- 孤独のグルメ
- 第1話 北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼
- 第2話 神奈川県横浜市日ノ出町のチートのしょうが炒めとパタン
- 第3話 静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼
- 第4話 文京区江戸川橋の魚屋さんの銀だら西京焼き
- 第5話 中野区東中野の羊の鉄鍋とラグマン
- 第6話 板橋区板橋のホルモン焼き
- 第7話 目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン
- 第8話 台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし
- 第9話 練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチとサルシッチャ
- 第10話 荒川区西尾久の炎の酒鍋と麦とろ飯
- 第11話 新潟県十日町市ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし
- 峠の茶屋 蔵(閉店)
- 第12話 品川区大井町いわしのユッケとにぎり寿司
孤独のグルメ

孤独のグルメは久住昌之原作、谷口ジロー作画のグルメ漫画で、主人公・井之頭五郎が一人で訪れる店々で食事を楽しむ様子を描いた作品です。
仕事の合間に立ち寄る店で彼が選ぶ料理や、その味わいを堪能する心の声が見どころで、食事を通じて感じる日常の喜びや発見が共感を呼びテレビドラマ化もされ、松重豊が五郎を演じる姿は人気を博しています。
孤独を楽しむ大人の食事旅に心温まる魅力が詰まっています。
第1話 北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼

井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で「赤羽」を訪れた。久しぶりの街。20年か?かわったなあ・・・。
『YO!YO!赤羽女子(バネジョ)』の大看板に苦笑。
今日の一人目の顧客、黒田真理子(広田レオナ)に会うため、喫茶店『プチモンド』を探す。店に入るとかなり怪しげな黒づくめの女性が・・・まさかの黒田だった。
黒田は「パズズ」とか「アモン」いう悪魔の像がほしいというのだが・・・。
黒田を先に帰すと気分直しに「フルーツサンド」を注文し、ひと時癒される五郎だった。
次の顧客を訪ね、呉服店を訪ねると店主の南木(千本松)はおらず、何やら重い紙袋をあずけられ近くのスナックへ行かされた。そこへ行くとママ(清水ミチコ)と南木と友人が、昼から楽しそうに飲んでいた。
注文の品と紙袋を渡す五郎。紙袋の中身は、何と重い卒業アルバムだった。
疲れを感じつつも懐かしさに町を歩く。
プチモンド

赤羽駅から徒歩約6分のところにあり、1931年に果物店として創業し、約30年前からフルーツパーラーを併設した老舗のフルーツパーラーです。
名物のフルーツサンドは、季節ごとに厳選された新鮮なフルーツをふんだんに使用し、甘さ控えめなクリームとともに提供されています。

フルーツの販売も行っており、店内には果物の販売棚が設置されています。
店内は昭和の趣を感じさせるレトロな雰囲気で、アットホームな空間が広がっています。フルーツサンドはテイクアウトも可能です。
川栄

川栄は1946年創業の老舗で、赤羽駅から徒歩約3分という好立地にあります。
名物は国産の鰻を使用したうなぎ料理で、秘伝のタレで丁寧に焼き上げられた絶品の味が楽しめます。

ほろほろ鳥や五穀味鶏を使った串焼きなど、厳選された素材を使用した料理も人気のうえ、価格も手頃で質の高い料理を気軽に味わえます。
店内は昔ながらの趣が漂い、温かみのある落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。
- 川栄
- うなぎ、鳥料理
- 東京都北区赤羽1-19-16
- 11:30 – 14:00L.O. 13:3017:00 – 21:00L.O. 20:00
- 水・日
- 4000円〜4999円
第2話 神奈川県横浜市日ノ出町のチートのしょうが炒めとパタン

井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で神奈川県横浜市の「日ノ出町」に降り立った。
都橋商店街をぶらぶらしていると電話が…約束の時間を間違えていたのだ!大慌てで「横浜愛犬口頭美容学園&ウエスタンケンネル」を訪れるが、クライアントの坂上栞(遊井亮子)は遅れていて不在。その間、犬の顔そっくりのシュークリームを出された。
一瞬躊躇しつつも、がぶりと食べる。
戻ってきた栞との商談が済むと、急な坂に疲れた五郎は急に空腹を覚え、店を探し出す。
その時、「豚豚豚豚豚」の看板が目に飛び込んできた。「?」
第一亭

