外観
お店はJR山手線恵比寿駅の西口から、山手通り方面へ向かった路地裏にあります。
外観はキレイな和風の店舗という感じです。
お店の場所が少し分かりにくく、画像掲載しておきます。
食べログなどの地図で場所は合っていますが、公園とビルの間を川の方に30mほど入って行くとあります。
よーく見るとお店の看板が路地の入口にあります。
店内
店内は外観同様に純和風の今どきの感じです。
一枚板のカウンターテーブルや和モダンのランプなどおしゃれな感じです。
席数はカウンターが12席ほどに、2人掛け、4人掛けのテーブルなどで、全28席とそれほど狭いという感じではありません。
平日のお昼過ぎにお邪魔しましたが、ひっきりなしにお客さんが入って来ますし、客層の8割が女性なのがうどん屋としては面白かったです。
メニュー
うどんのお店なので、メニューはうどんがメインです。
うどんを注文すると月替りで変わる、炊き込みご飯が無料で付いてくそうです。
少し分かりにくいメニューで、讃岐うどんのようにうどんの食べ方とネタを選ぶのではなく、うどんとネタがセットになったメニューになっています。
価格は一番安いざるうどんが680円なので、うどんとしては少し高めです。
うどんの他に一品料理もありました。しかも本格的な日本料理風です。
日本酒もしっかり用意してありました。
サービス
注文してから料理が来るまでの間に卓上をチェックしてみました。
胡麻と天かすが無料で入れ放題でしたが、特に案内がないので使っている人がいませんでした。
とうもろこしの炊き込みご飯
「とうもろこしの炊き込みご飯 無料」です。
うどんを注文すると、炊き込みご飯を注文時にお願いすることができます。
量は小さなお椀に一杯分なのでそれほど多くありませんが、おかわり自由なのが嬉しいです。
味はとうもろこしの甘さと、ご飯と一緒に炊かれた出汁の風味で美味しいです!
ご飯の炊き具合もいい感じで美味しいです。
海老天きんぴら薬味うどん
「海老天きんぴら薬味うどん 1080円」です。
海老天と野菜天のうどんです。
薬味と天ぷらです。
ボリューム感はそれほど感じませんが、食べ終えると満足感がありました。
海老天は小ぶりですが、素材のプリプリ感がハンパなく美味しかったです!
天ぷらの揚げ具合も悪くなく、シットリというよりはカリッと感が強かったです。
海老天の他に茄子とサヤエンドウがありましたが、どちらも美味しかったです。
きんぴらの味は薄味ながらしっかりとした味で美味しいです。
うどんに入れれば良いのでしょうけど、味が壊れそうなので炊き込みご飯のお供にすると美味い!!良いオカズになりました。
薬味のキャベツと九条葱です。
キャベツは軽く茹でてあり九条葱とともに、うどんの良いアクセントになっていました。
つけ汁は醤油の味よりも出汁の感じが強いお汁でした。
インパクトはそれほどありませんが、上品な味わいで美味しいです。
うどんは注文時に「太め」と「細め」を選ぶことができますが、太めをチョイスしました。
量は200gくらいでしょうか?多めではありませんが、炊き込みご飯などと合わせると良い感じの満腹感です。
うどんは太めとはいえ、一般的には中くらいでしょうか。
食べた時の食感は表面がチュルッとしていい感じに、それほど強くはありませんが、アルデンテくらいで外は柔らかく、中はコシが強くいい感じで美味しいです!
割り出汁
食後にはお出汁の割り汁を出してくれますので、つけ汁を美味しく飲むことができました。
つけ汁がスッキリとお出汁の味がハッキリとして、さらなる美味しさを感じることができました。
総評
都内で所用があり以前から気になっていたお店なので、お昼にお邪魔しました。
うどんは舌触り、食感、噛んだ時の食感、小麦の味とかなり美味しいうどんですし、炊き込みご飯や天ぷらなど、どの料理をとってもしっかりとした技術と手間暇を感じさせてくれますし、料理としての美味しさが良かったです。
格段なインパクトがあるとは言い難いですが、反対に手堅く飽きづらい味と料理で、全体的にクラスの学級員的な優等生の印象が残りました。
お店の雰囲気、一品料理など、うどん屋さんというよりは上品で落ち着いたお蕎麦屋さんのようでした。女性客も多く、オシャレで落ち着いた雰囲気は美味しい料理とともにまた来たいと思わせてくれました。
「絶対!また来ます!」