ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。

東京の蕎麦文化は江戸時代に大きく発展した。もともと蕎麦は日本各地で食べられていたが、江戸では屋台や蕎麦屋が増え、手軽に食べられる庶民の食として広まった。
濃口醤油を使った辛口のつゆが特徴で、関西の薄味とは異なる「江戸前蕎麦」のスタイルが確立された。
明治以降は専門店での手打ち蕎麦が主流となり、戦後には立ち食い蕎麦も普及。近年は十割蕎麦や産地にこだわる店、創作蕎麦など多様なスタイルが登場し、東京の蕎麦文化は今も進化を続けている。
東京を代表し名店と呼ばれる蕎麦屋さんをいくつかご紹介します。

千住大橋にある「千寿竹やぶ」は、1974年創業の老舗蕎麦店。
柏の名店「竹やぶ」で修行した店主が暖簾分けを許されて開いた店で、江戸の藪系の流れをくむ本格手打ち蕎麦が味わえる。

契約農家の蕎麦の実を使った香り高い十割蕎麦が評判で、蕎麦通からも高い支持を集める名店だ。
店内は古木のテーブルや器、民芸品が並ぶ落ち着いた空間で、どこか趣のある大人の雰囲気。ゆったりとした時間の中で、丁寧に打たれた蕎麦をじっくり楽しめる一軒である。

亀有にある「吟八亭やざ和」は、1976年創業の老舗蕎麦店。
柏の名店「竹やぶ」で修行した店主が開いた店で、石臼挽きのそば粉を使った香り高い手打ち蕎麦が評判の名店として知られる。

特にコシと風味の強い蕎麦と、キレのあるつゆの組み合わせは多くの蕎麦通を魅了してきた。
住宅街の一角に佇む店は、木の温もりを感じる落ち着いた空間で、ゆったりと蕎麦を味わえるのも魅力。全国から蕎麦好きが訪れる、東京を代表する蕎麦の名店のひとつである。

中野にある「手打蕎麦 じゆう」は、2007年創業の人気蕎麦店。
店主は名店で修行を重ねた後に独立し、素材の持ち味を生かした香り高い手打ち蕎麦で多くの蕎麦好きから支持を集めている。

使用するそば粉は産地や状態を見極めて選び、丁寧に打たれた蕎麦はしなやかなコシと豊かな風味が特徴。
つゆはキレがあり、蕎麦の味わいを引き立てる仕上がりだ。店内は木の温もりを感じる落ち着いた空間で、ゆったりと食事が楽しめる雰囲気。中野エリアで本格手打ち蕎麦を味わえる実力店として知られている。

両国にある「江戸蕎麦 ほそ川」は、1985年に埼玉県吉川で創業し、2003年に両国へ移転して現在の店名となった人気蕎麦店。
店主の細川貴志氏が追求する江戸前蕎麦は、玄蕎麦の仕入れから自家製粉までこだわり、挽きたて・打ちたて・茹でたての香り高い蕎麦を提供している。

細く端正な蕎麦とキレのあるつゆのバランスは多くの食通を魅了し、ミシュランガイドにも長年掲載される実力店として知られる。
店内はシンプルで上質な和の空間が広がり、落ち着いた雰囲気の中で蕎麦の美味しさをじっくり味わえる一軒だ。

東十条にある「一東菴」は、2011年12月に開業した本格手打ち蕎麦の名店。
店主の吉川邦雄氏が長年の修行を経て独立し、玄蕎麦の選定から石臼による自家製粉、打ちまでを丁寧に行うこだわりの蕎麦を提供している。

産地や品種ごとの個性を楽しめる「三種せいろ」なども人気で、蕎麦本来の香りと食感を堪能できる一軒として蕎麦通から高い評価を集めている。
店内は木材を多用した落ち着いた和の空間で、洗練された雰囲気の中でゆっくりと蕎麦を味わえるのも魅力。食べログ百名店にも選ばれる、東十条を代表する蕎麦店として知られている。