1959年に台湾出身のご夫婦が創業した老舗の台湾料理店で、横浜市の日ノ出町駅近くにあります。
豚のホルモンを使った料理が特徴で、特に「チートのしょうが炒め」や、裏メニューの「パタン」は名物として知られています。

店内は昭和の雰囲気が漂い、カウンター席、テーブル席、小上がり席があり、昔ながらの中華料理店の趣を感じられます。
第3話 静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼

「…いいなあ。…久しぶりに、目のレンズ、超ワイド…」 商用で伊豆にやってきた五郎だが、その自然に癒される。
「国民宿舎かわづ」で、女性従業員(真下有紀)に導かれ中に入る。 「テルリ~ン!」
彼女の声にそのほうを見ると、テルリン(義輝)がいた。
五郎が商品のパイプを並べると、テルリンが手に取りゆっくりとみる。
「今の世の中、便利な方ばかりに進んじゃって…悪いこっちゃないんですが、便利さにばかり頼ってると、心をどこかに置き忘れちゃうんじゃないかと思って…」
テルリンの言葉にうなづく五郎だった。
その後「七滝茶屋」に入り、元気なおばちゃん三人組を横目で観察しながら「クラッシュドストロベリー」を食べる。
せっかくなのでと滝の方にぶらりとする五郎だが、お腹がすいてきた。
七滝茶屋

1960年創業の老舗茶屋で、静岡県賀茂郡河津町の河津七滝近くに位置しています。
名物料理として、地元特産のわさびを一本丸ごと使用した「わさび丼」や、完熟苺をふんだんに使った「クラッシュド・ストロベリー」などがあります。

店内は木造の温かみある雰囲気で、昭和の趣を感じさせる造りとなっており、併設されたガラス工房では、吹きガラス作りの体験も可能です。
河津七滝の観光の合間に、地元の味覚と伝統工芸を堪能できるスポットとして、多くの人々に親しまれています。
わさび園かどや

4代にわたり100年以上わさびを栽培している老舗のわさび農家が営む食堂です。
静岡県賀茂郡河津町の河津七滝近くにあり、伊豆急行線河津駅から東海バス「河津七滝」停留所下車、徒歩約10分の距離です。

名物の「生わさび丼」は、熱々のご飯に自家製の生わさびをたっぷりと載せ、香りと辛みを存分に楽しめ、わさびを使ったそばや定食も提供しておりメニューは多彩ですが、売り切れ次第終了となるため、早めの訪問をおすすめします。
店内は、わさび田を模した石垣や苔むした雰囲気があり、落ち着いた田舎の食堂のような趣です。
第4話 文京区江戸川橋の魚屋さんの銀だら西京焼き

なんと江戸川橋初の五郎。交叉点を行き、神田川を渡る。やがて「平井碁盤店」に。
商談をしているうちに、いつの間にか主人(蛭子能収)は五郎にお見合いを執拗に進め出す。なんとか逃れて店を出ると、そこには商店街が。気分直しにふらっとする五郎。
子育て地蔵尊をお参りしたり、本手焼煎餅「喜作」を覗いてみたり。
煎餅を食べていると無性にお腹が剥いてきて、「食事処・居酒屋魚谷」に入る。
そこは魚屋さんがやっているお店だった。
「いいじゃないか。…これなら間違いない」
本手焼せんべい喜作

東京都文京区江戸川橋の地蔵通り商店街にあり、創業から70年以上の歴史を持つ老舗のせんべい店です。
備長炭で一枚一枚手焼きされたせんべいが特徴で、醤油味で風味豊かな味わい堅焼きせんべいを提供しています。

店内は昔ながらの雰囲気を大切にしたシンプルな造りで、温かみのある木製のカウンターが印象的です。
手土産や贈答品としても人気があり、長年にわたり多くの人々に親しまれ、その伝統的な製法と味わいは、今も変わらず受け継がれています。
魚谷

東京都文京区江戸川橋にある海鮮居酒屋で、江戸川橋駅から徒歩約3分の距離にあります。
店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、カウンター席とテーブル席が設けられています。

