- 孤独のグルメとは?
- 第一話 江東区門前仲町のやきとりと焼めし
- 庄助
- 第2話 豊島区駒込の煮魚定食
- 和食亭
- 第3話 豊島区池袋の汁なし担々麺
- 中国家庭料理 楊 2号店
- 第4話 千葉県浦安市の静岡おでん
- LocoDish
- 第5話 杉並区永福の親子丼と焼うどん
- つり堀 武蔵野園
- 第6話 中野区鷺ノ宮のロースにんにく焼き
- みやこや
- 第7話 武蔵野市吉祥寺喫茶店のナポリタン
- カヤシマ
- 第8話 神奈川県川崎市八丁畷の一人焼肉
- つるや
- 第9話 世田谷区下北沢の広島風お好み焼
- ヒロキ 下北沢店
- 第10話 豊島区東長崎のしょうが焼目玉丼
- せきざわ食堂
- 第11話 文京区根津飲み屋さんの特辛カレー
- すみれ
- 第12話 目黒区中目黒ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き
- 草花木果(SokaBokka)
孤独のグルメとは?

孤独のグルメは久住昌之原作、谷口ジロー作画のグルメ漫画で、主人公・井之頭五郎が一人で訪れる店々で食事を楽しむ様子を描いた作品です。
仕事の合間に立ち寄る店で彼が選ぶ料理や、その味わいを堪能する心の声が見どころで、食事を通じて感じる日常の喜びや発見が共感を呼びテレビドラマ化もされ、松重豊が五郎を演じる姿は人気を博しています。
孤独を楽しむ大人の食事旅に心温まる魅力が詰まっています。
第一話 江東区門前仲町のやきとりと焼めし

商用で「門前仲町」のとあるカフェを訪れた井之頭五郎。
明るすぎる女性店長に疲れを感じた五郎だが、その後ふらりと入った素敵なアンティークショップに立ち寄り、癒される。
その後門前仲町をぶらりと歩きながら見つけた今日のグルメは、小さな居酒屋のやきとり、そして焼きめしであった。
庄助


庄助は門前仲町駅から徒歩3分のところにある人気の焼き鳥店で、テレビドラマ「孤独のグルメ」第1話で紹介され有名になりました。
店内は狭くカウンター6席と卓2卓の計14席ほどの小さな店構えですが、昔ながらの居酒屋風情が漂い常連客で賑わう活気ある雰囲気です。

店の一番人気は、串焼きのつくねを生ピーマンで包んで食べる「ピーマンの肉詰め」で、ピーマンの苦みとつくねの旨さのバランスが絶妙です。
第2話 豊島区駒込の煮魚定食

昔からの得意客、画廊のオーナーを訪ね、駒込にやってきた五郎は、公園で将棋を指す老人達と出会う。
いっしょになって将棋を指すうちに、父から将棋を習った子供の頃に心はワープしていく。しかしそのうちに腹がすいてきて・・。
ふと目にとまったのは、「家庭料理 和食亭」の文字。
和食亭


和食亭はJR駒込駅から徒歩約3分にあった人気の和食店で、『孤独のグルメ』シーズン1第2話で紹介され有名になりました。
店内はカウンター席や座敷を含む19席程度の小さな店構えでアットホームな雰囲気が特徴でした。

家庭的でありながら本格的な和食が特徴的で、新鮮な魚料理が人気で特に煮魚定食が評判でした。
温かい接客で多くの常連客に愛されていましたが、現在は閉業状態となっております。
第3話 豊島区池袋の汁なし担々麺

池袋のマンションギャラリーに呼ばれた五郎は、池袋駅前で怪しげな雰囲気の男にティッシュを渡される。
マンションギャラリーでは美しいスタッフに迎えられ、ひと時の幸せを感じる五郎だったが、そこには鬼の上司がにらみをきかせていた。
その後、お腹がすいた五郎は池袋をさまよい歩く。ふと気付くとそこは中華激戦区だった。
その中で五郎がなぜか吸い寄せられ入った一軒の店。
中国家庭料理 楊 2号店

中国家庭料理楊2号店は池袋駅から徒歩2-3分の飲食街にある四川料理店です。
店内は約26席でアットホームな雰囲気ながら、本格的な四川料理を楽しむことができるお店です。

