東京の蕎麦
こんにちは。年間200食ほどを食べ歩く、グルメブロガーのうまいもの大好きです。
ご紹介するのは、東京で食べられるオススメのお蕎麦屋さん13選です。
今回は、東京郊外のお店や独自で高い評価を得ているお店を中心にご紹介いたします。
竹やぶ出身
現在の東京で、美味しいと言われる蕎麦屋さんの多くが、千葉県の柏にある「竹やぶ」での修行経験がある店主が多く、蕎麦好きの中には、ラーメン屋のように「竹やぶ系」と呼ぶこともあります。
「竹やぶ系」の蕎麦屋さんの特徴として、蕎麦が美味しいのはもちろん、一品料理までしっかりと丁寧に作り上げている印象があります。
千寿 竹やぶ
京成本線の千住大橋駅から徒歩3分ほどの日光街道「千住宮元町」交差点からすぐの場所にあります。
現在は二代目が料理を提供しているが、初代は「柏竹やぶ」と親戚筋ということもあり、手打ち蕎麦の技術を学んだそうです。
十割で打たれている蕎麦は、挽き方からこだわっていて、さまざまな種類の蕎麦を楽しむことができる実力派のお店です。
平日限定ですが、粗挽き、十割、田舎と3種類の蕎麦が楽しめるコースをオススメします。
吟八亭 やざ和
JR常磐線の亀有駅から徒歩7分ほどの交差点の近くにあります。
1階が麺打ち場と、満席時の待ち席、2階が店舗となっていて、店内は和の空間が広がり、落ち着きある雰囲気です。
自家製粉で手打ちされた蕎麦は、細めのながら、味、歯ごたえともに、満足度が非常に高いものになっています。
手打蕎麦 じゆうさん
目白通りを江古田から中井方面に向かう途中の「南長崎六丁目」交差点のすぐそばにあります。
ミシュランのビブグルマンや、食べログ百名店など、高い評価を得ているお店です。
提供される、お蕎麦は数種類あり、どのお蕎麦もレベルが非常に高いです。
一品料理は自家製のお豆腐など、豆腐料理を中心に提供されているのも、蕎麦屋さんでは珍しいです。
ミシュラン獲得店
江戸蕎麦ほそ川
JR総武線の両国駅から少し離れた場所にあります。
長年、ミシュランで星を獲得していることもあって、超人気店となっています。
蕎麦はせいろなどシンプルなものもありますが、牡蠣などをつかった蕎麦なども非常に人気があります。
一東菴
JR東北本線の東十条駅の南口から改札を出て坂を下り住宅街に入ってすぐの場所にあります。
町のお蕎麦屋さんではありますが、非常に雰囲気ある外観です。
一東菴で提供される蕎麦は、多くの品種を料理によって使い分けていて、蕎麦に対する情熱を感じさせてくれます。
中でも、3つの産地を楽しめる、「三産地味くらべ」は非常に満足度の高く、蕎麦を楽しむことができます。
蕎麦 流石本店
地下鉄の銀座駅、銀座一丁目駅、新富町駅、東銀座駅から徒歩5分ほどにあります。
雑居ビルの2階にあるので、少しわかりにくいのですが、店内は純和風な大人の空間になっています。
2018年には、ミシュランのビブグルマンを獲得するなど、評価は折り紙付きです。
たくさんのお酒が用意されていて、お蕎麦とともに楽しめるお店となっています。
手打ち蕎麦 成冨
もともと築地市場があった場所近くのビジネス街にあります。
かなり人気のあるお店で、ランチ時となると周辺のサラリーマンや蕎麦好きで1時間待ちほどの行列ができます。
店主は元編集者という異例の経歴ですが、蕎麦は前述した「江戸蕎麦ほそ川」さんで修行さています。
蕎麦が美味しいのはもちろんですが、天ぷらは名店「近藤」さんで修行されているので、蕎麦とともに楽しみたいものです。
手打蕎麦 松竹庵 ます川
東京メトロ丸の内線の淡路町駅から徒歩3分ほどの通り沿いにあります。
創業190年の老舗蕎麦屋さんですが、先代が病で倒れ一旦はお店を閉めることに。それを復活させたのが、元モーグル選手の経歴を持つ八代目店主です。
ます川さんで、ぜひともオススメしたいのがコース料理です。
蕎麦とともに、そばがきや天ぷらなどを楽しめることもあり、満足度が非常に高いコースとなっています。
手打ち蕎麦切り 匠
JR、地下鉄日比谷線、筑波イクスプレスなど各駅の秋葉原駅を降りて、総武線の高架下を浅草橋駅方面に歩き、飲み屋街が点在している少し暗めな裏通りにあります。
店主は神保町の名店「松翁」さんで、修行された経験をもっています。
蕎麦は、「ざる」と「田舎」の2種類があり、それぞれを楽しむことができる、合盛りもあります。
おざわ
つくばEXの浅草駅から徒歩2分ほどの路地裏にあります。
浅草といえば、洋食などのイメージがありますが、蕎麦好きには有名な人気店です。
蕎麦は細切り、粗挽き、太打ちの3種類を楽しむことができ、蕎麦の域を超えたような太めの蕎麦が大変人気です。
打心蕎庵
小田急線下北沢駅の南西口から茶沢通りを池尻方面に歩き、住宅街に入ったところにあります。
下北沢といえば、小劇場や古着屋さんが多く、にぎやかな町ですが、「喧騒から逃れた」という言葉がピッタリ当てはまるような、静かな雰囲気のお店です。
門を抜け店内に入ると、さらに静けさを増し、日本庭園を望める大きな窓が気持ちの良い空間を演出してくれています。
お店の雰囲気だけでも、行く価値はありますが、自家製粉の蕎麦粉をつかった蕎麦の味も見事です。
そばきり すず木
西武池袋線の保谷駅から徒歩8分ほどの住宅街にあります。
「えっこんな場所に蕎麦屋が!?」と思うほど、開店時間になるまで疑い続けたくらいの場所ですが、平日は20食ほどの蕎麦しか提供されないので、食べられること自体貴重なお店でもあります。
主人は蕎麦屋の前はガソリンスタンド経営と異業種出身です。
そんな異業種出身が打つ蕎麦は、食べログで何度も百名店に選ばれ名店と呼ばれるほどです。
蕎麦も絶品なら、コースで提供される料理も非常に美味しいのでオススメします。
本むら庵 荻窪本店
JR中央線の荻窪駅から西荻窪方面に戻る感じに線路沿いの住宅街を7〜8分行ったところにあります。
大きな駐車場、80席を構える大きな店舗は、都心に近い場所としては、非常に珍しいお蕎麦屋さんです。
創業は1924年と、2024年には100周年を迎える老舗のお蕎麦屋さんです。
「引き立て、打ち立て、茹でたて」の蕎麦の3たてだけでなく、自家製の石臼製粉にまで、こだわった蕎麦を提供されています。
さいごに
PART1、2と2記事に渡って、東京のお蕎麦屋さんをご紹介しましたが、これもほんの一部。もちろん、まだまだ行けていない美味しいと噂のお蕎麦屋さんもたくさんあります。
今後は、立ち食い蕎麦屋さんや、郊外のお蕎麦屋さんなども紹介できればと思っています。