昼は定食メニュー、夜は居酒屋メニューを提供しており、ランチタイムには多くの客で賑わい、行列ができることもあります。
特に、銀だらの西京焼きは肉厚でプリプリとした食感が特徴で、多くの客から高い評価を受けています。
第5話 中野区東中野の羊の鉄鍋とラグマン

先輩時田を訪ね、映画館ポレポレ東中野を訪れた五郎。
時田は10年振りに顔を見せた五郎を冷やかすと、桜の塩漬けが入ったミルクジェラートを手渡す。そして五郎に自分の企画の手伝いを頼んだ。ドキュメンタリー映画の監督たちの作品の展示会だった。
映画監督だった時田が映画館の館長をしていることに驚きを隠せない五郎だったが、「いつの時代も人間、やるかやらないかだ」
自分の夢のために何でもやりながら、夢を持った後輩の背中を押してやる。
そんな時田に感銘しつつも、昔から変わらない時田の途切れぬおしゃべりに、いつの間にか逃げ腰になる五郎だった。
その後、お腹がすいた五郎が入ったのは、入口が屋台風の「キャラヴァンサライ」というアフガニスタン料理の店だった。
絨毯が敷き詰められた店内に靴を脱いで上がる。ヒッピー風の若者、カップル、そして外国人グループなど、客層は無国籍状態だった。
キャラヴァンサライ・包

1988年に創業したアフガニスタン料理の専門店で、JR東中野駅から徒歩約2分とアクセスも良好です。
店内は、土壁や赤系の絨毯、クッションなどが配置され、遊牧民族の家を彷彿とさせる異国情緒あふれる空間が広がり、独特の雰囲気は、訪れる人々に非日常的な体験を提供します。

料理は羊肉を中心とした本格的なアフガニスタン料理が楽しめ、羊挽肉とトマト、シシトウを胡麻ダレで和えた「ラグマン」や、羊肉の串焼き「カバブ」などが人気です。
本格的なアフガニスタン料理と独特の雰囲気を楽しめる、都内でも貴重なレストランとして、多くの人々に親しまれています。
- キャラヴァンサライ・包
- 南アジア料理、創作料理、バー
- 東京都中野区東中野2-25-6
- 17:00 – 23:00L.O. 料理22:00 ドリンク22:30
- 火曜日
- 3000円〜3999円
第6話 板橋区板橋のホルモン焼き

ネイルサロンのコーディネートを頼みたいという甲把という女性に会うため、板橋を訪れた五郎。「和フローリストcafe」で、緑色でコーディネートした甲把と落ち会った。
商談が終わり店を出ると、ふと店の隣の「たもつのパン」できなこパンを食べる。
商店街を歩きながら、飲み屋や食べ物やの多さとの安さに気分を良くした五郎は、「ホルモン焼山源」に入ってみる。店内は煙がすごい。
まず、塩でホルモン、ナンコツ、ハツ、コメカミを頼む。
その後、さらにタレでハツとライス等も頼み、完食する五郎だった。
たもつのパン

JR板橋駅から徒歩約5分の滝野川市場通り商店街にある手作りパン店で、1977年に創業されました。
種類豊富なパンが並び、焼き立ての香りが店内に広がり、地元の人々に愛されています。

看板メニューの「きなこパン」は、テレビドラマ『孤独のグルメ』で紹介され、その素朴な甘みが評判で、「しおパン」や「ランチフルト」など、昔ながらの定番パンも人気です。
お店の雰囲気は、ホッとするような温かみのある空間で、普段使いのパン屋さんとして、多くの人々に親しまれています。
和フローリストカフェ

東京都北区滝野川に位置する和風スタイルのカフェで、埼京線板橋駅東口から徒歩約5分の場所にあります。
和の雰囲気を大切にした落ち着いた空間が広がっており、そば粉入り豆乳仕立てのパンケーキが名物で、ヘルシーでありながら風味豊かで、多くの来店者に親しまれています。

店名に「フローリスト」とあるように、花に関連した装飾やサービスが提供されている可能性があり、和の要素を取り入れたドトールコーヒーのようなカフェを目指しているとのことです。
独自のメニューを楽しめるカフェとして、地元の人々や訪問者に親しまれています。
ホルモン焼 山源

