はじめに
本年度は年末に執筆時間ができたので、年内にアワードを発表いたします。(毎年恒例で年明け最初の記事でした)
2020年に比べると、コロナも少し落ち着いて街が騒がしくなったという感じですね。
今年も年間食べ歩いた中でも「美味しかったお店」10店舗をご紹介したいと思います。
この記事内での掲載順は、順位では無く日付の掲載が早かった記事からとしています。
アワード受賞店
東京 世田谷 オーボンヴュータン 尾山台店
東京の世田谷にあるフランス菓子お店です。
フランス菓子の第一人者の河田勝彦さんのお店で、こちらのお店で修業された人が多いことでも有名です。
洋菓子のジャンルが弱いので、勉強のために「どこか良いお店はないか?」と友人に聞いて、オススメされたお店です。
1つ1つのクオリティの高さ、奥行きに驚かされたのを覚えています。
店内の雰囲気含めて「こういうお店が似合う人になりたい」と思わせてくれました。
東京 八王子 蕎麦 坐忘
東京の八王子市街にあるお蕎麦屋さんです。
街のお蕎麦屋さんなのですが、コース料理も絶品で毎回楽しみにしています。
美味しいお蕎麦屋さんの見つけ方は蕎麦の美味しさだけでなく、「料理そのもの」だと実感させてくれました。
自宅から比較的遠くないので、既に数回お邪魔させて頂いています。
三重 的矢 いかだ荘 山上
三重県の志摩にある的矢湾を一望できる山の上に立つ宿泊施設です。
お店は宿泊施設内ですが、食事だけの利用も可能です。
コロナが一旦落ち着いた4月に、紀伊半島周遊旅行に行った際の夕飯でお邪魔させて頂きました。
全国的にも有名な「的矢牡蠣」のコースを頂いたのですが、牡蠣の美味しさとボリュームは圧倒的でした。
的矢湾に沈む夕日を見ながらの牡蠣のコースは至福の時間でした。
三重 桑名 日の出
三重の桑名市街にある老舗の蛤割烹のお店です。
プロ野球選手など多くの著名人も訪れる名店です。
こちらも紀伊半島周遊旅行の最後の食事として、お邪魔させて頂きました。
1ヶ月前から予約の電話を入れるも「仮予約(キャンセルが無ければ無効)」という状態で、旅行出発の3日ほど前にキャンセルが出て、本予約が取れ運の良い食事となりました。
女将のいろいろな話を聞きながら、料理を頂く中で「食事の楽しさ」や「大人の社交場」という新しい感覚を得ることができました。
東京 神保町 てんぷらと和食 山の上
東京の神田にある名門ホテル「山の上ホテル」内にある天麩羅と和食のお店です。
数多くの天麩羅職人が修業したということでも有名なお店です。
本格的な天麩羅屋さんがはじめてだったのですが、素材の温度の違いによる、食感、味に驚いたのが記憶に残りました。
蕎麦屋さんなどでも天ぷらを食べることはありますが、専門的な天ぷらのスゴさは格別でした。
石川 七尾 幸寿し 本店
石川県七尾市の市街にあるお寿司屋さんです。
夏に北陸旅行に行った際に和倉温泉に宿泊した際、比較的近かったのでお邪魔しましたが、正直言って行くまでの期待度はありませんでした。
理由としては昼、夜ともに4000円以下で10貫ほどのおまかせコースを食べられてしまうから「人気の町のお寿司屋さん」くらいでした。
実際、食べはじめると驚きの連続。圧倒的な美味しさ、ネタのセレクト、真剣な調理姿勢には感動しました。
季節が変わった際には、またお邪魔したいと思っています。(冬の北陸料理は明日にでも行きたいです)
栃木 日光 日光金谷ホテル メインダイニングルーム
栃木県日光市の東照宮近くにあり、日本を代表する名門ホテルのメインダイニングです。
憧れもあった「日光金谷ホテル」さんで初めての食事でした。
メインダイニングの雰囲気はもちろん、美味しさだけではない、料理の彩りや見た目のセンスは抜群でした。
料理の質、雰囲気はやはり別格と感じさせてくれました。
東京 千住大橋 千寿 竹やぶ
東京足立区の千住大橋にあるお蕎麦屋さんです。
蕎麦がき、粗挽き、天ぷら、十割そば、田舎そば、塩プリンと堪能させて頂きました。
平日限定のコース料理を頂いたのですが、蕎麦の満足度が素晴らしかったです。
蕎麦好きには目から鱗のような内容で、蕎麦の食べ比べも面白かったです。
東京 銀座 カフェ・ド・ランブル
東京銀座の新橋寄りにある珈琲専門店です。
