二代目 南州ラーメン(2023年9月15日〜20日)
1980年創業で、鹿児島指宿で長年愛され続けてきた豚骨の名店「南州ラーメン」。店主の高齢化により今夏に後を受け継いだのが神奈川の名店「中村麺三郎商店」の中村健太郎店主(実の息子)率いる、鹿児島指宿の「二代目南州ラーメン」さんです。
餃子
ラーメンWalkerキッチンのライブキッチンでは、なかなか餃子が食べられないのでつい注文してしまいました。
1人前は6個で、1つのサイズは一般的な餃子より小さい感じです。
表面はしっかりと焼かれ、焼き色はキレイに入っています。
皮は薄めで、餡はしっかりと詰まった感じなので、サイズ的な小ささを感じさせません。
黒豚を使っているのか、餡自体にかなり肉々しい味があり、そのままでも十分美味しいです。
ネギチャーシュー飯
チャーシューと葱を和えたご飯物です。
チャーシューの盛りが良く、食べごたえ十分でした。
和えた葱は酸味がある味付けで、ネギダレのような感じになっていました。
チャーシューは、多くの店舗では、ラーメンで使ったチャーシューの端肉を使うことが多いのですが、しっかりとお肉の真ん中を使っていました。
鹿児島豚骨チャーシューラーメン
豚骨好きにはたまらない見た目ですが、やはりキレイさがあり、品のある豚骨ラーメンという感じです。
ラーメンにのせられているのが、九条葱とキクラゲですが、長く細く切られていて、通常のキクラゲと食べた印象が全く違います。
キクラゲは辛味が付けられ、まるで珍味のようなこだわりで、これがスープに溶け込みつつ、歯ごたえのアクセントとしても面白かったです。
チャーシューは豚バラをつかっていて、お肉自体の旨味もさることながら、丁寧に調理されて大事に育ったチャーシューに感じました。
厚めに切られているので、口に含んだ時の幸福感を感じてしまいました。
ラーメンを含めどの料理でも、お肉の扱い方、調理が抜群に上手で、脂身と赤身も見事に表現されています。
麺は九州の豚骨ラーメンらしい中細のストレート麺です。
スープとの絡みというよりも、麺自体に美味しさがしっかりとあり、時間が経過しても溶け込まない表面の強さがあり、かなり好みな麺でした。
8時間丁寧に煮込まれた豚骨スープで、豚骨独特の臭みは残しつつも、甘さがしっかりと溶け出しています。
熊本ラーメンというと、黒麻油をつかい強烈なコクがありますが、玉葱油を使っているそうで、醤油の使い方もマイルドです。
本来の熊本ラーメンの香りを残しつつも、上品さと丁寧さをしっかりと感じられる一杯でした。
ラーメンWalkerキッチンの詳細
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店舗情報
【二代目 南州ラーメン(2023年11月15日〜11月20日)】鹿児島の名店の遺伝子を継ぐ神奈川の豚骨ラーメン店地図
店舗詳細
- 住所
- 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン 2F
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 不定休(営業スケジュールは、HPのキッチンスケジュールにてご確認ください)