外観
館林市街から県道7号(佐野行田線)で佐野方面に向かう途中にあり、佐野プレミアム・アウトレットからでも車で10分ほどです。
最寄り駅は、東武佐野線の田島駅で県道を渡ってすぐの場所になります。
車で来店される場合、県道は流れが早いのですが、大きな看板があるので目印にすると良いでしょう。
駐車場
郊外型の店舗ということもあって敷地はかなり広く、駐車場には50台以上が停められます。
さすがに満車になることは無さそうですが、人気店というだけあって周辺への配慮もあるのでしょう。
入店方法
かなりの人気店なので、入店方法を書いておきますが、開店前と開店後で少し違うのでご注意を。
正面入口横のベンチに訪問順に並びます。
開店時間になったら、順次店内に案内されます。
店内が満席になった場合、並んでいる順でEPARKにて発券をおこないます。
席が空いている場合、そのまま店内に進みます。
満席時は、入口にEPARKがあるので必要事項を入力して順番を待ちます。
店内
店内は中央に厨房、左側にカウンターとテーブル席、右側が座敷席となっています。
少人数のお客さんは左側、大人数は右側へ案内されることが多く、希望すれば少人数でも座敷席へ行くこともできます。
食堂のような雰囲気のラーメン屋さんで、店員さんの対応も気さくで丁寧です。
席数はカウンター4席、テーブル24席、小上がりの座敷テーブル24席で、全52席です。
入店してすぐのところには、食べログラーメン百名店など受賞した数々の表彰が飾られています。
店内には、訪問された有名人の方のサイン色紙が飾られていますが、その数も圧倒的です。
メニュー
ラーメンの味は限定の塩や背脂などもありますが、基本は佐野ラーメンの1種類のみ。トッピングによる違いで20種類ほどがありました。
トッピングの種類もかなり豊富で、さまざまなバリエーションが楽しめます。
サイドメニューは、メンマやチャーシュー、もつ煮などのおつまみ、ご飯類はチャーシュー丼やスタミナメンマ丼などがありました。
餃子
1人前は3個ですが、餃子は一般的なものよりも、かなり大きいサイズです。
表面の焼き色は薄めですが、しっかり焼かれているので、パリッとした歯ごたえがあります。
皮は厚めですが、それほど重たさは感じません。
餡は野菜がメインでジューシーさもありつつ、餡にしっかりとした味付けがしてあるので、そのままでも十分美味しいです。
限定塩ラーメン
埼玉の所沢にあるラーメンWalkerキッチン出店時に好評だった塩ラーメンが、本店では限定数で食べることができます。
スープは透明に近いような澄んだ色で、若干の黄色がかかっています。
ベースには羅臼昆布や伊吹いりこなどがつかわれ、抵抗感を思わせないくらいスッキリとした塩味です。
ラーメンの表面には、背脂がのせてあり、羅臼昆布などのベースにコク部下さが追加されています。
つかわている背脂も、風味はあるものの、脂っぽいギトギト感が無く、全体のバランス感は崩れていません。
チャーシューメン
ようすけさんをはじめ、佐野ラーメンの特徴としてチャーシューがかなり美味しいので、いつもチャーシューメンを頼んでしまいます。
メンマはかなり幅広に切られています。
味付けはかなりしっかりと付けられ、全体のアクセントとしての役割をしっかり果たしています。
チャーシューには豚バラがつかわれ、肉厚でサイズ感があり、チャーシューとしての満足度がかなりあります。
肉厚ですが、食感はホロホロに近いような柔らかさで、噛みしめる度に旨味が吹き出すように出てきます。
麺は超多加水の中太麺で、若干の縮れが入っています。
中太ですが、噛みしめた時には太めに感じるくらいの食感があり、モチモチ・プリプリ感がたまらなく美味しいです。
スープのベースには豚・鶏・牛の動物系が贅沢につかわれ、そこに特製醤油ダレが足されています。
佐野ラーメンのベースはしっかりと感じさせつつ、オリジナル感もあるので、佐野ラーメンの進化を感じさせる一杯です。
あとがき
麺屋ようすけさんですが、店主は元ゴルフのティーチングプロという異色の経歴です。その後、佐野ラーメンに出会い、多くの有名ラーメン店を排出している田村屋で修行され、2012年に独立されました。
その後は、食べログ百名店をはじめ、数々のラーメン賞を受賞し、近年ではセブンイレブンとコラボするなど、人気実力ともに佐野ラーメンの代表格と言えるでしょう。
お店の雰囲気、料理の価格もかなり安いので大衆食堂のような感じで親近感が持てます。ラーメンも非常に特徴的な印象を受ける麺を含め、チャーシューの美味しさ、スープのレベルなどは、全国レベルの一杯です。