Netflixオリジナル 隣の国のグルメイト
『隣の国のグルメイト 究極の味対決』 独占配信中!
バラードの皇帝ソン・シギョンと、「孤独のグルメ」の井之頭五郎役でおなじみの松重豊が、日本と韓国、それぞれのおいしい店を紹介し、料理に舌鼓を打つグルメ旅番組「隣の国のグルメイト」。
ふたりは、ソン・シギョンが大好きな「孤独のグルメ」にゲスト出演したことをきっかけに交流が始まりました。
「孤独のグルメ」の韓国ロケでは差し入れをするほど松重豊の井之頭五郎が好きだと公言し、番組のロケを任せてもらえたら店を紹介すると話すソン・シギョンは、自分の番組に出てほしいと公開プロポーズ。
そんな日韓の食品交流事業「隣の国のグルメイト」の予告編動画が配信されました。
探索戦が終わり、日韓グルメに火がついた! 今度は互いの料理でバトル?! ソン・シギョンと松重豊が送る日韓グルメ旅はまだまだ続く
#1 野生本能大爆発、地鶏炭火焼き

探り合いが終了し、いよいよグルメ対決が幕を開ける。
まずは松重が地鶏の炭火焼きで先制。雰囲気は最高だが、果たしてそのお味は?
らくだ山 地鶏の店

「らくだ山 地鶏の店」は、熊本県阿蘇郡高森町に位置する地鶏炭火焼の専門店で1978年に創業されました。
店名は、店舗裏手の山がラクダのこぶのように見えることから名付けられ、初代店主は製材所を営んでおり、その趣味である鶏料理とお酒を楽しむためにこの店を始めたとされています。
店内は、板張りの床と囲炉裏が特徴的で、山小屋を思わせる昔懐かしい雰囲気が漂います。
壁に飾られた鋸の刃は、初代店主が製材所で実際に使用していたもので、店の歴史を感じさせます。天井が高く開放的な空間ですが、炭火焼きの煙が充満するため、窓は常に開放されており、夏は暑く、冬は少し寒いものの、それもまた風情の一部として楽しめます。
店舗は予約不可で、特に休日は混雑が予想されるため、朝9時頃から整理券が配布されることもあります。

この店の最大の特徴は、秘伝のタレに漬け込んだ地鶏を囲炉裏の炭火で自ら焼いて食べるスタイルです。
鶏肉は放し飼いで育てられ、身が引き締まり、噛むほどに旨味が増すと評判で、定食には炭火焼きの地鶏に加え、野菜、粟飯、地鶏の卵、味噌汁がセットになっており、特製のにんにく醤油をかけた卵かけご飯も人気です。
阿蘇の自然に囲まれた環境で、地元の食材を活かした炭火焼き地鶏を堪能できる、地元民にも観光客にも愛される名店です。
その独特の雰囲気と味わいは、訪れる人々にとって忘れられない体験となるでしょう。
- らくだ山 地鶏の店
- 地鶏料理
- 熊本県阿蘇郡高森町大字高森2693
- 月・火・木・金11:00 – 16:00土・日・祝日10:30 – 16:00
- 水曜日
- 2000円〜2999円
#2 鴨の反乱、鴨炭火焼き

今度はシギョンが韓国の炭火焼きを紹介。
絶品のカモ肉に舌鼓を打つ松重は、そのうまみをさらに堪能するため新しい食べ方を思いつく。
チンミオリグイ(진미오리구이)

「チンミオリグイ(진미오리구이)」は、韓国・京畿道南楊州市にある、鴨料理を専門とする人気の焼肉店です。
地元の人々や観光客の間で長年親しまれており、南楊州を代表するグルメスポットの一つとなっています。
「チンミオリグイ」は、南楊州の自然豊かな環境の中で、美味しい鴨料理を堪能できる貴重なスポットです。健康志向の方や、韓国の伝統的な味を求める旅行者にとって、ぜひ訪れてみたい一軒と言えるでしょう。