1948年の創業以来、多くの珈琲ファンを魅了してきたお店です。
珈琲へのこだわりや味はもちろんですが、提供されるメニューのネーミングセンスも好きでした。
店内の雰囲気、カウンターから見る珈琲を淹れている様を見ていると、喫茶店というよりもBARに近い感じです。
珈琲はもちろん美味しいのですが、「カフェ・ア・ラ・グラス」というコーヒー・リキュールをのせたアイスも絶品です。
茨城 常陸太田市 慈久庵
茨城県北部の奥久慈県立自然公園にあるお蕎麦屋さんです。
3時間並んでも食べられないというくらい人気のお店だそうで、近くの観光スポット「竜神大吊橋」に行った際に、本当にたまたまお邪魔することができました。
案内、調理、片付けと、全てのことを店主お一人でやられているので待ちますが、その時間も含めて良かったです。
お店全部のことを含めて非日常的というか、雰囲気なのだと感じさせてくれました。
お蕎麦の美味しさはもちろんですが、温かいお蕎麦も絶品でした。(普段はあまり食べないので余計に感じました)
特別賞
10軒紹介させて頂きましたが、やはり心残りなので特別賞として5軒のお店をご紹介させて頂きます。
東京 大森 布恒更科
東京の大森海岸駅近くにあるお蕎麦屋さんです。
オーボンヴュータンさんと同じ日に夕食として、お邪魔させて頂きました。
年初から夏場まで、都内の名門蕎麦屋さんを巡っている時に知ったお店です。
お蕎麦が美味しいのはもちろんですが、昔からあるような雰囲気にハートを掴まれたお店でした。
石川 金沢 おでん 黒百合
JR金沢駅の駅ナカにあるおでん屋さんです。
「金沢おでん」を一度は食べてみたいと思い、北陸旅行の際にお邪魔させて頂きました。
事前に予約したのですが、直前になって「駅ナカ」にあるお店だと知り、正直、全く期待していませんでした。
来店客は「駅ナカ」にも関わらず、観光客だけでなく地元の方も楽しむ歴史あるお店だということを後々知りました。
今年行った飲み屋さんの中では、抜群の美味しさと楽しさがありました。
東京 茗荷谷 中国料理 豊栄
東京の茗荷谷の住宅街にある中華料理屋さんです。
近所で仕事をする機会があり、お邪魔させて頂きました。
予約すれば仕事の都合で行けないなど、とことん嫌われ続けること7回。
食べ歩き歴の中でも、やっとの思いでお邪魔することが出来たので記憶に残ったお店ですwww
本格的な中華料理は、お手頃ですが内容は満足そのもので、「孤独のグルメ」で五郎さんも訪れている名店です。
東京 銀座 十一房珈琲店
東京銀座の有楽町駅近くにある珈琲専門店です。
2021年は多くの喫茶店に通った中でも、非常に印象的だったお店です。
珈琲一杯の旨味、満足度は圧倒的なインパクトがありました。
お店の雰囲気が大好きで、ワタシの中では「The喫茶店」というのが好みでした。
東京 青梅 Ramen FeeL
東京の青梅市外にあるラーメン屋さんです。
食べログのタイムラインで非常に高評価だったのでお邪魔させて頂きました。
2021年2月オープンにも関わらず、連日の大盛況。ファストパスなる予約券まで発行しているのですから、すごいお店です。
多くの人が訪れるのは神奈川湯河原町の超有名店「飯田商店」の一番弟子が独立したとあって、話題的にも申し分ありません。
料理は非常に繊細でラーメンの枠にとらわれない感じに凄みを感じさせてくれました。
あとがき
2021年を振り返ると、コロナ渦ではあったものの、1人で仕事がてらお店にお邪魔することが多く、なかなか寂しい食事が多かったことを記憶しています。
仕事を兼ねた旅行では、紀伊半島や北陸、那須など、食にテーマ性を持って行けたのが非常に良かったです。
2020年はついに食べ歩き1000軒目(2021年12月現在で922軒)達成に近づき、新たな展開を模索しております。
来年もうまいものを食べ尽くすぞ!
このブログでの各店舗さんの評価は、ワタシの独断と偏見に満ちていますので、あくまで個人のランキングに影響されることなく、できれば皆様の舌と目でこれからも食を楽しんで頂ければと思います。
このブログサイトは皆様の閲覧によって支えられていることを本当に感謝しております。
2022年も「うまいもの大好き」を宜しくお願い致します。