神田・日本橋エリアにある「室町砂場 日本橋本店」は、1869年(明治2年)創業の江戸前蕎麦を代表する老舗の一軒。
江戸蕎麦の伝統を受け継ぎながら、名物の「天ざる」「天もり」を生み出した店としても知られている。

更科粉を使った滑らかなざる蕎麦と、香り豊かなもり蕎麦の二種類を提供し、キレのある辛口のつゆとの相性も抜群だ。
情緒ある暖簾をくぐると、和の趣を感じる落ち着いた空間が広がり、ゆったりと蕎麦を味わえるのも魅力。江戸の粋な蕎麦文化を今に伝える、日本橋を代表する老舗蕎麦店として多くの蕎麦好きに親しまれている。

赤坂にある「室町砂場 赤坂店」は、1964年(昭和39年)創業の老舗蕎麦店で、江戸三大蕎麦の一つ「砂場」の流れをくむ名店として知られる。
日本橋の「室町砂場」から暖簾分けされた店で、伝統的な江戸前蕎麦を守り続けている。

つるりとした喉越しの良い蕎麦と、出汁の効いた風味豊かなつゆが特徴で、名物の天ざるや天もりも人気。
店は赤坂の街に溶け込む落ち着いた佇まいで、木の温もりを感じる和の空間が広がる。蕎麦前で酒を楽しみ、最後に蕎麦で締める江戸の粋な食文化を味わえる一軒だ。

神田にある「かんだやぶそば」は、1880年(明治13年)創業の老舗蕎麦店で、江戸三大蕎麦の一つ「藪蕎麦」を代表する名店として知られる。
江戸前の辛口のつゆと、香り高くコシのある手打ち蕎麦が特徴で、多くの蕎麦好きから長く支持を集めてきた。

2013年の火災後に建て替えられた現在の店舗は、伝統的な雰囲気を残しつつ美しく再建され、木の温もりを感じる落ち着いた和の空間が広がる。
蕎麦前で酒や一品料理を楽しみ、最後に蕎麦で締める江戸の粋な食文化を味わえる、神田を代表する老舗蕎麦店のひとつだ。

浅草にある「並木藪蕎麦」は、1913年(大正2年)創業の老舗蕎麦店で、江戸三大蕎麦の一つ「藪蕎麦」を代表する名店として知られている。
細く香り高い手打ち蕎麦と、濃いめでキレのある辛口のつゆが特徴で、江戸前蕎麦の粋を感じられる一軒だ。

名物のざる蕎麦は、蕎麦の風味を存分に楽しめると多くの蕎麦好きから高い評価を受けている。
雷門近くの路地に佇む店舗は、木の温もりを感じる落ち着いた和の空間が広がり、どこか昔ながらの風情を感じさせる。浅草を訪れたら一度は味わいたい、東京を代表する老舗蕎麦店のひとつである。

東京・浅草、隅田川近くの吾妻橋のたもとに店を構える「吾妻橋やぶそば」は、下町の風情を色濃く残す老舗の蕎麦店として知られる。
創業は大正時代とされ、長年にわたり地元の人々や蕎麦好きに親しまれてきた一軒だ。

店内は木を基調とした落ち着いた空間で、昔ながらの蕎麦屋の趣が漂い、ゆったりと食事を楽しめる雰囲気。
看板の手打ち蕎麦は香り高く、細く端正な麺はのど越しが良い。やや辛口のつゆが蕎麦の風味を引き立て、シンプルながら完成度の高い味わいを楽しめる。観光地・浅草にありながらも、静かに蕎麦を味わえる大人の一軒として人気を集めている。

浅草に店を構える「上野藪そば」は、江戸前の蕎麦文化を今に伝える名店として知られる老舗の蕎麦店。
店内は落ち着いた和の雰囲気が広がり、木の温もりを感じる空間の中でゆったりと食事を楽しめる。