東京都板橋区板橋にあり、JR埼京線板橋駅西口から徒歩約3分、都営三田線新板橋駅から徒歩約5分の場所にあります。
創業から35年以上の歴史を持ち、現在は創業者の息子さんがその味を受け継いでいます。

昭和の雰囲気を色濃く残し、土間にパイプ椅子とテーブルが配置されたレトロでアットホームな空間が広がっています。
炭火焼きスタイルを採用しており、五徳と炭で焼く方式は開店当初からの伝統で、以前は煙が充満していましたが、ハイパワーの排気ダクトを導入したことで、店内の煙も改善されています。
人気なのが塩ホルモンで、脂が甘くてジューシーな味わいで、こめかみ(かしら)も大きめのサイコロ状の塊をさっと焼くことで、しっかりした肉の歯ごたえとジューシーさを楽しめます。
第7話 目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン

商用で駒場東大前駅に降り立つ五郎。しかしアポは夕方だ。
駅前のたこやきやで、女子学生たちがたこやきを買おうと並んでいる。 なんとか「プチハッシュ」を購入、近くの駒場野公園で食べてのんびり読書、ゆったりした午後を過ごした後、約束のインテリアショップに向かった。
アンティーク家具に囲まれていると、ふとパリにいた頃を思い出し、さらに幸せな気持ちになると、お腹がすいてきた。
インテリアショップの向かいにある「ボラーチョ」に入る。
ボラーチョ

最寄り駅は京王井の頭線の駒場東大前駅で、徒歩約10分の場所にあり、創業から約50年以上の歴史がある老舗の洋食レストランです。
店内はウッディな内装で、昭和の雰囲気を感じさせるレトロな空間が広がっています。ピンクと緑のネオンサインが目印で、テーブル席を中心に38席が配置されています。

メニューは洋食とイタリアンを中心に、多彩な料理が提供されています。特に「マッシュルームガーリック」や「カキグラタン」などが人気です。
開店直後から多くの客で賑わう人気店で、事前の予約がおすすめです。
第8話 台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし

商用で鶯谷駅に降り立った五郎(松重豊)。あまりの暑さに「珈琲の店デン」で一息ることに。
コーヒーフロートを頼むが、グラスの上にのっかったソフトクリームの大きさにあきれながらもお得感に満足する。
その後、東京キネマ倶楽部へ行き、統括マネージャーの長沼(大杉漣)を訪ねた。
ここでグランドキャバレーを再現するイベントををやりたいのだという。大人の大きな夢に、五郎も久々大きな仕事の手ごたえを感じた途端、お腹がすいた。
建物を出て店を探すと、「炭火焼鳥椿」の看板が飛び込んできた。『朝10:00開店』の文字も目に入り…。
焼き鳥と白い飯に惹かれてその店に決めた。
珈琲の店デン

1971年(昭和46年)に創業した、東京都台東区鶯谷に位置する老舗の純喫茶で、JR鶯谷駅から徒歩約5分の場所にあり、黄色い看板が目印です。
昭和レトロな雰囲気で、低めのソファーやレトロな照明が配置され、訪れる人々にどこか懐かしさと安らぎを提供しています。

名物メニューとして、食パン1斤をくり抜いてグラタンを詰めた「グラパン」や、ソフトクリームを丸ごと乗せた「クリームソーダ」など、ボリューム満点でユニークな料理が人気です。
20歳未満の方は保護者同伴でも入店できませんが、長年にわたり地元の人々や観光客に愛され続け、昭和の風情を感じながら、独特のメニューを楽しめる貴重な存在です。
鳥椿 鶯谷朝顔通り店

東京都台東区根岸に位置する大衆居酒屋で、JR鶯谷駅南口から徒歩約4分の距離にあります。
正確な創業年は公開されていませんが、長年にわたり地元の人々や観光客に親しまれています。

