年5月に四谷三丁目に開店した小料理屋で、美人女将の高久ちぐささんが経営しており、元女優という経歴を持つ彼女の存在が店の特徴の一つとなっています。
店内は大正ロマンをイメージした落ち着いた雰囲気で、明治・大正時代の食器を使用するなど、細部にまでこだわりが感じられ、カウンター7席とテーブル6席の小じんまりとした空間で、ゆったりとした時間を過ごせます。
常連客は40代を中心としたビジネスパーソンが多く、仕事帰りに立ち寄る人が中心です。

メニューは日本酒に合う旬の料理が中心で、おまかせコース(3,900円)が人気で、料理は家庭的で優しい味わいが特徴で、季節によって変わるため常に新鮮な驚きを楽しめます。
日本酒は女将が厳選した20種類以上が揃い、日本酒好きにはたまらない品揃えで、お酒は日本酒と瓶ビールのみを提供しており、日本酒へのこだわりが強く感じられます。
第7夜 金沢で日本酒三昧
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
ワカコは北陸新幹線開業から気になっていた金沢へ一人旅。近江町市場では生ウニや初めて聞くガスエビを立ち食い。
日本酒が飲みたくなったワカコは、石川県の銘酒をそろえて試飲もできるという店に。気に入った銘柄のお酒の話を聞いていると、蔵元を見学できると言われ、蔵元を訪ねてみることに。
再び金澤の街に戻ったワカコは、名物のおでん、治部煮、のどくろの塩焼き、そして日本酒を堪能。おいしくてちょっと贅沢な金沢の旅。
ひがしやま酒楽

ひがしやま酒楽さんは2014年6月に金沢市東山1丁目のひがし茶屋街にオープンした日本酒専門店で、株式会社箔一がプロデュースし、運営は「酒の井なみ屋」が行っています。
店の特徴は、石川県の銘酒約120種類を取り揃えていることで、その半数以上が季節限定や限定製品で、立ち飲みコーナーと町屋風の座敷があり、お酒の試飲や飲み比べが楽しめます。
店内は木目を基調とした落ち着いた雰囲気で、ひがし茶屋街の格子をモチーフにしたデザインが特徴的で、1階は立ち飲みバーとお酒の販売スペース、2階は靴を脱いでくつろげるフリースペースになっています。

ひがしやま酒楽では、日本酒以外にも梅酒、ビール、ワイン、焼酎を扱っており、近々ジンとウイスキーも加わる予定です。
オリジナルの日本酒や「酒楽」という名前の消酒、金沢カレーなどのオリジナル商品も販売しています。
菊姫合資会社

菊姫合資会社さんは1573年から1592年の間の天正年間に創業した石川県白山市の老舗酒蔵で、400年以上の歴史を持ち、「加賀菊酒」として知られる銘酒を生み出してきました。
特徴として、原料米へのこだわりが挙げられます。最高級の酒米「山田錦」を使用し、特に兵庫県三木市吉川町産の高品質米を確保し、「酒マイスター」と呼ばれる理系出身の技術者を登用し、伝統と革新を融合させた酒造りを行っています。

菊姫の酒は、原料由来の味わいや麹の旨味を生かした造りを重視し、炭素濾過を最小限に抑え、ほんのり黄金色の酒を生み出すのが特徴です。
本社は石川県白山市鶴来新町にあり、明治蔵、昭和蔵、平成蔵といった複数の蔵を有し、周辺には白山連峰からの清らかな水が流れ、良質な酒造りに適した環境が整っています。
おでん よし坊

おでん よし坊さんは1957年(昭和32年)に金沢市香林坊に創業した老舗のおでん専門店で、金沢の繁華街にあり、格子戸の趣のある入口と朱ののれんが特徴的です。
店内はカウンター15席と小上がり8席を備え、約60平方メートルの落ち着いた雰囲気の空間で、カウンター席と奥の座敷席があり、家庭的な雰囲気で女性一人でも入りやすい店として知られています。

おでんの特徴は混合節と昆布、シイタケのうま味を生かした上品な味わいで、具材にこだわり、金沢港で朝どれの魚を、JAで産地直送の野菜を仕入れ、セリやクレソンなど地元ならではの珍しい具材も使用しています。
メニューには、自家製のおでん種が約25種類あり、「もちきんちゃく」や「寄せ糸こんにゃく」など独自の具材も提供しています。また、「汁かけごはん」も人気メニューの一つです。価格は100円から450円程度で、リーズナブルに楽しめます。
居酒屋 空海