藪そば系の伝統を受け継ぐ一軒で、香り高い細打ちの手打ち蕎麦と、キリッとした辛口のつゆが特徴だ。
丁寧に打たれた蕎麦はコシとのど越しが良く、蕎麦本来の風味をしっかり味わえるのが魅力。観光客で賑わう浅草にありながらも、昔ながらの蕎麦屋の風情を大切に守り続け、多くの蕎麦好きに親しまれている。

東京・神田須田町に店を構える「神田まつや」は、1884年(明治17年)創業の老舗蕎麦店で、江戸前蕎麦の名店として広く知られている。
木造の趣ある建物は東京都の歴史的建造物にも指定され、店内には昔ながらの下町情緒が漂う。

香り高い手打ち蕎麦は細くコシがあり、キリッと辛口のつゆとの相性も抜群。人気の「もりそば」や、香ばしい焼き鳥を蕎麦前として楽しむのも定番だ。
昼夜を問わず多くの蕎麦好きで賑わい、江戸の食文化を感じながらゆったりと蕎麦を味わえる名店として長く愛されている。

麻布十番に店を構える「総本家更科堀井 本店」は、1789年(寛政元年)創業の老舗蕎麦店で、江戸時代から続く更科蕎麦の名門として知られる。
店内は落ち着いた和の雰囲気で、歴史を感じさせる品のある空間が広がり、ゆったりと食事を楽しめる。

白く上品な更科蕎麦は、そばの実の中心部分のみを使って打たれ、なめらかな口当たりと上品な甘みが特徴。
定番の「さらしなそば」をはじめ、季節ごとの変わり蕎麦や天ぷらそばも人気で、江戸の蕎麦文化を今に伝える名店として多くの蕎麦好きに愛されている。

大森に店を構える「布恒更科(ぬのつねさらしな)」は、1915年(大正4年)創業の老舗蕎麦店。
店内は昔ながらの落ち着いた和の雰囲気が広がり、地元客を中心に長年親しまれてきた。

更科系の伝統を受け継ぐ一軒で、白く上品な更科蕎麦と香り豊かな田舎蕎麦の両方を味わえることで知られている。
看板メニューは、季節ごとに楽しめる変わり蕎麦で、柚子切りや桜切りなど彩り豊かな蕎麦が人気。また、サクッと揚がった天ぷらと蕎麦を組み合わせた天せいろも評判で、江戸前蕎麦の魅力をゆったりと味わえる大森の名店として知られている。

銀座に店を構える「蕎麦 流石(さすが)本店」は、1999年創業の人気蕎麦店で、石臼挽きの国産そば粉を使った本格的な手打ち蕎麦が楽しめる一軒。
店内は木を基調とした落ち着いた和の空間で、銀座らしい上品で静かな雰囲気の中、ゆったりと食事を楽しめる。

細く端正に打たれた蕎麦は香りが高く、コシとのど越しの良さが魅力だ。
看板のもりそばや鴨せいろは特に人気が高く、香ばしく焼き上げた鴨とコクのあるつゆが蕎麦の風味を引き立てる。銀座で本格的な江戸前蕎麦を味わえる店として、蕎麦好きから高い支持を集めている。

銀座に店を構える「手打ち蕎麦 成冨」は、2010年代に創業した人気の蕎麦店で、香り高い手打ち蕎麦と丁寧な仕事で知られる一軒。
店内は落ち着いた和の空間で、銀座らしい上品で静かな雰囲気の中、ゆったりと食事ができるのも魅力。

店主が厳選した国産そば粉を使い、細く端正に打たれた蕎麦はコシがあり、のど越しの良さと豊かな風味が楽しめる。
定番のもりそばや鴨せいろは特に人気で、香ばしい鴨の旨味とコクのあるつゆが蕎麦の風味を引き立てる。銀座で本格的な手打ち蕎麦を味わえる店として、多くの蕎麦好きに支持されている。

淡路町に店を構える「手打蕎麦 松竹庵 ます川」は、1830年(天保元年)創業という長い歴史を誇る老舗の蕎麦店。
江戸時代から続く暖簾を守り続ける名店で、現在は8代目店主が伝統を受け継ぎながら新しい感性を取り入れた蕎麦を提供している。