名物料理は汁なし担々麺と楊特製焼餃子で、辛さと旨味のバランスが絶妙です。
本格的な四川料理と家庭的な雰囲気で、多くの常連客に愛されています。
- 店名
- 中国家庭料理 楊 2号店
- ジャンル
- 四川料理、担々麺、餃子
- 住所
- 東京都豊島区西池袋3-25-5
- 営業時間
- 平日 11:30~13:30/17:30~22:30(LO)土日・祝日 12:00~14:00/17:00~22:00(LO)
- 定休日
- 不定休
- 予算
- 1000円〜1999円
第4話 千葉県浦安市の静岡おでん

結婚式場の調度品の打ち合わせで、浦安市を訪れた五郎。
駅から一歩出て、その西海岸のようなヤシの木と金髪女性に唖然。気分もほころび顔もほころんでいたのか、なぜか結婚式場で結婚を控えた客に間違われた。結婚間近の新婦のウエディング姿を見ているうちに、ふと、昔の恋人、小雪(さゆき)のことを思い出すのだった。
お腹がすいた五郎は店を探すが立派な家ばかりで一向に見つからない。
やっと見つかったのは、おしゃれなカフェ。メニューを見ると、なぜか「静岡おでん」が・・・。
LocoDish


ロコディッシュはかつて新浦安駅からバスで約10分にあった静岡おでんの人気店でした。
店内は26席で、カウンター6席、テーブル17席、テラス3~10席を備えていました。

静岡出身の店主のこだわりが光る本格的な静岡おでんや季節の串フライが人気メニューでした。
第5話 杉並区永福の親子丼と焼うどん

最近の五郎はついていなかった。突然のキャンセルが相次いだり、商品到着が遅れたり・・・
今日はお付き合いの長いお得意様と食事の約束だったのだが、それもキャンセルされてしまった。
何となく歩いていると、目の前に突然釣り堀が・・・何気なく入ってみると、そこには謎の男がいた。
「そんなに焦っていちゃ魚もにげるさ」
五郎は自分を振り返る。俺は焦っているのか・・・
そんな時無性にお腹がすいてきた五郎は、釣り堀の隣にある食堂へ。
つり堀 武蔵野園


つり堀 武蔵野園は東京都杉並の和田堀公園内にあり、京王井の頭線永福町駅からバスで5分、徒歩2分の場所に位置しています。
釣り堀と飲食店が併設された施設でコイやフナなどが釣れ、料金は1時間700円でエサと竿代込みです。

緑豊かな環境で子供から大人まで幅広い客層に人気があり、店内は広く、ペット連れでも利用可能です。
親子丼などの家庭的な料理が評判で、釣りをしない人でも気軽に立ち寄れる雰囲気があります。
- 店名
- つり堀 武蔵野園
- ジャンル
- 食堂、オムライス、親子丼
- 住所
- 東京都杉並区大宮2-22-3 和田掘公園
- 営業時間
- 食べログに掲載がありません。
- 定休日
- 食べログに掲載がありません。
- 予算
- 1000円〜1999円
第6話 中野区鷺ノ宮のロースにんにく焼き

五郎が鷺ノ宮の駅に降り立ったのは、二つの理由があった。
ひとつは店舗改装に当たってのコーディネートの依頼。もう一つは旧友との再会だった。
旧友吉野は、五郎に輸入雑貨商が何たるかを教えてくれた男だった。
仕事のあと何となくまっすぐに吉野のところに行く気持ちにならず、ふと目に入った和菓子屋に入る五郎。
美味しそうな栗大福をそのままほおばると、元気が出、お土産にいくつか包む。
吉野の店は・・・何とリサイクルショップになっていた。中に入ると・・・吉野はなんとニューハーフになっていた。
「人を愛することはできても、子供を産むことはできない」そう言って旅に出ようとしている吉野に、優しく大福を渡す五郎だった。
そうこうしているうちにお腹がすいた五郎は、近くのとんかつ屋さんに入る。
みやこや


みやこやは西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩2分にある人気のとんかつ店です。
店内は小さくカウンター8席と小上がりの座敷4席の計12席でアットホームな雰囲気です。

群馬県産河内豚を使用したとんかつが評判でロースにんにく焼きが名物です。
昭和の雰囲気漂う店内では、ご夫婦の温かい接客が魅力。家庭的で庶民的な価格も特徴で、地元住民から長年愛され続けています。
- 店名
- とんかつ みやこや
- ジャンル
- とんかつ、食堂
- 住所
- 東京都中野区鷺宮3-21-6
- 営業時間
- 11:30 – 15:00
- 定休日
- 火・水
- 予算
- 1000円〜1999円
第7話 武蔵野市吉祥寺喫茶店のナポリタン

