柴崎亭(2023年5月10日〜15日)
東京の調布市にあり、「天才」と評される石郷岡三郎店主が牽引し、魚介系のラーメンを得意とする柴崎亭さんをご紹介します。
出店期間中は、柴崎亭で修行さて、群馬の高崎にラーメン屋「鳴神食堂」を営む中島淳二さんが麺を担当しました。
貝出汁塩そば
青白い器に、ほぼ透明なスープ。キレイに整列した麺と、デザインされた見た目はかなりいい感じです。
見たこともないような、その見た目に、正直度肝を抜かれた思いで、今まで見た煮干し系などのキレイさとも違いました。
料理が運ばれて来ると、スタッフから「牡蠣味噌玉をじょじょに解きながら、食べてください」との説明です。
唯一の具材である、すり身揚げも、専門店が作ったのかと思うくらいにクオリティが高いです。
味噌を溶かす前との違いがあるため、スープの解説を。
ラーメン・スープは、蜆、浅利、蛤、牡蠣に昆布を合わせた出汁に、塩と日本酒のみで味付けしたという実にシンプルで海を体現したようなものです。
香りや味は「和」そのものであり、高級な割烹の一部かと思うくらに、澄んだ見た目と味に、やられてしまいました。
麺はキレイに整列した状態で提供され、正直、手を付けるなが憚れるくらい、見た目の美しさがあります。
太さは、中太から細めくらいで、麺の表面には胚芽のような星を見ることができます。
麺は鳴神食堂謹製の麺で、北海道産「春よ恋」を中心に国産小麦のみを100%使用つかっているためか、麺だけでも十分な美味しさがあります。
味噌を解く前のラーメンスープが相当美味しかったので、正直解きたくなかったのですが、物は試しと崖から落ちるつもりで・・・。
先程までの上品さが180度消えるのかと思いきや、しっかりとベースに残りつつも、牡蠣味噌の風味がプラスされ、濃厚だけれども上品なスープへとちゃんと昇華されています。
柴崎亭の焼豚丼
ご飯のうえに焼豚、味噌ダレに、葱と山葵がのせてあります。
味噌ダレはかなり濃厚で、しっかりとした味付けが付いているので、最初ガツンとくる味に少しやられましたが、ゆっくり食べると、ご飯、焼豚との相性が良いです。
焼豚は、ローストビーフのような感じに薄く切られ、何枚もが折り重なっています。味付けはないものの、つかっている部位、肉自体の美味しさが伝わってきます。
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店舗情報
【柴崎亭(2023年5月10日〜15日)】東京調布市で「天才」と称される人気ラーメン店地図
店舗詳細
- 住所
- 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン 2F
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 不定休(営業スケジュールは、HPのキッチンスケジュールにてご確認ください)