Netflixオリジナル 隣の国のグルメイト
『隣の国のグルメイト 出張グルメ対決』 独占配信中!
バラードの皇帝ソン・シギョンと、「孤独のグルメ」の井之頭五郎役でおなじみの松重豊が、日本と韓国、それぞれのおいしい店を紹介し、料理に舌鼓を打つグルメ旅番組「隣の国のグルメイト」。
ふたりは、ソン・シギョンが大好きな「孤独のグルメ」にゲスト出演したことをきっかけに交流が始まりました。
「孤独のグルメ」の韓国ロケでは差し入れをするほど松重豊の井之頭五郎が好きだと公言し、番組のロケを任せてもらえたら店を紹介すると話すソン・シギョンは、自分の番組に出てほしいと公開プロポーズ。
そんな日韓の食品交流事業「隣の国のグルメイト」の予告編動画が配信されました。
探索戦が終わり、日韓グルメに火がついた! 今度は互いの料理でバトル?! ソン・シギョンと松重豊が送る日韓グルメ旅はまだまだ続く
#1 夜のパフェと朝のプゴクッ

味のトレード、ディープ編。まずは、日本と韓国の飲酒にまつわる文化を探る。
札幌では飲んだ後の締めくくりにパフェを食べ、韓国では飲んだ翌朝にスープを食べるという。
佐藤堂本店

すすきのエリアで一際注目を集める「佐藤堂 本店」は、札幌のシメパフェ文化を牽引するスイーツ専門店として多くの人を魅了しています。
佐藤堂は2016年創業の人気店「パフェ佐藤」が、2024年4月に狸小路から南1条西2丁目に移転して新たに展開した、ピスタチオ菓子の専門ブランドです。
1階はピスタチオや北海道食材を活かしたケーキや焼き菓子、最中などが並び、お土産やテイクアウト需要にも応えています。
店内はモダンで和の趣きと遊び心が融合した空間設計。大きなテーブルにはプロジェクションマッピングの映像が映し出され、訪れた人々の目と心を楽しませてくれます。おしゃれで賑やかな雰囲気ながら、スタッフによる細やかなホスピタリティも高評価で、誰もが居心地良く過ごせるのが特徴です。
佐藤堂は普段着でも特別な日でも楽しめる上質なスイーツ体験と、札幌発祥のシメパフェ文化の最前線を感じさせる、新たなランドマークです。

ピスタチオを中心に、北海道産乳や旬のフルーツ、和洋折衷の素材を活かしたパフェやケーキは独創的。
2階・3階の「パフェ佐藤」イートインスペースでは目の前でパフェを仕上げる様子が楽しめ、カウンターには選び抜かれたコーヒーカップやお酒がディスプレイのように美しく並びます。VIPルームでは個室利用も可能で、季節や時間帯に合わせて多彩な過ごし方ができます。
- 佐藤堂 本店
- スイーツ・洋菓子
- 北海道札幌市中央区南1条西2-1-2 木NINARUビル 1F
- 月・火・水・木・日13:00 – 00:00L.O. 23:30金・土13:00 – 01:00L.O. 00:30
- なし
- 1000円〜1999円
武橋洞プゴグッチッ
武橋洞プゴグッチッは、ソウル市庁近く・茶洞に1968年創業した干し鱈スープ「プゴクッ」専門の老舗食堂です。
朝7時から営業し、朝ご飯として地元住民からビジネスマン、観光客まで幅広く愛され、ランチ時は近隣会社員の行列が絶えません。
店内はシンプルで清潔感があり、一人でも落ち着いて食事できる心配りが感じられます。テーブルにはキムチやニラなどのおかずが並び、無料で楽しめるのも嬉しいポイント。創業以来「選択と集中」を貫き、温かな家庭料理の味と質にこだわり続けた伝統は今も守られています。