この店の最大の特徴は、鴨肉の新鮮さとその調理法にあり、鴨肉は脂肪分が少なく、ヘルシーでありながらも濃厚な旨味が特徴です。
特に、炭火でじっくりと焼き上げる「オリグイ(鴨の焼肉)」は、外はカリッと、中はジューシーに仕上がり、鴨肉本来の風味を堪能できます。また、特製のタレや薬味とともに味わうことで、さらに深い味わいが楽しめます。
- チンミオリグイ(진미오리구이)
- 鴨料理
- 452 Yulseok-ri, Wabu-eup, Namyangju-si, Gyeonggi-do, 韓国
- 11:00~22:00
- 火曜日
- ₩20,000~30,000
#3 クセが強いとんこつラーメン

濃厚な豚骨スープ対決がスタート。
食べ比べるのは豚骨ラーメンとスンデクッパ。先攻の松重が紹介する豚骨ラーメンの店で、松重の好みとシギョンの好みの違いが明らかになる。
ふくちゃんラーメン 田隈本店

ふくちゃんラーメン田隈本店は、1975年(昭和50年)に創業し、百道から1994年に現在の早良区田隈へ移転した歴史ある老舗です。
店内はカウンター席とテーブル席を備え、厨房が見えるオープンなレイアウト。昭和の温かい雰囲気を残す内装です。
卓上には紅生姜、高菜、すりごま、そして生ニンニク入りクラッシャーが用意されており、生ニンニクでの味変は同店発祥とされています。途中でガツンとパンチを加える楽しみも魅力です。

創業者・福吉光男氏から代を重ね、現在は三代目・榊伸一郎氏が醸す醤油強めの豚骨スープは、「新しいスープ」と「熟成スープ」の絶妙なブレンドにより、キレのある飲み口と深いコク、そして臭みのないまろやかさが極まった一杯です。
麺は昔ながらの中細ストレート(低加水)で、しなやか&小気味よい歯切れがスープとの相性抜群。チャーシューは大ぶりでしっとり、肉の旨味がしっかり感じられる仕上がりです。
シンプルな豚骨ラーメンを徹底的に極めたその味わいは、“博多純情とんこつ”とも称され、熱々スープが丼からあふれんばかりに注がれた姿は見るだけで食欲をそそります。
福岡を訪れたなら、地元に根ざした深い味と雰囲気に触れるべく、ぜひとも一度足を運びたい名店です。
- ふくちゃんラーメン田隈本店
- 豚骨ラーメン
- 福岡県福岡市早良区田隈2-24-2
- 月11:00 – 15:00水・木・金・土・日11:00 – 20:00
- 火曜日
- 1000円〜1999円
#4 クッパ部長官のスンデクッパ

日本の豚骨ラーメンの後は、韓国のスンデクッパが登場。
シギョンからイチオシのクッパ店を紹介された松重は、さまざまな調味料を追加して自分好みの食べ方を見つけていく。
マッチョウンスンデグッ

韓国ソウル・チャヤンドン(紫陽洞)にある「マッチョウンスンデグッ(맛좋은순대국)」は、地元密着型の下町グルメとして知られるスンデクッパ(スンデグッ)の専門店です。
お店の雰囲気は、漢江(ハンガン)トゥッソム地区近くの下町エリアらしい素朴さが漂い、地元客を中心に賑わっています。観光客も入りやすく、気取らないローカルな雰囲気が魅力。
マッチョウンスンデグッは「味が良い」スンデクッパを気軽に楽しめる下町の名店で、新鮮な具材と優しい味わい、そして地元の温かい雰囲気が、訪れる人々を惹きつけています。

