外観
西武拝島線もしくは国分寺線の小川駅から徒歩5分のちょっとした商店街のような場所にあります。
赤いテントが目印で、小さな店名の入った看板があるのみです。
駐車場
店舗に専用の駐車場はありませんが、駅近くなのでコインパーキングが点在しています。
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店内
店内はカウンター席のみで、ラーメン屋というよりも居酒屋的な雰囲気で、常連さんなどが昼飲みしていたりしています。
席はカウンター席のみ10席で、昼時などは満席になっています。
メニュー
ラーメンは通常のラーメンとチャーシュー麺の2種類のみ。
メニューの大半は居酒屋メニューのようなおつまみで、そちらも非常に気になります。
餃子
餃子は1人前6個で、大きさは一般的な餃子と変わらないくらいです。
醤油ベースでさっぱりした専用のタレが付いてきます。
餃子は鉄鍋で焼かれ焦げが付いた感じです。
皮は薄めで、餡は野菜と肉が5:5くらいの割合で入っています。
ラーメン
ラーメンは純粋な豚骨ラーメンで、紅生姜などの薬味が最初から入っています。
鉄の皿にラーメンがのせられているのも、本場久留米のラーメン感があります。
薬味は刻みネギ、紅生姜、半身の玉子で、最初から入っています。
本場の豚骨ラーメンだと玉子が入っているのが多いので、すごく懐かしい感じがします。
チャーシューはサイズは小さいものの、厚めに切られているので、肉々しさがあります。
味付けなどはされていないので、お肉らしさを存分に味わえます。
麺は細めのストレート麺で、豚骨ラーメンで良く使われる歯切れの良い麺よりも、モチモチとした食感があります。
注文時に大盛の設定がありますが、麺の量は豚骨ラーメンにしては多めで、替玉はありません。
スープは白濁した豚骨スープとは違い、透明に近いような黄色でスッキリとした感じです。
ほど良い塩味が心地良いほどに美味しく、久留米の豚骨ラーメンの感じです。
あとがき
大の豚骨好きで、定期的に豚骨ラーメン屋さんを探していますが、ネット見つけたのがこちらの「いし」さんです。
九州ラーメンいしさんは、1960年にタイヤメーカーのブリジストンが東京工場が小平市で操業した際に、多くの従業員がブリジストン創業の地、久留米工場から移り、「久留米のラーメンが食べたい」との強い要望により、1973年にプレハブのお店を東京工場のすぐ近くにオープンさせたのがきっかけだそうです。
店主奥様の実家が久留米の老舗ラーメン店で、そこで店主がアルバイトをしていたこともあり、ブリジストンの生協で働いていた後輩から頼まれたのが、お店をはじめたきっかけだそうです。その後ブリジストンマーケットの閉店を機に現在の場所にお店を移したそうです。
実際に久留米でラーメンを食べたことがありますが、味はまさに久留米ラーメンそのもの! 豚骨ラーメンは白濁したスープというのがありますが、意外にも本場久留米などでは透明なものが多く、なかなかこれだけの豚骨ラーメンをこっちで味わえないので、非常に美味しかったです。