韓国の二日酔い対策料理として知られるプゴクッは、毎日新鮮な干しスケトウダラと米、豆腐、卵、ネギを12時間じっくり煮込んで仕立てる白濁スープで、優しい味わいと高い栄養価が特徴。メニューは潔くプゴクッ一品のみ。席につくと注文不要で人数分のスープが運ばれ、エビ塩辛で好みの塩加減に調整できます。
ソウルの中心で半世紀以上、滋味溢れるプゴクッを求めて連日賑わう武橋洞プゴグッチッは、韓国の“朝の名物食堂”として歴史と人情を感じる場。冬の寒い朝にも、旅の途中にも、ほっと心が暖まる家庭的な雰囲気と一杯のスープが心身に染み渡る特別な一軒ですです。
- 武橋洞プゴグッチッ
- 韓国料理
- ソウル特別市 中区 乙支路1キル 38
- 月~金曜7:00~20:00(ラストオーダー19:30)、土・日曜7:00~15:00(ラストオーダー14:30) ※完売次第閉店
- 旧正月・秋夕(チュソク)の連休、夏季休業
- 不明
#2 食べたくてしょうがない生姜ラーメン

松重が食べたくて”しょうが”なくなるという、北海道の生姜ラーメンの店を訪れる美食家コンビ。
おいしいスープを堪能するが、ふたりがこの味を楽しめるのはこの日が最後かもしれず…。
生姜ラーメン みづの

旭川の「ラーメンみづの」は、1967年創業の老舗であり、地元民に長く親しまれてきた名店です。
店内に入れば壁一面に色紙が並び、中央には煙突ストーブが設置されており、レトロで温もりある空間が広がります。
席数は26ほどとコンパクトで、カウンター席のほかテーブル席もあり、地元の人々や観光客で連日賑わっています。
厨房ではご夫婦が忙しくラーメンを作り、店内には昭和の風情と温かい人情が感じられます。

みづの最大の特徴は、なんといっても「生姜ラーメン」。醤油ベースのスープにフレッシュな生姜が加わり、ふわりとした香りとやさしい清涼感がクセになる一杯です。昭和の時代からの人気メニューで、創業者が生姜好きだったことから誕生したというエピソードもほっこりします。
手書き風のメニュー表も心温まる雰囲気で、ラーメンの価格はリーズナブル。生姜ラーメンは醤油味のみですが、味噌や塩も含むバリエーションも用意されています。
スープは旭川ラーメンらしく動物系、魚介系が合わさり、特に生姜が爽やかな余韻を残します。暑い日も寒い日も、身体の芯から温まる「みづの」のラーメンは、旭川の街の歴史とともに今も愛され続けています。
#3 民間人統制ラインの向こう側の深いチャンダンコンの味

北朝鮮からほど近い民間人統制区域内にある長湍豆村(チャンダンコンマウル)にやってきた二人は、思わず取り合いになるほどおいしい、味わい深い料理に舌鼓を打つ。
長湍豆村レストラン(통일촌장단콩마을)
この店はDMZ(非武装地帯)にほど近い통일촌の一角にあり、訪れるには身分証明書の携行と検問の通過が必要です。
つまり、ただの「食事処」ではなく、安全保障や歴史の背景を感じさせる特別な空間 — 豆と土地、そして韓国の分断の歴史が交錯する場所にあります。
都会の喧騒から離れた“のどかで落ち着いた田舎の食堂”。木造建築や素朴な内装、座敷スタイルの席などで、ゆったりと豆料理を楽しめます。
自分たちで豆腐や発酵食品を味わうことで、韓国の“スローフード”文化や農村の暮らしを体感できるのも魅力です。

長湍豆を使った豆腐料理を中心に、定番の「長湍豆定食」、豆腐鍋(豆腐전골/dubu jeongol)、韓国式味噌汁(テンジャンチゲ)、そして夏季限定の冷たい豆乳麺「長湍콩국수(콩국수)」など、豊富なメニューを提供しています。
また、豆腐と茹でた豚肉を合わせたポサム、手作り豆腐キムチなどの家庭的な韓国料理もあり、豆の素朴さと田舎らしい手作り感を大切にしています。
濃厚な風味の豆から生まれる豆腐やスンドゥブ、豆乳麺などを味わいながら、DMZ近くの静かな村で、ゆったりとした時間を過ごす――そんな特別な体験を提供してくれます。
- 長湍豆村レストラン(통일촌장단콩마을)
- 豆料理
- 64 Tongilchon-gil, Gunnae-myeon, Paju-si, Gyeonggi-do, 韓国
- 11時00分~16時30分
- 無休
- 不明
#4 最強力士のちゃんこ鍋