香り豊かな手打ちの十割蕎麦は、力強い風味とのど越しの良さが魅力。店内は落ち着いた和の空間で、上品で静かな雰囲気の中ゆったりと食事が楽しめる。
揚げたてで供される天ぷらも評判で、季節の魚や野菜を使った天ぷらと蕎麦の組み合わせを求めて多くの蕎麦好きが訪れる名店として知られている。

秋葉原駅からほど近い路地に店を構える「手打ち蕎麦切り 匠」は、本格的な手打ち蕎麦が味わえる人気店。
店内は木を基調とした落ち着いた和の空間で、秋葉原の喧騒を忘れてゆったりと食事ができる雰囲気。
細打ちのせいろや田舎蕎麦を食べ比べできる相盛り、香ばしい天ぷらなども人気で、蕎麦好きから高い評価を集めている。

店主が厳選したそばの実を自家製粉し、つなぎを使わない生粉打ちの十割蕎麦で仕上げるのが特徴で、香り高くコシのある味わいが楽しめる。
つゆには枕崎産の本枯節と天然真昆布を使い、キリッとした辛口の風味が蕎麦の旨味を引き立てる。

浅草に店を構える「おざわ」は、落ち着いた雰囲気の中で本格的な手打ち蕎麦を味わえる人気店。
店内は木を基調とした温かみのある空間で、下町らしい穏やかな空気の中ゆったりと食事を楽しめる。

店主が厳選した国産そば粉を使い、香り豊かでのど越しの良い蕎麦に仕上げているのが特徴だ。
定番のせいろそばは蕎麦本来の風味をしっかり感じられる一品で、コクのあるつゆとの相性も抜群。さらに揚げたての天ぷらを添えた天せいろも人気が高く、観光客だけでなく地元の常連客にも長く愛されている浅草の隠れた名店として知られている。

下北沢に店を構える「打心蕎庵(だしんそあん)」は、1999年創業の人気蕎麦店で、香り高い手打ち蕎麦と丁寧な仕事で知られる一軒。
店内は木を基調とした落ち着いた和の空間で、下北沢の賑わいを忘れてゆったりと食事を楽しめる。

店主が厳選した国産そば粉を石臼で挽き、毎日打ち上げる蕎麦は風味豊かでコシがあり、のど越しの良さが魅力だ。
定番のせいろそばはもちろん、鴨の旨味が広がる鴨せいろや、香ばしく揚げた天ぷらと合わせた天せいろも人気。落ち着いた雰囲気の中で本格的な手打ち蕎麦を味わえる店として、蕎麦好きから高い支持を集めている。

練馬に店を構える「そばきり すず木」は、2000年代に創業した手打ち蕎麦の人気店。
店内は木を基調とした落ち着いた和の空間で、ゆったりと食事を楽しめる温かな雰囲気。

店主が厳選した国産そば粉を石臼で挽き、香り高くコシのある蕎麦に仕上げているのが特徴だ。
細く端正に打たれた蕎麦はのど越しが良く、キリッとした辛口のつゆが蕎麦本来の風味を引き立てる。
定番のせいろそばや鴨せいろ、季節の食材を使った天ぷらも人気で、丁寧な仕事が光る一品を求めて地元客や蕎麦好きが訪れる練馬の実力店として知られている。

荻窪に店を構える「本むら庵 荻窪本店」は、1924年(大正13年)創業の老舗蕎麦店で、江戸前蕎麦の名店として知られている。
落ち着いた和の佇まいの店内は、ゆったりと食事を楽しめる上品な空間で、地元客や蕎麦好きに長く親しまれている。

店主が厳選したそば粉を使い、丁寧に打ち上げる蕎麦は香り高く、しっかりとしたコシとのど越しの良さが魅力。
定番のせいろそばはもちろん、鴨の旨味が広がる鴨せいろや、香ばしく揚げた天ぷらそばも人気。伝統の味を守り続ける荻窪を代表する蕎麦の名店として多くの人に愛されている。