居酒屋 空海さんは石川県金沢市東山にある和食居酒屋で、2021年4月にオープンし、浅野川に面した花街の香りが残る東山エリアで営業しています。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席と座敷があり、一人でも団体でも利用しやすい空間となっています。

メニューは和食を中心に、季節の食材を活かした料理が特徴です。日替わりの「本日の一押し」や季節限定の「季節のおすすめ」など、豊富な選択肢があり、日本酒や焼酎などのドリンクも充実しています。
店主夫婦の人柄の良さも評判で、特に明るく元気な女将さんの接客が好評で、料理の美味しさはもちろん、スタッフとの会話も楽しめる居酒屋となっています。
- 居酒屋 空海
- 居酒屋
- 石川県金沢市東山3-14-14
- 11:30 – 14:00L.O. 13:3018:00 – 22:00L.O. 21:00
- 木曜日
- 3000円〜3999円
第8夜 バーでトリッパの煮込み
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
会社の後輩・白石のビジネスキャリア検定合格に刺激されたワカコは、その夜人生初めての本格的なバーに挑戦!好物のトリッパの煮込みを見つけ、それに合わせてモスコミュールを勧められ、ぷしゅーー。
ほんの少し背伸びしての挑戦に満足したワカコに、会社では企画の募集が部長から告げられていた。
その夜、ふと立ち寄った店で「手羽餃子」を食べてみると…
Bar ARGYLL(アーガイル)

新宿西口に位置する「Bar ARGYLL(アーガイル)」さんは1999年に創業されたバーで、JR新宿駅西口から徒歩2分の距離にあります。
店内は温かみのあるレンガと流木を使用した装飾が施され、アットホームで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

同店は、シングルモルトウイスキーを中心に300種類以上のスコッチウイスキーを取り揃えており、ウイスキー愛好家から高い評価を受けています。
また、フレッシュフルーツを使用したカクテルや手作りの料理も人気で、特にフレーバー生チョコレートは洋酒の風味が豊かで、お酒のおつまみとして絶妙な相性を見せています。
赤坂 よ志多

赤坂よ志多さんは赤坂駅から徒歩数分の距離に位置する鶏料理専門店です。
店内は木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気で、カウンター席とテーブル席が設けられ、各テーブルは簾で区切られており、プライバシーが保たれています。

同店の名物は手作りの鶏餃子で、焼き・蒸し・揚げなど多彩な種類が提供され、唐揚げや水餃子などの鶏料理も人気で、日本酒や果実酒などの種類豊富なドリンクとともに楽しめます。
ランチタイムには、唐揚げ定食などのメニューが提供されており、夜遅くまで営業しているため、仕事帰りの食事にも適しています。
- 赤坂 よ志多
- 居酒屋、鳥料理、日本酒バー
- 東京都港区赤坂2-14-12 高橋ビル1F
- ランチ:11:30〜14:30(L.O.14:00)ディナー:18:00〜23:00(L.O.22:00)
- 日曜・祝日
- 4000円〜4999円
第9夜 角打ちで梅水晶
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
アベちゃんのお父さんの還暦祝いのお酒チョイスを託されたワカコは、一軒の酒屋に遭遇。
そこには「角打ち歓迎」の看板が。酒屋さんの一角で飲める角打ちに初挑戦!日本酒に梅水晶という呑兵衛チョイスで、ぷしゅぅー。
頼まれていた日本酒も選び、角打ちの魅力の虜になったワカコ。選んだ日本酒が大好評と身近な人からの感謝に喜ぶ彼女がその夜選んだのは目玉焼きだった……
折原商店

折原商店さんは東京都江東区門前仲町にある角打ち(立ち飲み)スタイルの酒屋です。
母体となる株式会社折原は、1924年(大正13年)に池袋で創業し、業務用酒販を主業務とし、一般向けの店舗としては、2011年に門前仲町の深川不動堂参道に開店しました。
店内は、中央に大きなテーブル席が設けられ、両サイドには日本酒や焼酎、ワインなどがずらりと並ぶオープンエアな空間で、入口付近には酒ケースを重ねた簡易のテーブルも配置されており、気軽に立ち寄れる雰囲気が漂っています。