店名の「マッチョウン」は韓国語で「味が良い」という意味。その名の通り、新鮮な豚肉やスンデ(韓国式ソーセージ)を使ったクッパは、臭みがなく柔らかい食感と、あっさりとしたスープが特徴で、韓国料理初心者にも食べやすいと評判です。クッパの味付けは控えめで、好みに応じて塩やコショウ、コチュジャンを加えて自分好みに仕上げられます。
1人前から注文でき、ボリュームもたっぷり。お酒のおつまみとしても人気があり、呑兵衛にも愛されています。豚肉やホルモンの新鮮さが際立ち、具だくさんなので一杯でしっかり満腹感が得られるのも魅力です。
- マッチョウンスンデグッ
- スンデクッパ専門店
- ソウル特別市 広津区 紫陽繁栄路1キル 22
- 11:00~21:00(ブレイクタイム14:00~17:00)
- 日曜 ※旧正月・秋夕(チュソク)は未定
- 10,000ウォン
#5 60年伝統の品格、韓国式中華料理

韓国式中華料理の店を訪れたシギョンと松重。
まず酢豚を味わった松重は、次にチャジャン麺を食べるか、チャンポンを食べるかを選ぶことに。
西湖荘(ソホジャン)

ソウル・鐘路3街(チョンノサムガ)駅近くの飲み屋街にある「西湖荘(ソホジャン)」は、60年以上の歴史を誇る老舗の中華料理店です。
創業は1960年代初頭とされ、長きにわたり地元の人々に親しまれてきました。店名の看板は漢字で掲げられており、通りを歩くとすぐに見つけることができます。
お店の雰囲気は、まさに「街中華」の温かさと懐かしさに満ち溢れ、店内は飾り気のないシンプルな造りで、テーブル席が並び、昼食や夕食時には行列ができることもしばしば。
夜遅くまで営業しているため、飲み会の〆や夜食として訪れる人も多く、地元の生活に溶け込んだ存在となっています。

西湖荘の最大の特徴は、素朴で伝統的な味を守り続けている点で、看板メニューは韓国式ジャージャー麺(チャジャンミョン)で、黒味噌ベースの餡がたっぷりとかかった太めの麺は、甘みとコクがありながらも後味が軽やか。
酢豚(タンスユッ)や焼き餃子、辛めの韓国式チャンポンなども人気で、どれも昔ながらの手作り感があり、地元の年配客から若い世代まで幅広い支持を集めています。
西湖荘は「昔ながらの韓国式中華」を気軽に味わえる、地元に根付いた温かな雰囲気の老舗。素朴で飽きのこない味と、どこか懐かしい店内の空気感が、多くの人を惹きつけています。
- 西湖荘
- 韓国風中華料理
- ソウル特別市 鐘路区 水標路 91-1
- 11:00~21:00(ブレイクタイム15:00~17:00、ラストオーダー20:00)
- 日曜 ※旧正月・秋夕(チュソク)は未定
- 7,000ウォン
#6 松重の人生最高のお好み焼き

韓国がチャジャン麺なら、日本は焼きそば。
大阪にある松重イチオシの店にやってきた二人は、神がかった絶品のお好み焼きと香ばしい焼きそばを堪能する。
いとや

大阪堺にある「ふくや」は、昭和25年(1950年)創業の老舗お好み焼き店です。三代にわたり家族経営で伝統の味を守り続けており、地元の人々に長年愛されてきました。
堺っ子のソウルフードとして親しまれ、地元民だけでなく遠方からの来店客も多いです。昔ながらの味を求めて、幅広い世代に支持されています。
店構えは飾り気がなく、昭和の雰囲気を色濃く残しています。店内もレトロな空気が漂い、どこか懐かしさを感じさせる空間で、現在は三代目ご夫婦が切り盛りしており、温かみのある接客が評判です。常連客も多く、初めて訪れる人でも居心地の良さを感じられます。

