外観
お店は都営地下鉄の人形町駅から徒歩5分ほどで、大通りから少し中に入った場所にあります。
人形町のほぼ中心地に位置し、周辺には老舗のお店などが多く立ち並んでいます。
森乃園さんは、ほうじ茶専門のお茶屋さんで、店内には数多くの種類のほうじ茶が置かれています。
甘味処
甘味処は2階にありますので、店舗横もしくは店内から階段を上がります。
人気のほうじ茶ソフトクリームは1階のみでの販売になりますのでご注意を。
2階へ上がると、1階とは雰囲気の違うファミレスのような感じの店内です。
席はテーブル席のみ全20席です。
メニュー
あんみつやパフェなどの甘味が4種類ほどあります。
専門のほうじ茶をつかっていたり、オリジナル性があります。
かき氷を食べたく入店したのですが、提供は7月からとのことで、訪問したのが6月初旬とあって、メニューにはありませんでした。
ほうじ茶屋さんなので、お茶の提供もありました。
ラテやフロートなど変わり種など、さまざまな感じでお茶を楽しむことができるようです。
極上ほうじ茶
お茶屋さんに来たので、お茶を飲まないわけにはいかないと注文しました。
何種類かあるほうじ茶の中で、一番ピュアな感じの印象です。
色は濃いめの茶色で、味は甘みを非常に感じつつ、紅茶に近いような深みがありました。
ほうじ茶は茶器ではなく、真空耐熱マグカップでの提供なので、カップを持っても熱くなく、冷めにくかったです。
ほうじ茶あんみつ
何種類かあったあんみつの中で、ほうじ茶を使ったものを注文しました。
サイズ的にけっこう大きめで、一般的なあんみつの倍くらいのボリューム感でした。
あんみつには黒蜜が付いてきました。
水のような液状で、サラサラとしているので、アクセントのようにかけて食べました。
最初に目についたのは、ディッシャーでまん丸に盛られた大きめの2つの玉です。
左の色が薄いのがアイスで、味はほうじ茶で、食感はアイスというよりもシャーベットに近い感じです。
右の濃い色がこし餡で、一般的な餡よりも茶色の見た目なので、こちらにもほうじ茶が入れてあるのかと。甘みが少し強いのですが、寒天などと食べるといい感じです。
具材はかなり豊富で、栗きんとん、白玉、寒天、餡、求肥、みつ豆などです。
求肥は赤いものと緑のものが1つずつ入っていて、彩りになっていました。
食感がかなり柔らかく、砂糖がけっこう甘かったです。
白玉は茶色と白色の2種類で、白色は一般的なもので、茶色はほうじ茶が練り込んでいるのでしょうか。
どちらも食感に少しムラがあって滑らかさに欠け、素朴な手作り感がありました。
寒天も透明ではなく、茶色がかっているので、たぶんほうじ茶が入っています。
食感は歯でサクッと感じで、プリプリとした食感が良かったです。
あとがき
人形町は東京の町の中でも大変好きな場所で、以前に近くで働いていたこともあって愛着もあったりします。思い浮かべただけでも、老舗のお店が何件も浮かんできて、食べ歩きとしても何度も訪れたい町です。
森乃園さんは、以前食べ歩きに来た際、夏場にかき氷を求めて大行列ができているのを見て、一度は訪れたいと思っていました。
全国にお茶屋さんはいっぱいありますが、ほうじ茶専門でやっているのは大変珍しいそうで、ほうじ茶好きにはたまらないと思います。あんみつは、手作り感があって素朴な感じでホッコリさせて頂きましたので、今度はかき氷食べに来たいです。