伝説の横綱の家族が経営する旭川のちゃんこ鍋専門店で、山盛りの具材が入ったちゃんこ鍋を食す松重とシギョン。
松重も初めて味わうという濃厚なうまみを心ゆくまで堪能する。
北の富士本店 櫻屋
旭川の「北の富士本店櫻屋」は、創業から80年以上愛される老舗ちゃんこ鍋専門店で、初代が培った出汁を三代目店主が受け継ぎ、相撲部屋のまかないのような力士鍋を、町の人の日常のごちそうとして提供し続けてきました。
第52代横綱・北の富士勝昭の甥にあたる三代目が暖簾を守る店としても知られ、旭川で「ちゃんこといえば北の富士」と言われるほど、冬の定番からハレの日の会食まで幅広いシーンで親しまれています。
席数は100席以上とゆとりがあり、大小さまざまな個室を備えているため、会社の宴会や親族の集まりなど、かしこまった席にも選ばれています。一方でランチタイムには、名物スープを気軽に味わえる麺類や定食も人気で、地元客が日常使いする食堂的な表情も併せ持っています。

じっくりと時間をかけて仕上げる鶏ガラベースのスープは、創業当時から配合を大きく変えずに継ぎ足しながら守られてきた看板の味で、肉や海鮮、野菜の旨みが重なっていくほどに奥行きが増すのが魅力です。
ちゃんこ鍋は具材のバリエーションが豊富で、海鮮たっぷりの鍋から肉中心の力強い一杯まで揃い、シメにはきしめんや雑炊など、スープを最後の一滴まで楽しめる組み立てになっています。
ちゃんこ鍋の持ち帰りや年末用の「お取り寄せちゃんこ」も展開しており、遠方からも「北の富士の味」を楽しみに注文が集まるなど、旭川の冬の風物詩として地域に根付いた存在になっています。
- 北の富士本店櫻屋
- ちゃんこ料理
- 北海道旭川市一条通3
- 11:00 – 14:30L.O. 14:0016:30 – 21:00L.O. 20:00
- 月曜日
- 4000円〜4999円
#5 国宝級の韓国料理

神仙炉(シンソルロ)、ユクジョン、プルコギ、そば粉の冷麺。
シギョンの案内で高級レストランを訪れた松重は、最高級の食材を使った珠玉の韓国料理の数々に感嘆する。
西嶺 本店
ソウル・南大門エリアに店を構える平壌冷麺の人気店「西嶺本店(ソリョン本店)」は、地元客と旅行者の双方から熱い支持を集める一軒です。 伝統を感じさせながらも洗練された一杯を求めて、開店直後から客足が途絶えません。
西嶺本店は南大門市場近くで長年愛されてきた冷麺専門店で、平壌スタイルの澄んだスープと手打ち麺にこだわってきたことで知られます。 市場の古い店並みの中でも「老舗」として語られる存在で、世代を超えて通う常連も多い店です。

看板メニューは、きりっと冷えた牛骨ベースのスープに、そば粉を主体としたコシのある麺を合わせた平壌冷麺です。 控えめな塩味とじんわり広がる旨味、香り高い麺の風味が重なり合い、最初の一口から最後の一滴まで飽きずに楽しめる一杯に仕上がっています。
澄んだスープ、深いコク、凛とした麺――そのバランスのよさは、ミシュランガイド・ソウル2025に選ばれたことからも評価の高さがうかがえます。 南大門の活気と、器の中の静かな美味しさ、そのコントラストを一度に味わえるのが西嶺本店のいちばんの魅力と言えるでしょう。
- 西嶺本店
- 韓国宮廷料理
- ソウル特別市 中区 素月路 10 , モール 1F
- 11:00~21:00(ブレイクタイムなし、ラストオーダー20:30)
- 旧正月・秋夕(チュソク)の当日
- 不明
#6 プサンのタクシー運転手のおいしい店

釜山のタクシー運転手に教えてもらった、穴場スポットを訪れる二人。
焼いてよし煮てよしのタチウオ料理にシギョンの箸も止まらない。
太刀魚会館 (ガルチフェグァン・갈치회관)