創業当時から変わらぬレシピでお好み焼きや焼きそばを提供しています。ふんわりとした生地と、素材の旨味を活かした味付けが特徴です。特に「ミックスモダン焼き」や牡蠣入りのお好み焼きが人気で、どのメニューもボリューム満点です。
場所柄、商店街の古い風情に触れながら、地元ならではの鉄板焼きを楽しめる穴場。宿院~山之口商店街を散策しがてら、ぜひ一度立ち寄りたくなる一軒です。
#7 ハンガン (漢江) に行ったらラーメンもある

ロマンチックな漢江公園にやってきた2人のグルメ。
手作りのキンパ(のり巻き)、おいしいラーメン、そして出前のデザートを食べながら、仲良く漢江デートを楽しむ。
漢江ラーメン

漢江ラーメンとは、韓国・ソウルを流れる大河「漢江(ハンガン)」のほとりや漢江公園で楽しむ、袋麺タイプのインスタントラーメンを指します。
韓国ドラマやSNSでも頻繁に登場し、現地の若者や観光客の間で人気のアクティビティとなっています。
作り方は簡単で、まずコンビニで好きな袋麺を選び、レジでカップと箸を受け取ります。次に、店頭の調理機に麺とスープをセットし、麺の太さに合わせてボタンを押してお湯を注ぎます。
調理機のタイマーがゼロになるまで待ち、麺をほぐせば完成です。食後はコンビニのゴミ箱にきちんとゴミを捨てるのがマナーです。

特徴的なのは、コンビニで袋麺を購入し、店頭に設置された専用の自動調理機でその場でラーメンを作り、川辺で食べるというスタイルです。
日本ではカップ麺が主流ですが、韓国では袋麺文化が根付いており、漢江ラーメンも袋麺が中心です。特に「辛ラーメン」などの有名ブランドをはじめ、辛いものからマイルドな味まで多彩な種類が揃っています。
魅力は何と言っても漢江の雄大な景色を眺めながら、屋外で出来立てのラーメンを味わえることです。特にソウル市民の憩いの場である汝矣島(ヨイド)漢江公園は、BTSのイベント会場にもなったことから「聖地」としても知られています。
単なるインスタント食品を超え、韓国のライフスタイルやコミュニティ、観光文化に深く根付いた存在となっています。
#8 京都最高級モンブラン

松重が”デート”のために選んだのは、特別なモンブランが食べられる京都のお店。
さらにかき氷も注文したふたりは、友情を象徴するような甘いデザートを仲良く分け合って楽しむ。
和栗専門 紗織

2019年秋、京都の風情漂う町家カフェとして生まれた「和栗専門 紗織」は、丹波栗を1mmの“錦糸”に絞り出すモンブランが看板。
和モダンな落ち着いた雰囲気の店内で、目の前で仕上げられる繊細なスイーツを堪能できます。

砂糖を極力抑え、栗本来の甘みと香りを引き出したクリームは軽やかでエアリー。定番の「紗」をはじめ、サイズや栗の種類が異なるメニューが揃い、季節限定品や和栗ソフトも人気を博しています。
鴨川のせせらぎを楽しみながらゆったり過ごせる静謐な空間は、観光客にも地元にも愛される魅力にあふれています。
河原町や祇園四条からのアクセスも良く、スイーツ好きやデート、ちょっと贅沢な一息を求める時間にぴったりです。
- 和栗専門紗織
- スイーツ、カフェ、洋菓子
- 京都府京都市下京区木屋町通松原上る二丁目和泉屋町170-1
- 10:00 – 20:00L.O. 19:00(毎朝9時より当日分の整理券配布を開始)※配布開始時間はお客様のお並び状況に準じます※整理券が時間指定は出来ず、ご案内の順番を記載したものです※テイクアウトは11:00より販売開始
- 不定休
- 2000円〜2999円
#9 一石二鳥イカの活造り
勝負は軟体動物ラウンドに突入。
まずは松重が、おいしいイカの活造り(いきづくり)と天ぷらの2本立てで攻める。
果たしてこの”イカゲーム”、勝敗の行方は!?