朝10時から営業している点で、昼飲みを楽しみたい方々にとって貴重な存在で、昭和の雰囲気を感じさせるレトロな内装で、木製のテーブルや椅子、壁に貼られたメニューなどが懐かしさを演出しています。
メニューには焼き鳥やチューリップ唐揚げなどの鶏料理が豊富に揃い、価格もリーズナブルで、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力的で、昭和の懐かしい雰囲気と現代のサービスが融合した、ネオ・大衆酒場としての魅力を持っています。
第9話 練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチとサルシッチャ

小竹向原の地下鉄の駅から出てくる井之頭五郎(松重豊)。
小竹トンネルの上に小学校があるのを見たあと、ふと「シュルプリース」というカフェの店頭の看板に、『小竹向原トンネルロール』の文字を見つけ、思わず一服してしまう。
いい具合になごんでから、外へ出ると、そこは住宅街。店が全然ない。
「住民は買い物、どうしてるんだろう……」などと余計な心配をしつつ、目的地である友人の町田陽子(筒井真理子)のギャラリーへ到着すると、何やら大騒ぎ。
明日がオープンだというのに、手違いでアクセサリー商品が届かないという。
五郎は関係の業者に手当たり次第あたり、夜遅くなって、やっと栃木の業者が見つかった。
町田が車ですぐに取りに向かい、その間五郎は商品をディスプレイする。
朝、なんとかオープンにこぎ着けた。笑顔でギャラリーを後にする五郎。
久々に徹夜してしまった。お腹がすいた五郎だが、店がない!慌てていると、「まちのパーラー」の文字を発見。慌てて入る五郎。
シュルプリース 小竹向原店

1990年に創業したフランス菓子店で、店名の「シュルプリース(SURPRISE)」はフランス語で「驚き」を意味し、その名の通り、本格的なフランス菓子を提供しています。
店内のシックで上品なインテリアが特徴で、中央にグランドピアノが配置され、落ち着いた雰囲気を演出しています。オープンテラスもあり、ヨーロッパ風の造りが魅力です。

店内のサロンでは、スイーツとともにイタリアの豆を使ったこだわりのコーヒーやホールリーフの紅茶を楽しむことができます。
名物の「トンネルロール」など、多彩なスイーツが人気で、地元の人々に長年愛されているお店です。
まちのパーラー

2006年創業の「パーラー江古田」の系列店として小竹向原にオープンしました。
「まちの保育園」という保育施設に併設されており、地域と子供たちをつなぐ役割を担っています。

店内は木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気で、天井が高く開放感があります。
提供されるパンやサンドイッチは、素材の味を活かした本格的なもので、地元の人々や訪問者に親しまれています。
- まちのパーラー
- パン、カフェ、サンドイッチ
- 東京都練馬区小竹町2-40-4 1階
- 月08:30 – 18:00水〜日08:30 – 22:00L.O. 21:00
- 火曜日
- 1000円〜1999円
第10話 荒川区西尾久の炎の酒鍋と麦とろ飯

都電荒川線の荒川遊園地駅で降り、あらかわ遊園地に向かう五郎。動物園コーナーにはヤギはヒツジ、アライグマがいる。
下町都電ミニ資料館で、館長の沖田正義と会う。
来年三周年なので、「世界の路面電車の祭典」を企画しており、そのために世界の路面電車の模型を手伝ってほしいという。沖田の熱血ぶりに五郎は快諾するが…。
「コラ!乱暴に動かしちゃダメだろ!」
子供を怒鳴っているのは、子供への愛情、それとも電車への…。
あらかわ遊園を出て、「ふく扇」というお店で、「たこせん」なる物を食べる。
予想通りの味が嬉しかった。
路面電車で出会った、大きいトランクが動かず困っているお婆さんを助けたりしていると、お腹がすいた。
女子医大通りで店を探す。チェーン店がなく落ち着いたところだ。「とんかつ」と書いてある「どん平」に入る。
ふく扇

東京都荒川区西尾久にあるたこ焼き店で、都電荒川線の荒川遊園地前駅から徒歩約1分の距離にあります。
長年にわたり地元の人々や観光客に親しまれてきましたが、一時閉店を経て2022年4月21日にあらかわ遊園のリニューアルオープンに合わせて営業を再開しました。