こちらは釜山・チャガルチ市場などで人気の海鮮料理のひとつ「カルチ(太刀魚)」を楽しむ文化の中心にあり、釣具屋さんが経営する食堂です。
釜山は韓国有数の港町で、海から上がったばかりの新鮮な魚介が日々市場に並ぶ活気ある街。中でも「カルチ(갈치)」=太刀魚は釜山の海鮮文化を語る上で外せない食材で、地元の人々も観光客も熱狂する代表的なグルメのひとつです。
店内は、活気あふれる港町ならではの空気が流れるカジュアルな雰囲気。活き締めされた魚が並ぶガラスの水槽や、威勢の良いスタッフのやり取り、刺身を目の前で切り分ける光景が見られ、食事前から高揚感が広がります。地元釜山の人々はもちろん、刺身文化を求める日本人客なども多く訪れ、活気と交流が交錯する場となっています。
市場の喧噪と相まって、肩肘張らずに釜山の“リアルな味”を体感できるのが魅力です。

太刀魚会館(갈치회관)は、チャガルチ市場周辺や太刀魚文化の根付く釜山各地に点在する海鮮食堂で、観光ガイドや現地ブログ、口コミなどでも「老舗のカルチ専門店」「地元客にも人気の刺身&太刀魚料理店」として言及されることが多いです。
太刀魚は鮮度が落ちやすいため刺身で食べられる地域は限られますが、釜山では獲れたての柔らかい身を薄造りにした太刀魚刺身(カルチフェ)が名物料理として愛されています。獲れたての太刀魚は旨味がぎゅっと詰まり、皮の食感と身の甘みが絶妙な味わいです。
刺身をはじめとして、太刀魚の焼き物、煮付け、唐辛子ベースの煮込み(갈치조림)など、多彩な調理法で太刀魚を楽しめるのが特徴。新鮮な魚の味をシンプルに味わう刺身は、とりわけ釜山ならではの体験として評判です。
太刀魚会館での体験は、海の恵みを存分に味わうだけでなく、釜山ならではの食文化を肌で感じる時間。鮮度抜群のカルチ刺身を頬張りながら、港の潮風と活気に包まれるひとときは、釜山旅行の忘れられない味の記憶になるでしょう。
- 太刀魚会館 (ガルチフェグァン갈치회관)
- 太刀魚料理
- 356−1 Samnak-dong, Sasang-gu, Busan, 韓国
- 9時00分~21時00分
- 日曜日
- 3000ウォン
#7 深くて濃厚なカムジャタンの世界

今日のカムジャタンはシギョンをうならせるほどの絶品。
松重と鍋をつつき、濃厚スープで煮込んだ肉と野菜を堪能。そして最後は、残ったスープで味を付けたチャーハンでシメる。
ジェスドンカムジャタン(재수돈감자탕 왕십리점)

店の雰囲気は飾らない活気系カジュアル食堂。家族連れ、友人グループ、ひとり客まで受け止める懐の深さで、夕方には順番待ちの小さな列ができることも。シンプルで清潔な店内に、鍋の香りと笑い声がブレンドされ、初めてでも常連の一員になったような錯覚をくれます。
トレンドの風を受けても味の軸はぶれない実力派。観光の合間でも、近所の夜でも、“濃くて旨い一杯”を探すなら迷わずここ。

看板メニューはもちろんカムジャタン(豚背骨とじゃがいもの鍋)。骨つき肉はほろりとほどけ、エゴマ粉とウゴジ(白菜の外葉)がたっぷり泳ぐ濃厚スープは、滋味と満腹を同時に押し寄せさせる「旨さの波」。
ピリ辛のピョヘジャンクッ(骨付き解腸スープ)やヘビー級のオルクン国밥(激辛クッパ)も人気で、寒い季節には湯気のドラゴンが店内に立ちのぼります。テイクアウトのコスパの良さにも定評があり、ランチや仕事終わりにさっと寄れる気軽さが魅力です。
- ラーメンライズニジ
- 韓国鍋料理
- 韓国 Seoul, Seongdong-gu, Wangsimni-ro 21-gil, 13 1층
- 10時00分~22時00分
- 無休
- ₩10,000~20,000
