日本酒は約200種類を取り揃え、定番から季節限定品、東京ではなかなかお目にかかれない銘柄まで幅広くラインアップしています。
各ボトルには、価格とともに造りや味わいの特徴が記載されたポップが添えられており、初めての銘柄でも安心して選ぶことができ、懐かしの駄菓子も販売しており、つまみとして楽しむことができます。
- 折原商店
- 日本酒バー、立ち飲み
- 東京都江東区富岡1-13-11 折原門仲ビル1F
- 月・火・水・木・金12:00 – 22:00L.O. 21:30土・日11:00 – 22:00L.O. 21:30
- 無休
- 1000円〜1999円
やしろ食堂

やしろ食堂さんは東京都杉並区方南町にある大衆食堂で1971年に創業され、「うまい・安い・早い」を掲げ、長年にわたり地元の人々に愛されてきました。
店内は昭和の雰囲気が色濃く残り、カウンター席とテーブル席が設けられ、厨房前のカウンター席からは、ガラス越しに並ぶ食材を眺めることができ、懐かしさを感じさせます。

メニューは豊富で、定食はもちろん、単品のおかずも100円台から提供されています。
特に、豚汁や煮物などの惣菜は、家庭的な味わいで人気でしたが、残念ながら、2024年4月に閉店してしまいました。
第10夜 クセになるジンギスカン
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
彼氏のヒロキや会社の仲間から嫌われても、ひとりジンキスカンに酔いしれるワカコ。生ビールとのセットでたっぷりの野菜と羊肉を堪能しきる。
色んな人の苦手意識、好き嫌いを考えつつ、ある日常連の逢楽でまぐろ納豆を食べていたワカコは……
ゆきだるま中野部屋(はなれ)

ゆきだるま中野部屋(はなれ)さんは東京都中野区中野にあるジンギスカン専門店で、元幕内力士が経営する白を基調としたスタイリッシュなデザイナーズ空間が特徴です。
店内は白を基調とした明るくおしゃれな雰囲気で、デザイナーが手がけたインテリアが多数配置されています。ところどころに「ゆきだるま」のキャラクターがあり、お子様にも喜ばれるデザインとなっています。

使用されるラム肉は、アイスランド産の「アイスランドシープ」で、国内羊肉輸入量のわずか1%しか流通していない貴重なものです。
このラム肉は、クセがなく旨味が豊富で、生でも食べられるほど新鮮で、食べ放題+飲み放題コースが提供されています。
- ゆきだるま中野部屋(はなれ)
- ジンギスカン
- 東京都中野区中野2-26-10 中村ビル 3F
- 火・水・木・金17:00 – 00:00土・日16:00 – 00:00
- 月曜日
- 6000円〜7999円
第11夜 鯛めしと宇和島珍味で乾杯
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
この3か月でずいぶんと成長した会社の新人くんの姿を見つつ、季節の変化に感じいったワカコは、春っぽいものの食べ収めということで、夜はそら豆に麦焼酎の水割り、炙り〆さばに冷酒で、ぷしゅーー。
会社で新人くんから、お世話になったとお礼の品を貰い、感謝されたことにほっこりしたワカコが、その夜向かったのは常連・逢楽。
特別に美味しいものが食べたいワカコにすすめられたのは……
野中かまぼこ店

野中かまぼこ店さんは愛媛県宇和島市にある老舗のかまぼこ店で、創業は明治40年(1907年)で、地元の新鮮な魚介類を使用し、手作りのかまぼこやじゃこ天を製造・販売しています。
店内は伝統的な和の雰囲気が漂う落ち着いた空間で、製造直売のかまぼこやじゃこ天をその場で味わうことができます。

人気の商品は、朝一番に提供される出来立てのじゃこ天は絶品で、多くの客がその美味しさを堪能しています。
オンラインショップも運営しており、全国各地への発送も行い、宇和島を訪れることができない方でも、同店の味を自宅で楽しむことができます。
道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場

道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場さんは愛媛県宇和島市にある観光交流拠点施設で、地元の特産品やグルメを楽しめるスポットとして親しまれています。
施設内には、新鮮な海産物や農産物を取り扱う販売所、宇和島の郷土料理「宇和島鯛めし」を提供するフードコート、そして西日本唯一のロイズチョコレートの通年販売店など、多彩な店舗が軒を連ねています。
また、宇和島の夏の風物詩である「牛鬼」の展示も行われており、地域の文化に触れることができます。