井之頭五郎はジャズ喫茶マスターに呼ばれ、吉祥寺に降り立った。
吉祥寺名物のメンチカツをお土産に買おうと店の前に並ぶと、売り出しの数分前。コロッケを買おうか迷っているうちに数分が過ぎ、レジの前は長蛇の列。
調子が狂う五郎だったが、なんとかメンチカツを購入、マスターのところへ行くが・・・なんだか今日の五郎はおかしい。
様々な店やレストランなど混在する独特の活気に、いつになく心が乱れお昼に何を食べるかさえ迷ってしまう。
呼びとめられた占い師に意見を求めたりしてみるが・・・。やっとのことで決めた、とある喫茶店。
そこはまたさまざまな人がさまざまなものを食べていた。
カヤシマ


吉祥寺にある「カヤシマ」は、1975年創業の昭和レトロな喫茶店で、昼はランチ、夜は居酒屋として営業しています。
店内は懐かしい雰囲気で地元の人々や著名人にも愛されています。

名物のナポリタンは太めの麺にケチャップがたっぷり絡み昔ながらの味わいで、オムカレーにハンバーグをトッピングしたボリューム満点のメニューも人気です。
新鮮な食材を使いリーズナブルな価格で提供される料理は訪れる人々の心を温めています。
- 店名
- 喫茶カヤシマ
- ジャンル
- 喫茶店、居酒屋、洋食
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-9
- 営業時間
- 11:00 – 23:00
- 定休日
- 第3水曜定休
- 予算
- 〜999円
第8話 神奈川県川崎市八丁畷の一人焼肉

井之頭五郎は愛車でお得意様を空港まで送った帰り、ふと川崎に立ち寄る。
そこ一帯は工場が広がっている。黙々と煙を出す煙突。なぜか五郎の心は癒されるのだった。
そのうちお腹のすいてきた五郎が八丁畷の町をぶらついていると、ふと一軒の焼肉屋に無性に惹かれた。
しかし残念ながら満員。仕方なく、また町を歩いてみるがなかなか心がきまらない。
それでUターンし、先ほどの焼肉屋さんの前まで来た時、ちょうどお店から韓流アイドル風の少年が出て来た。
つるや


「焼肉ジンギスカンつるや」は京急八丁畷駅から徒歩約5分、JR川崎駅からも徒歩15分程度でアクセス可能な老舗焼肉店です。
創業から50年以上続くこの店は、昭和の雰囲気を色濃く残し、煙が立ち込めるレトロな店内で、ジューシーな焼肉を楽しめます。

特に「ジンギスカン」や「シビレ(牛の胸腺)」が人気で、秘伝のタレが肉の旨味を引き立てます。
平日は予約可能ですが土日祝日は予約不可のため、開店前から行列ができることもあり、訪れる際は事前に確認することをおすすめします。
- 店名
- 焼肉ジンギスカン つるや
- ジャンル
- 焼肉、ジンギスカン
- 住所
- 神奈川県川崎市川崎区日進町19-7
- 営業時間
- 18:00 – 21:30L.O. 20:50
- 定休日
- 火曜日
- 予算
- 8000円〜9000円
第9話 世田谷区下北沢の広島風お好み焼

井之頭五郎は、次々に美味しそうなものを食べるのだが、今日はなぜか全くお腹にたまらない。なんだか不思議に思っていると、体を大きく揺すられて目覚める。
友人吉原の主催する舞台を見ているうちに眠ってしまったようだ。吉原に責められていると、劇団員が叫んだ。「主演女優篠宮がいません!」
五郎が街を歩いていると、篠宮を見つけた。後を追うと、なんだか美味しそうな食べ物が売っているお店の前で立ち止まる。
五郎が美味しそうな食べ物に気を取られている隙に篠宮を見失ったかと思ったら、目の前に篠宮が・・・尾行に気づかれていたのだ。
突然泣き出す篠宮を喫茶店に誘う五郎。
ヒロキ 下北沢店


「HIROKI 下北沢店」は下北沢駅から徒歩約3分の好立地にあります。
創業40年を超える老舗でボリューム満点の広島風お好み焼きを提供しています。

店内はカウンター席とテーブル席があり、目の前で調理される鉄板焼きを楽しめるアットホームな雰囲気が魅力です。
名物の「HIROKIスペシャル」は大ぶりの魚介類がふんだんに使われた逸品として知られ、下北沢の活気ある街並みに溶け込んだ、地元で愛されるお好み焼き店です。
- 店名
- ヒロキ 下北沢店
- ジャンル
- お好み焼き、鉄板焼き
- 住所
- 東京都世田谷区北沢2-14-14 ハニー下北沢 1F
- 営業時間
- 12:00 – 21:30
- 定休日
- 無休
- 予算
- 2000円〜2999円
第10話 豊島区東長崎のしょうが焼目玉丼