たこ焼きと「たこせん」が人気メニューで、特に「たこせん」は、えびせんべいにたこ焼きを挟んだ駄菓子風の一品で、懐かしい味わいが評判です。
昭和の雰囲気を感じさせるノスタルジックなたたずまいで、地元の人々や観光客に愛されるたこ焼き店です。
どん平

都電荒川線の宮ノ前駅から徒歩約2分にあり、昭和25年(1950年)に創業した老舗のとんかつ店です。
特徴的なのは、デミグラスソースで煮込んだとんかつで、トロトロの食感が魅力です。

酒鍋も名物で、テレビドラマなど紹介されたことでも知られています。
店内は昭和の雰囲気が漂い、カウンター席や座敷があり、落ち着いた空間が広がっています。
第11話 新潟県十日町市ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし

久々遠出の五郎。新潟十日町で愛車のBMWでやってきた。
駅前をぶらついていて、目に付いた「木村屋」というお菓子やに入る。
「あさささ」と書いていあるお菓子がある。失敗しちゃった時に言うそうだ。
「だんだんどうも」というお菓子とともに、購入し、食すと「脱皮する家」に向かう。
待っていた大熊と仕事兼ねて団欒。築150年の古民家を2年半かけて彫刻刀で彫り、脱皮させたのだそう。最後に輸入雑貨の販売会のお手伝いという今回の目的の商談も終わり、勧められた星峠の棚田に向かう。
絶景ポイントから田んぼを見ていると、無性に腹が減った。
木村屋

十日町駅から徒歩約10分の距離にあり、大正12年(1923年)に創業した老舗の和洋菓子店です。
和菓子から洋菓子まで多彩な商品を取り揃え、特に地元の方言を冠した「だんだんどうも」や「つぼんこ」など、十日町らしさを感じさせるユニークな商品名が特徴です。

地元の地酒を使用した「地酒ケーキ」なども人気で、無料のお茶と有料のコーヒーを提供する休憩スペースも設けられています。
妻有ショッピングセンター店やイオン十日町店などで、複数の店舗を展開しています。
峠の茶屋 蔵(閉店)

新潟県十日町市儀明にある和食店で、特に五目釜飯が有名です。
公共交通機関でのアクセスは難しく、車での訪問が推奨されます。

料理は山菜天ぷらなどの季節の食材を活かしたメニューが特徴で、盛り付けにも細やかな配慮が見られます。
店内には、テレビドラマ『孤独のグルメ』で紹介された際の色紙が飾られており、ファンには嬉しいスポットとなっています。
第12話 品川区大井町いわしのユッケとにぎり寿司

五郎は大井町で、猫カフェのオーナー田中を訪ねた。
注文の品の商品リストを見せると納得した様子の田中だが、必要以上に値引きを強要する姿に、五郎は思わず猫のキーホルダーをお負けしてしまう。
細い飲食店街を歩いていると、無性に腹がすき、中華の店「臚雷亭(ローライテイ)」に入る。エビマヨとピータン、そしてチャーハンを頼むと「ご飯はないんですよ」と店員。
ショックを受けた五郎は、頼んだ品を食べ終えると、次の店を探した。
いわし料理「だるまや」という提灯のさがった店を見つけると、入ったそばからご飯があるか確認、あるという返事にホッとしてカウンターに座る。
臚雷亭(ローライテイ)

東京都品川区東大井にある立ち飲み中華店で、JR大井町駅から徒歩約2~3分の距離にあります。
創業年は不明ですが、家庭的な雰囲気が魅力の中華料理店として知られています。
店内は立ち飲みカウンターのみで、最大10名程度の収容人数です。

メニューは300円台の小皿料理が中心で、オーダーごとに手作りされ、特に「麻婆豆腐(250円)」や「焼き餃子(280円)」などが人気です。
ドリンクも生ビール(小)180円など、リーズナブルな価格設定となっています。
いわし料理 だるまや

JR大井町駅から徒歩約3分の距離にある、いわし料理専門の居酒屋です。
予約は受け付けておらず、席が空いていれば入店可能です。

店内はカウンター席と座敷があり、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。
メニューは、いわしの刺身やユッケ、つみれ焼き、味醂干しなど、多彩ないわし料理が揃っており、「いわしのユッケ」は脂の乗ったいわしを使用し、絶品と評判です。