施設の外観は、港町らしい開放感のあるデザインで、広々とした駐車場も完備され、トイレは24時間利用可能で、駐車場は普通車221台、大型車5台、身障者用2台を備えています。
宇和島の魅力を存分に味わえる「きさいや広場」は、観光客のみならず地元の人々にも愛されるスポットです。
割烹田中

割烹田中さんは愛媛県宇和島市ある老舗の割烹料理店で、地元の新鮮な魚介類や郷土料理を提供しています。
店内は、カウンター席とテーブル席が設けられた家庭的な雰囲気で、入口には水槽があり、その日のおすすめが掲示され、多くの客は、飲みながら一品料理を楽しんでいます。

メニューには宇和島名物の「鯛めし定食」や、旬の魚を使った刺身や煮物などが揃い、焼いた白身魚の身をほぐし、味噌と混ぜたどろりとした汁をかけて食べる「宇和島さんさ」は絶品です。
宇和島の食材を存分に味わえる「割烹田中」は、地元の人々や観光客に愛されるお店です。
やまこうどん

やまこうどんさんは愛媛県宇和島市の錦町にある老舗のうどん店で、1954年(昭和29年)に創業しました。
看板や暖簾がない民家のような外観が特徴で、メニューは「うどん」のみとシンプルです。
店内は、4人掛けのテーブル席2席と6席のカウンター席があり、常連客が自らうどんを作るなど、アットホームな雰囲気が漂っています。
早朝から営業し、4時間ほどでうどんが売り切れると店を閉めるというスタイルです。

うどんは、ツルツルとした食感で、優しい味付けの出汁が特徴で、具材には、じゃこ天、小葱、小海老のかき揚げなどが添えられ、散らした柚子の香りが食欲をそそります。
2020年7月に66年の歴史に幕を下ろし、閉店しました。
美味工房みちよ

美味工房みちよさんは愛媛県宇和島市にある食堂で、地元の新鮮な食材を活かした料理を提供しています。
店内は、コンテナハウスのような四角い建物で、カウンター席4席とテーブル席1つのこじんまりとした空間で、優しく朗らかなスタッフが迎えてくれ、初めての訪問でも安心して食事を楽しめます。

メニューは日替わりランチや、吉田町発祥の「太刀魚一本巻き定食」などが人気で、太刀魚は注文後に捌き、炭火で炙って提供され、香ばしさと食欲をそそる味わいです。
地元の人々や観光客に愛される、温かみのある食堂です。新鮮な食材を活かした料理と、アットホームな雰囲気を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。
郷土料理 ほづみ亭

郷土料理 大衆割烹 ほづみ亭さんは愛媛県宇和島にある老舗の割烹料理店です。
20世紀初頭に旅館として創業し、1976年に割烹へ業態変更しました。

店内は和風の落ち着いた雰囲気で、宇和島の郷土料理を中心としたメニューが提供され、「宇和島鯛めし」は名物で新鮮な鯛を使った絶品の一品です。
宇和島の伝統的な味を堪能できる場所として、多くの人々に愛されています。
第12夜 特別な旨さ、和牛たたき
村崎ワカコ26才。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。
この3か月でずいぶんと成長した会社の新人くんの姿を見つつ、季節の変化に感じいったワカコは、春っぽいものの食べ収めということで、夜はそら豆に麦焼酎の水割り、炙り〆さばに冷酒で、ぷしゅーー。
会社で新人くんから、お世話になったとお礼の品を貰い、感謝されたことにほっこりしたワカコが、その夜向かったのは常連・逢楽。
特別に美味しいものが食べたいワカコにすすめられたのは……
とろさば料理専門店SABAR 東京恵比寿店

とろさば料理専門店SABAR 東京恵比寿店さんは2015年3月8日に大阪から東京・恵比寿に初進出し、2018年8月3日に代官山へ移転しました。
店内は、古民家風のインテリアで落ち着いた雰囲気を持ち、座席数は38席にこだわっています。

メニューは38種類のとろさば料理を提供し、開店・閉店時間もそれぞれ午前11時38分、午後11時38分と語呂合わせにこだわっています。
世界各国の伝統料理でとろさばの美味しさを堪能できる「とろさば情報発信基地」として知られています。