井之頭五郎は東長崎駅近くの喫茶店で、業界人の安田に呼ばれて、映画の小道具に使う皿の相談を受けた。
「ピッと・・・ズバッと・・・シュッとして・・・」
安田の言っていることが理解できない五郎だった。
その後、近くの公園を歩くとそこは学生の街、思い思いに過ごしている学生たちがいた。
そのうちお腹がすいてきた五郎は、この町に来てはじめに目に付いた定食屋さんに入る。
飾らない雰囲気にいい予感。
せきざわ食堂


せきざわ食堂は西武池袋線・東長崎駅から徒歩約5分の場所にありました。
昭和の雰囲気漂う大衆食堂として地元の人々に親しまれていました。特に「しょうが焼き目玉丼」が人気でした。

残念ながら2014年5月29日に閉店し現在は営業していませんが、茨城県鹿嶋市に移転し、「キッチンSALA」として営業を再開しています。
第11話 文京区根津飲み屋さんの特辛カレー

井之頭五郎は今日、後輩のマキを訪ねて日暮里の駅を降り立った。スカイツリーが見える。
「おっきーい!」と子供が指差したのは、五郎だった。
猫が日向ぼっこをしているだんだん坂を歩いて行くと、饅頭屋さんが目に留まる。
かりんとう饅頭なるものを味見すると、カリッとうまい。手土産にして根津にあるマキのお店に向かうとマキはサンドイッチで昼食中だった。
織物教室兼フランス雑貨のマキのお店では、店長のボストンテリア、キュウ太がお迎え。お店もなんとか軌道に乗り、地元になじんで楽しいと話すマキを見てほっとする五郎だった。
店を出てしばらくして何ともよおしてしまった五郎。目の前の開いている飲み屋さんで御手洗いを拝借するも、そのまま帰れず食事をとることに。
すみれ


すみれは東京都文京区の東京メトロ千代田線根津駅から徒歩約3分の場所にあり1970年創業の老舗居酒屋です。
店内はL字型カウンター11席のみの小ぢんまりとした空間で、昭和の雰囲気が漂い常連客で賑わっています。

名物の「特辛カレーライス」は、5種類のスパイスを使用した特製カレーで、辛さの中に旨味が詰まった一品として人気です。「鶏の煮込み」や「馬刺し」などの一品料理も好評です。
テレビ番組『孤独のグルメ』や『吉田類の酒場放浪記』でも紹介され、その味と雰囲気が多くの人々に愛されています。
第12話 目黒区中目黒ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き

井之頭五郎は新規の顧客、古着屋さんのオーナーを訪れるため、中目黒の駅に降り立った。
朝ご飯を食べる間がなかった五郎がお店を探していると、ベビーカーに赤ちゃん連れの、中目黒風の奥さまと出会う。
その後あわてて食事をし、時間通りに古着屋さんに到着すると、そこには少女のような店員さん、と思いきや「オーナーは私です」「こんな可愛くて若いオーナーとは」五郎は驚くも、日本の明るい未来にほっとするのであった。
仕事を終え中目黒の街をぶらぶらしていると、お腹がすいてきた。
気になった路地を曲がると、串揚げ、沖縄料理、鯛飯、うなぎ・・・そこはいろいろな店がひしめき合っていた。
五郎は少し迷うが、沖縄料理の店を選び店内へ。
草花木果(SokaBokka)


草花木果(SokaBokka)は東京都目黒区の東急東横線・中目黒駅から徒歩約5分の距離にあります。
店内は沖縄の古民家を模したアットホームな雰囲気で、沖縄の食材にこだわった定番料理からアレンジ料理まで多彩なメニューを提供しています。

とくに40種類以上の泡盛や沖縄クラフトビール、豊富な沖縄サワーが人気で、会社の宴会や仲間内、家族での集まりに最適な空間となっています。
- 店名
- 草花木果(SokaBokka)
- ジャンル
- 居酒屋、鍋、沖縄料理
- 住所
- 東京都目黒区上目黒2-7-11 2F・3F
- 営業時間
- 17:00 – 01:00
- 定休日
- 日曜日
- 予算
- 3000円〜3999円