外観
金刀比羅宮のある琴平町と、吉野川沿いの三好市の中間地点の県道483号から少し入った場所にあります。
看板も無ければ、とくに案内などもなく、初めて来る人にとっては見つけるのが大変かもしれません。
琴平町側から来る場合は、水色の橋を超えてすぐの交差点が目印になります。
三好市側からの場合は、 「道の駅ことなみ」から、10分ほどです。
徒歩での場合、琴平駅前より琴参バス美合線三角行きに乗車して、落合橋で下車します。
※琴平駅からのバスは営業時間中たどり着けるのは琴平駅10時発の三角行き1本のみで、バス停到着から30分ほどでバス停に戻れるならスムーズに帰れますが、逃すと5時間後なので注意が必要です。
駐車場
店舗敷地の真向かいに専用の駐車場があり、10台ほど置くことができます。
ひっきりなしに車が入って行き、看板もあるので、わかりやすいです。
ルール
人気店なので、ルールが設定されています。
お邪魔したときは行列ができるほどの混雑はありませんでしたが、週末などはかなり来店客が多そうです。
店内
店内での撮影ができないため、並んでいるときに様子だけ撮影させて頂きました。
入って右側のカウンターで注文、料理を受け取って席に座りますが、相席と場所の指定をされ、会計は最後に申告制となります。
外で食べる場合は先払いで会計を済ませてからになります。
席はテーブル席のみで全20席となっています。
メニュー
うどん(小)1玉、うどん(大)2玉、そば(小)1玉、そば(大)2玉の4種類のみで、それぞれ、温、冷を選ぶことができます。
トッピングに生卵があるのみとなっています。
撮影して良いのか分からなかったので、写真は撮影しておりません。
うどん(冷)
冷たいうどんを注文したので、茹で上がり水で締められたうどんが盛られたシンプルな見た目です。
テーブルに醤油、薄口醤油などの調味料が用意してあるので、お好みで掛けて食べます。
うどんにのった青葱は、香りが良く、うどんを邪魔しない旨味がありました。
葱は注文受け取り時に、店員さんから聞かれるので、入れるかどうかを選択できます。
うどんは中細くらいで、断面は楕円に近い感じです。
食感は柔らかめですが、シッカリとしたコシがあり、うどん本来の美味しさを実感できます。
(小)を注文したので、1玉ということもあり、大人の男性であれば数口で食べてしまうサイズです。
うどん(温)
アツアツのうどんに追加で卵をトッピングしました。
独特の立ち上がる、うどんの香りが良い感じです。
よーくかき混ぜて、卵を解いて全体に混ぜ、醤油を垂らして食べます。
まるで卵かけご飯のような感じで、素朴でシンプルながらも奥行きあるうどんを堪能できます。
あとがき
「幻のうどん屋」さんと言われるようなお店で山奥にあるという情報だけがあったのですが、車で向かいましたが比較的アクセスしやすかったです。
讃岐うどんを一躍有名にした映画「UDON」のロケ地としても知名度があり、うどん屋さんとして有名ですが、店名の通り、実は米屋が本業です。
うどんに葱と醤油、卵のみと、讃岐うどんのルーツに近いようなお店なのだろうと想像がつきます。評価としては、非常に難しいところではありますが、シチュエーションと価格などいろいろと讃岐うどんとしての魅力を味わうことができました。
現在は三代目はお店を継がれているそうですが、これからを期待したいと思います。
店舗情報
- 店名
- 谷川米穀店
- 住所
- 香川県仲多度郡まんのう町川東1490
- 営業時間
- 10:30~13:30 (売り切れ次第終了)
- 定休日
- 日曜日
- ジャンル
- うどん